ヒノトリの有頂天ブログ

B'zを中心に、たまにプロ野球、倉木麻衣についてつづります♪

【倉木麻衣】好きなアルバムランキング♪

10年来の倉木麻衣のファンである筆者が好きなアルバムトップ5を紹介していく。

 

第5位 君 想ふ ~春夏秋冬~/2018年

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Mai-K
  1. Light Up My Life
    PlayStation®4 / Nintendo Switch™用ソフトウェア『戦場のヴァルキュリア4』主題歌
  2. Be Proud ~we make new history
    日本ユニシス創立60周年記念ソング
  3. 花言葉
    三菱録画テレビ REAL 4K イメージソング
    京都市政CMソング
    日本テレビ系「バズリズム02」9月オープニングテーマ
  4. WE ARE HAPPY WOMEN
    HAPPY WOMANテーマソング
  5. Do it!
    名古屋ウィメンズマラソン2018 公式応援ソング
  6. 真っ赤な傘 ~京都の雨~
  7. 今宵は夢を見させて
    NHK総合テレビ アニメ『つくもがみ貸します』エンディングテーマ
  8. 渡月橋 ~君 想ふ~
    劇場版「名探偵コナン から紅の恋歌(ラブレター)」主題歌
    読売テレビ日本テレビ系全国ネット「名探偵コナン」エンディングテーマ

 

 倉木麻衣初のコンセプトアルバムである本作。「春夏秋冬」をモチーフに季節感を感じられる曲たちが並ぶ。収録曲は8曲と少ない分、1つ1つ曲のレベルが高く、1つのアルバムとしての完成度は高い。「渡月橋」のヒットがあって、にわかにつくられた感のアルバムではあるがが、決して埋め合わせの曲はない。おすすめは1、5、6。1は配信シングル。美しいフォルセットが聴け、隠れた名曲。5も配信シングル。サビの繰り返しがくせになり、ライブでは盛り上がりみせており、定番曲になりそう。6は、サビの歌詞には「とくりとくり」と独特表現がされており、耳から離れない。幽玄な曲の雰囲気と、独特の歌詞が相まってサブタイトルにも入る京都の情景が思い浮かぶ秀逸な曲。

 

第4位 FUTURE KISS/2010年

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Mai-K

1.FUTURE KISS

2.wana

3.Revive

読売テレビ日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送
名探偵コナン」オープニングテーマ

4.わたしの、しらない、わたし。 ~precious ver.~ KOSE「エスプリークプレシャス」CMソング
5.日本テレビ系「スッキリ!!」9月度テーマソング

6.SUMMER TIME GONE

読売テレビ日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送
名探偵コナン」オープニングテーマ
KOSE「エスプリークプレシャス」CMソング

7.I scream!

8.Drive me crazy日本テレビ系「HEROES シーズン3」テーマソング

9.I can do it nowNHK語学番組「リトル・チャロ2」主題歌

10.Beautiful ~comfortable ver.~

KOSE COSMEPORT「サロンスタイル」CMソング
日本テレビ系「スッキリ!!」6月度テーマソング

11.I promise

12.sound of rain

13.Tomorrow is the last Time

読売テレビ日本テレビ系全国ネット土曜よる6:00放送
名探偵コナン」エンディングテーマ

14.anywhere航空100年 イメージソング

  

 このアルバムが発売される前年に発表した「ALL MY BEST」のヒット後、はじめてのアルバム。同アルバムにも収録されている4、10が入るが、曲のアレンジがこのアルバムの雰囲気に合わせて大幅に変えれている。4については、当初倉木はこのバージョンをベストアルバムに入れたかったとしているくらい、素晴らしいアレンジに仕上がっている。おすすめ、1、12、13。1はこのアルバムのリード曲。touch Me!から続く、望月氏作曲による攻撃的なナンバー。この曲ではダンサブルな要素も加わり、よりノリが良くなっている。近年はライブではやらなくなってしまったのが残念。12は、ピアノ主体のバラード。切ない歌詞が倉木の声の魅力を引き出す。13は、流れるようなメロディーが特徴の楽曲で今でもライブでやることがある。初期の楽曲を彷彿とさせ、それらの負けるとも劣らないため往年のファンからも人気が高そう。

 

第3位 FAIRY TALE/2002年

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Mai-K

 

  1. Fairy tale ~my last teenage wish~    
  2. Feel fine !
  3. Ride on time
  4. key to my heart    
  5. Winter Bells
  6. Loving You…
  7. Can't forget your love
  8. Trip in the dream
  9. Not that kind a girl
  10. Like a star in the night
  11. 不思議の国
  12. fantasy

 長年、多くのファンから倉木の「最高傑作」との評価を受けるアルバム。このアルバムが評価される理由はタイトル通り、「おとぎの話」をコンセプトに一貫して、それに類する曲が並び、さらに各曲の完成度が高いことにある。「このアルバムを超えるアルバムは出せない」とも言われる。倉木自らがアレンジ等に積極的に関わるようになった「FUSE OF LOVE/2005年」以前のアルバムであることから、全盛期真っ只中の倉木を支える制作チームが総力を結集した渾身のアルバムであるといえるだろう。おすすめは、4、6、12。4は「ALL MY BEST」に収録したり、2009年の10周年記念ライブでも披露するほど人気が高く、その名声に見合った楽曲。6はリリース当時から非常に人気が高い楽曲で、昔ファンクラブで実施したアンケートで上位(1位だったかも?)にランクインした曲。恋焦がれながら、切なさが残る歌詞を見事に歌い上げている。12は、静かな楽曲で、幼少期田舎で過ごした人なら非常に共感ができる歌詞になっており、幼少期、友達と帰った帰り道を思い出せてくれる。

 

第2位 One life/2008年

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Mai-K

収録曲

1.One Life 

2.I Like it Like that

3.one for me

4.Born to be Free

5.白い雪 

6.Silent love~open my heart~ 

7.everything

8.Season of love 

9.secret roses

10.Wonderland

11.BE WITH U 

12.Over The Rainbow

 

 Bestアルバムを元旦にリリースするのが流行った時代に、倉木は元旦にオリジナルアルバムを投入。ヒットシングルのないこのアルバムはあえなく撃沈し、まさかの14位に終わった。だが、ヒットチャートとは裏腹にアルバムの完成度は高い。目を引くようなシングルや、耳障りのよいリード曲はないものの、アルバム全体で曲の雰囲気が統一されており、一貫性がある。おすすめは、1、9、10。1はアルバムタイトル曲で、R&Bテイストを醸し出すかっこいい楽曲。全米デビュー曲である「Baby I  like」を思い起こさせる。ぜひライブで聴きたいのだが、難しそう。9は、サビのフォルセットが心地よい。なかなか表に出ることのない楽曲であるため、もったいない。10は、タイトル的に先ほど紹介した「FARY TALE」に入ってそうだが、このアルバムの方が合う。ゆっくりとした曲調で、落ち着きを与えてくれる。

 

第1位 Smile/2017年

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Mai-K

 

  1. YESTERDAY LOVE
    アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ
  2. ミステリー ヒーロー
  3. 硝子の微笑
  4. OPEN LOVE
    ユーキャン「スピーク・マスター」CMソング
  5. SAWAGE☆LIFE
    アニメ「名探偵コナン」エンディングテーマ
  6. I Like It
  7. MY VICTORY
    日本ユニシス実業団バドミントン部 応援ソング!
  8. Serendipity
    JR西日本山陽新幹線全線開業40周年記念 関西ブランディングプロモーション「あしたセレンディピティ」 』CMテーマソング
  9. Make that change
  10. Tell me why
  11. My way
  12. きみへのうた
    JICA 青年海外協力隊CMソング

  そして、第1位はこのアルバム。タイトルの通り、聴いていると、自然と柔らかな笑顔になれるような楽曲が並ぶ。音楽的にも、1、9などこれまでにない挑戦的な楽曲が入り、新鮮。前半にこれまでのアルバムで中盤~後半に並べていたような曲をもってきており、後半にこのアルバムの中核をなす曲たちを並べ、アルバム全体を通して複数回聴いても飽きない曲順にしたことも評価ポイント。そのため、おすすめは後半3曲である、9、10、11。9は、倉木本人が「挑戦だった」と言うように、これまでになく、ロック調な曲へのチャレンジ。だが、倉木本来の声質を失わず、倉木流のロックとして昇華している。10は、曲ごとのランキングで3位に選んだ。詳しくはそちらの記事で紹介しているが、困った時は「泣いて笑って自分らしく生きようよ」と諭してくれる曲。11を初めて聴いたのはシンフォニックライブの映像作品をYouTubeで見た時だった。良い歌だと感じ、そのライブの映像作品を購入した。特に良いのは、「あなたが歩いてきた道は 決して無駄なことはないから」というサビの歌詞で、非常に励まされる。努力して成果のでなかった時はつい「努力は無駄だった」などと考えがちだが、この曲ではそんなことはないと教えてくれる。実際、努力して無駄になることはないし、その努力を今後に少しでも生かす場面がいつか来る。倉木の歌声と歌詞で、そう不思議と思わせてくれるのがこの曲だ。

 

 いかがだっただろうか。8月にリリースされるアルバムへの期待度が高まってきたこともあり、今回記事としてまとめることにした。もっともニューアルバムタイトルが過去最高にダサいため、楽曲にもそのダサさが波及しているのではないかという懸念もあるが。。。

 このブログに目が留まり、もし倉木麻衣のベストはあるけど、アルバムで何を聞いたら良いか分からないということであればこの5枚をレンタルしてほしい。きっとどれか1枚は満足できるはずだ。

 

【プロ野球】RF(レンジファクター)でみる守備力

   守備範囲を示す指標の一つ、RF(レンジファクター)。このRFは、守備機会を出場イニング数で割って9倍したものだ。これまでは選手の失策数に視点が行きがちだったが、今ではRFは選手の守備力を見るのに、最も重要な指標だといっていい。そこで、私が野球をみている、RFの数値を見つけることができる2000年以降に区切り、各ポジションの歴代最高RFをまとめた。おそらく、下記より高い数値を記録した選手がいる可能性があるが、そこはご容赦いただきたい。

 

キャッチャー ヤクルト・古田敦也 盗塁阻止率.630(2000年)

→捕手はRFがないので、盗塁阻止率とした。古田の最高は1993年の.644だ。通算でも.450を超え、驚異的な数字を叩き出している。

 

ファースト  ロッテ・福浦和也 RF10.59(2003年)

→清原や駒田も候補の一人だか、2000年代では福浦だ。

 

セカンド 広島・菊地涼介 RF6.21(2015年)

→昨年は、RFが山田に負け守備範囲に陰りが見られる。年齢的なものもあるだろうが、もう一度盛り返してほしい。

 

ショート ロッテ・小坂誠 RF5.31(2001年)

→小坂は、7年連続でRF5以上を記録。名手と言われた鳥谷でさえRF5以上を記録したのは一度だけ、宮本や坂本はRF5以上を記録したことはない。少々物足りなさを感じる小坂の打撃力だか、それを補ってあまりある守備力だと言えるだろう。

 

サード 中日・中村紀洋 RF2.81(2008年)

→豪快な打撃とは裏腹に高い守備力も評価される選手。サードでは、村田や今江、小谷野らが候補にあがるが中村が数値的には上のようだ。ショートからコンバートされた宮本も捨てがたいが、宮本をサードとして入れて良いものか疑問が残るため、サードを中心に守ってきた選手から選んだ。

 

ライト マリナーズイチロー RF2.53(2005年)

→レンジファクターもさることながら、捕殺数も多い。晩年はさすがのイチローと言えど、レンジファクターを落としたが、それ以外は安定したレンジファクターを残している。

 

センター ロッテ・岡田幸文 RF2.85(2013年)

→通算本塁打は0と、貧弱な打撃の一方で、圧倒的な守備範囲でファンを魅力した。特に2011年6月15日の対巨人戦では、3つの大ファインプレーでファンを沸かせた。

 

レフト 西武・秋山翔吾 RF2.92(2012年)

→今や球界を代表する選手の一人だか、2012年当時はフルシーズン出場前だった。秋山がフルシーズン出場できなかったのは、打撃が原因だった。そのため、当初から守備はよく、肩も強かった。30歳出迎えた昨シーズンはレンジファクターに若干の陰りが見られるものの、高い守備力は顕在だ。

※秋山の本職はセンターだか、ほかの二人との兼ね合いでレフトとした。

 

これらのメンバーを打順にしてみると、

1 イチロー

2 菊池

3 秋山

4 中村紀

5 福浦

6 古田

7 小坂 

8 岡田 

9 投手 

なかなか強いのではないだろか。7,8は少々貧弱だがそれを補ってあまりある守備力がある。

 

【倉木麻衣】おすすめ曲ランキング BEST30

 1999年にデビューし、今年20周年を迎えた倉木麻衣(Mai-k)。実は、倉木麻衣のコアなファンである筆者が好きな曲をランキング形式で綴る。

 

まずは、30~21位

30.Light up my life

29.Key to my heart

28.Reach for the sky

27.Kiss

26.無敵なハート

25.渡月橋 ~君想う~

24.This is your life

23.I sing a song for you

22.Tomorrow is the last time

21.Secret of my heart

 このうち、23位のI sing a song for youはアルバム「Fuse of love」収録。ピアノと歌だけの楽曲でMai-kの声の良さが際立つ。

I sing a song for you

I sing a song for you

 

 続いて、20~11位

20.Stay by my side

19.Growing of my heart

18.Feel fine!

17.happy days

16.YESTERDAY LOVE

15.One life

14.明日へ架ける橋

13.Catch

12.My way

11.Start in my life

 このうち、12位のMy wayはアルバム「Smile」収録。サビの「あなたが歩いてきた道は決して無駄なことはないから」の歌詞が、柔らかな楽曲の雰囲気と相まって、この上ない希望を与えてくれる。

My way

My way

 

 そして、いよいよトップ10。

10.DYNAMATE

DYNAMITE

DYNAMITE

 BESTアルバム「151A」収録。疾走感溢れる楽曲で、touch Me!を皮切りに、この系統の曲を出してきたがその集大成ともいえる。最後のサビ後の「ああ一度きりのマイライフ」はが非常に良いが、ライブではコーラスに歌わせている。ライブでもぜひ本人が歌ってほしい。

9.Trying to find my way

 

Simply Wonderful

Simply Wonderful

 

 

 シングル「Simply Wonderful」カップリング曲。柔らかな郷愁が漂う。冒頭「いつもと違い澄んだ風の匂い」からはじまり、希望を与えてくれる歌詞と、澄んだ歌声が聴く人を包み込んでくれる。

8.Love, day after tomorrow

Love, Day After Tomorrow

Love, Day After Tomorrow

 言わずと知れたデビュー曲。かつてはライブでは後半の声が衰えたタイミングでやることも多く、正直微妙だった。だが、近年はアレンジを加え、ライブ前半でやるなどする工夫を施し、本人の歌唱力向上と相まって聴きやすくなった。だが、やはりこの曲は、幾重にも重ねられた耳馴染みの良いサビが中心になっており、その良さを存分に感じられるのはCD音源だ。

7.Time after time ~花舞う街で~

 売上はそこまでではないものの、劇場版、名探偵コナン「迷宮の十字路」主題歌として有名。ファンからの人気も非常に高く、ライブでもことあるごとに組み込まれている。「風舞う花びらが水面を撫でるように」などこの曲の舞台となっている京都情緒溢れる歌詞が秀逸。加えて、曲調もMai-Kの良さを引き出しており、歌詞・曲・歌声とものバランスがとれた楽曲。

6.always

Always

Always

 ライブでは必ず最後に演奏される、Mai-Kとファンにとって最も重要な曲。サビの「損じゃない今からでも」「たとえそれがダメだとしてもね」などの歌詞が勇気を与えてくれ、とりあえず行動してみようという気持ちにさせてくれ、多くのファンの心を掴んで離さない。

5.FURTURE KISS


倉木麻衣 Mai Kuraki  Future kiss【HD】

 

 アルバム「FURTURE KISS」リード曲。攻撃的なナンバーでMai-Kのライブの幅を広げた曲の1つ。サビのメロディ、特に最後のサビは畳みかけるように構成されており、タイトル通り、未来への強い希望を感じさせてくれる。

4.PUZZLE


倉木麻衣「PUZZLE」 PV

 Mai-Kの復活を印象付けた曲で、ライブでは曲の威力を存分に発揮する。劇場版、名探偵コナン「漆黒の追跡者」主題歌。都内の大学に入学したころにリリースされた同楽曲は思い出深い。都内の景色とこの曲の雰囲気がマッチしつつ、受験に失敗し憂鬱な気持ちを「ぶっこわせ」してくれた。また、この曲には「ぶっこわせ」など、これまでMai-Kが使わなかった、荒っぽい言葉も使われており、リリース当時は衝撃を受けたのを記憶している。この曲を境に、Mai-Kの言葉の幅が広がったように思う。

3.


Tell Me Why - Mai Kuraki

 

 アルバム「Smile」収録。この曲は2017年リリースだが、かつてのMai-Kの楽曲の雰囲気を残している。この曲の魅力は、サビの「抱え込んで1人で悩むよりも 泣いて笑って自分らしく生きようよ」といった歌詞に、デビュー曲を彷彿とさせる、流れるようなメロディを載せたところだ。デビュー曲では歌詞の内容が「恋愛」だったが、この曲は、Mai-Kがここまでのキャリアで積み上げてきた「人生応援」。デビュー曲を、2017年時点に昇華させた楽曲だと思う。

2.冷たい海


倉木麻衣 「冷たい海」

シングル。全体的に暗い雰囲気だが、決して絶望の詩ではない。歌詞は、少年犯罪をモチーフにしたというだけあって、苦しんいる人に寄り添ってくれる。その上、サビの流れゆくメロディに訴え掛けるものがある。

 

そして第1位は

  1. touch Me! 


倉木麻衣 touch Me !

アルバム「touch Me!」のリード曲。これまでのMai-Kのイメージを打ち破った楽曲で、キャリア最大のターニングポイント。最初に聞いた時、「本当にMai-Kの曲?」と思ったほど、曲調も歌詞もこれまでになかった。特に歌詞は、自分自身について歌っており、この曲のプロモ―ションに至るまでほとんどテレビに出ず、ビーイングの虚像としてつくりあげられたため、一種その虚像を演じていた部分があったのかもしれない。その虚像と本当の自分との狭間で葛藤する様子が、歌詞として描かれており、ファンには非常に衝撃的だった。言葉を詰め込んではいるが、内容に迫るものがあり、窮屈さを感じさせないのもそれまでのMai-Kの歌詞とのギャップがあったからか。また、この曲が入ったオリジナルアルバムをリリースした際のツアーでは、冒頭をアカペラで歌っており、それまでの「声量がない倉木麻衣」のイメージを打ち破った。さらに、この曲から、「PUZZLE」「わたしの、しらない、わたし」といった攻撃的な曲をリリースし、ライブ後半で演奏。ライブスタイルそのものも変えた。リスナーを応援してくれる歌詞が多いMai-Kだが、そんな自分も自身の努力によって、自分自身の殻を破ったことを打ち立てたことを示す象徴的な楽曲であるといえるのではないか。

【B'z】LIVE-GYM BEST ACTとそれをセトリ風に並べてみた


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 これまで映像作品になっているB’zLIVE-GYM で、各曲ごとの個人的に一番良かった演奏・演出ををセトリ風に並べた。なんの意味があるかと聞かれると答えに窮するが、興味のある方にはこの公演の演奏の方がよかったなどの意見をいただけると嬉しい。

※なお、選考対象は複数回映像になっている曲

 

Bz LIVE-GYM Pleeasure2019

 

01.BAD COMMUNICATION(2008・GLORY DAYS)

02.Ultra soul(2008・GLORY DAYS)

 

B’zのLIVE-GYMにようこそ

 

03.さよなら傷だらけの日々よ(2017・ロッキン)

04.さまよえる蒼い弾丸(2011・C‘mon)

05.有頂天(2017・ロッキン)

06.裸足の女神(2018・HINOTORI)

07.今夜月の見える丘に(2001・juice)

08,TIME(2018・HINOTORI)

08.ねがい(2013・ENDRESS SUMMER)

09.さよならなんかが言わせない(2013・ENDRESS SUMMER)

10.Calling(1999・Brotherhood)

11.OCEAN(2008・GLORY DAYS)

12.イチブトゼンブ(2010・MAGIC)

13.DIVE(2018・DINOSAUR)

14.ギリギリchop(2013・ENDRESS SUMMER)

15.C’mon(2011・C’mon

 

センターステージ

16.Home(2012・Into Free)

17.月光(2018・HINOTORI)

18.Brotherhood(2018・HINOTORI)

 

メインステージ

19.ALONE(2018・HINOTORI)

20・21.LOVE PHANTOM+HINOTORI(2018・HINOTORI)

  1. Juice(2017・ロッキン)

23.BURN ~フメツノフェイス~(2015・EPIC NIGNT)

24.SUPER LOVE  SONG(2008・ACTION)

25.光芒(2018・HINOTORI)

 

アンコール

 

26.愛のままにわがままに(2003・IT’S SHOWTIME!!)

27.Still Alive(2017・ロッキン)

28.愛のバクダン(2005・CIRCLE OF ROCK)

29.Pleasure~人生の快楽~(2018・HINOTORI)

30.RUN(2018・HINOTORI)

 

筆者の好みも入れながら、有名曲はだいたい網羅した構成としている。全体的にHINOTORIとENDRESS SUMMERのアクトが非常に多くなったが、演奏面では後年の方がレベルアップしていると考えているので、ご容赦を。また、曲数が30曲と普通にやったら死ぬが、仮定の話なのでそちらもご容赦を。

 

ポイントは、最初のGLORY DAYSのバッコミ~ウルソ、そして、中盤のHINOTORIのALONE~LOVE PHANTOM・HINOTORIこの流れはやはり切り離せない。

 

特に迷ったのはRUN。HINOTORIかGLORYDAYSかIT’S SHOWTIME!!かどれも演出上の絡みもありいい。だが、やはり演奏面を考えるとHINOTORIのRUNの方が完成度は高い。

 

ちなみに有名曲で、この中に組みこんでないBEST ACTは、

・IT’S SHOWTIME!!(2012・Into Free)

・ミエナイチカラ(2018・HINOTORI)

・衝動(2012・Into Free)

BANZAI(2005・CIRCLE OF ROCK)

・ZERO(2011・C’mon

・BLOWIN‘(2008・GLORY DAYS)

・love me,I love you(2010・MAGIC)

 ・Liar!Liar!(2017・ロッキン)

といったところか。

【B'z】いまさらながらB’z LIVE-GYM Pleeasure2019 HINOTORIに行った感想


B'z / DVD & Blu-ray「HINOTORI」 TOUR FINAL DIGEST

 

いまさらだが、「B’z LIVE-GYM Pleeasure2019 HINOTORI」 の感想を綴る。後に発売された映像作品の本編が収録されている2018年9月22日の公演には私も参加した。同年の9月の福岡公演から稲葉氏の喉の調子がすこぶる悪いという前情報を聞いていたものの、いざ当日その状況を目の当たりにすると驚きを隠せなかった。

 

 映像作品では、多少修正されていたようだが、当日のねがい、イチブトゼンブ、リアルシング、Brotherhood、ギリギリはなかなか厳しいものがあった。特に、Brotherhoodでは、サビの高音が掠れ、私は感情移入ができなかった。今まで、B’zのライブでは味わったことのない感情だった。言うなれば、「何か恥ずかしい感じ」だ。曲の演奏自体が1番はギターと歌だけということもあって、気のせいかもしれないが、私の周りの席のファンからも失笑が漏れていたように思う。通常の歌声を聴かせられない本人が一番悔しかったと思う。

 

 後に、アルバム「NEW LOVE」発売時のインタビューでも稲葉氏が答えているように、調子が悪い時期、「思うようにならない自分にイライラしていた」のだという。同じインタビューで、松本氏は、こうした状況を見て、これまでの一度もライブを飛ばしたことのない稲葉氏、ひいては自分たちをたたえながらも「いろいろと思うところがあった」と述懐している。   

 このインタビューを読んだ時、昨年、ライブでBrotherhood聴いている時の感情が蘇ってきた。その時は上手く感情を表現できなかったが、今改めて考えると、「自分が時に好きなものが理想な形ではない時の喪失感」に似ているのだと思う。多くのB’zファンは邦楽では、B’zが一番であることもあり、周りも同じような空気に包まれたのではないだろうか。それもあの時に感じた喪失感は、これまでの稲葉氏の姿とあまりにかけ離れていたため、感情の揺れ動きが大きかった。経年の衰えによって、徐々に声が枯れていくのであればまだしも、当時は原因も分からず聴いていた私を含めたファンは「先の見えない喪失感」に苛まれたのではないだろうか。

 

 結局、稲葉氏の喉の不調の原因は、喘息、気管支炎だということが分かり、後のライブやレコーディング音源でも問題ないことが確認できた。だが、多くのファンには昨年のライブで見た稲葉氏の姿が焼き付いて離れないことだろう。そのため、仮に今後、稲葉氏の喉の調子が悪い姿を見ても、あの時感じたのと似た「喪失感」を感じることはもうないだろう。ただ、あの時と似てはいないが、少し異なる「喪失感」が続くと、いずれ「喪失」になってしまう。1ファンとしては、そうならないことをただただ祈るしかない。

 

 

【B'z】「NEW LOVE」感想「DINOSAURが繋いだ至高のHR」

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B'z NEW LOVE

  昨年のHINOTORIツアーからほとんど間を置かずに発表されたB’zのNEW ALBUM「NEW LOVE」。今回は、このアルバムのレビューを書いていく。

 

1.マイニューラブ ☆☆☆☆

 ツェッペリンぽいという声もあるように70年代のハードロックを感じさせる曲。過去の曲では多少「声明」に近い。1度聴いただけではサビが弱く、これまでのアルバム1曲目を考えると「イマイチかな」と思ったが、繰り返して聴くことで耳に馴染んできた。歌詞も新しい恋を探しに行く内容となっており、わくわくした気分になれる。

 

2.兵、走る ☆☆☆☆☆

 タイアップ付きで、ロック調のB’zらしい曲とあってこのアルバムの事実上のリード曲か。REDを進化させた形。この曲のみ、これまでのバリー、シェーンのタッグだが、非常に力強くて聴きやすい。これまでのB’zに一番近い曲であり、サビのメロディが秀逸。さらに、歌詞においてもラグビーを連想させながら多くの物事に当てはまる内容となっているため、感情移入しやすい。ただ、最後のサビ後にライブを意識して、「ヘイヘイヘイホ~」を重ねているがそこはいらなかったか。

 

3.WOLF ☆☆

 サビがキャッチ―で馴染みやすいが、ホーンを多用しており、私はあまり好きではない。このアルバムで唯一飛ばす曲。過去の曲でいうと、少し「ねがい」に近い。「俺は荒野」という歌詞は意味が分からない笑。

 

4.デウス ☆☆☆☆☆

 WOLFから間を置かずこの曲に入るため、最初WOLFのアウトロウかと思った。CMで流れる爽やかなサビとは裏腹に全体的にハードな曲。「DIVE」+「さよなら傷だらけの日々よ」といったところか。ハードな演奏に、爽やかサビの畳みかけがたまらない。ブライアンのドラムの良さも際立つ。

 

5.マジェスティック ☆☆☆☆

 このアルバム唯一のバラードだが、浮かない。それはこのアルバムにあったロック、ブルーステイストを感じさせるからか。タイトルは稲葉氏の造語で、「降ってきた」という。ストーリーがうまく組み立てられており、曲の世界に入っていける。

 

6.MR.ARMOUR ☆☆☆

 「HINOTORI」と同じ時期につくった曲。曲自体はHINOTORIと一線を画した、のりの良いハードロック。ここから、このアルバムの真骨頂を感じさせる曲たちが並ぶ。

 

7.Da La Da Da ☆☆☆

  こちらもツェッペリンを思わせる楽曲。間奏で、ツェッペリンカシミール風なパートもある。タイトルは歌詞にも入っている。

 

8.恋鴉 ☆☆☆

 ブルース調のロックナンバー。サビでは恋の「滓(かす)」と歌う。「かす」という、マイナスイメージの言葉がサビにあり、当初は違和感があった。だが、繰り返し聞いているとこの曲のサビが頭から離れなくなる。それはメロディもそうだが、歌詞の言葉のチョイスによるところが大きいのではないか。

 

9.Rain&Dream ☆☆☆

 エアロスミスジョー・ペリー参加の曲。TAKのギターから、ジョーのギターかは音色が全くことなるため、一度聞けばすぐ分かる。6分超にも及ぶブルージーな曲だが、自然体の演奏と歌い方を感じられる。過去の「雨だれぶるーす」のような堅苦しく、「大量破壊兵器」など社会問題を内包し、理想を追求する内容の歌詞ではなく、ありのままをやりたいように表現したと思わせる楽曲。

 

10.俺よカルマを生きろ ☆☆☆☆

 ハードロックと、TAK得意のサビメロがうまくマッチしている。加えて、歌詞も「カルマ」という地獄のような厳しい状況に置かれても前を向く様子が描かれており、耳に馴染みやすいサビとマッチしている。このアルバムの後半パートで一番好きな楽曲。

 

11.ゴールデンルーキー ☆☆

 タイトルだけみて期待していた曲だが少し期待外れか。ただ、ハードロックに変わりはなく、アルバム全体の中でも前の曲と次の曲をつなぐ。

 

12.SICK ☆☆☆

 アルバムを聴く前に、他の評論家の評判が一番よさげだったため、変に期待してしまった。「サビ」が頭から離れないとのことだったので、「HEAT」のような軽いロックを想像していたがいい意味で裏切られた。確かにサビは強いが、それ以外のパートも決して劣るわけではない。そこまでギターが強いわけではないが、バッキングもきちんと入っており、やはりHRを感じられる曲。

 

13.トワニワカク ☆☆☆☆

 漢字にすると、「永遠に若く」か。当初、稲葉氏の造語かと考えたが、単純な日本語だった。「Man of the Match」に近く、「トワニワカク」というフレーズを刷り込んでいくようなパートがある。サビの間に挟まれるギターがたまらない。歌詞自体は、加齢による衰えに抗いたいといった内容だが、加齢に限らず、厳しい状況に置かれても「アキラメナイ」を脳に刷り込んでくれる。

 

【総評】

NEW LOVE ☆☆☆☆☆

(ACTION<NEWLOVE<CIRCLE<DINOSAUR<MAGIC)

 

今作は過去にない、明るいハードロックアルバムだ。ELEVEのハードさを7th Bluesで中和したような感じか。TAK自身も「7thのころより、うまくできた」と語っている。さらに、彼の一番好きなアルバムが「ELEVEN」とあって、ELEVENにキャッチ―さを付加すれば、完成度が高いアルバムなったことは想像に難くない。

ただ、一周聴いた限りは、既存発表曲を除いた過去数作における「CHAMP」や「Black Coffee」「C’mon」のようなキャッチ―な曲がなく、その上、後半は同じような曲ばかりという印象だった。それが繰り返し聞いていくことで、その度ごとに演奏面、歌唱に新しい発見がある。そのため、これから非常に長く聴けるアルバムになりそうだ。

前作、DINOSAURでさらなる進化を見せたB’z。DINOSAURは、タイトルトラックやCHAMP、シングルといった非常に強力な曲が詰め込まれている一方で、「それでもやっぱり」「愛しき幽霊」「SKYROCKET」といった閑話休題的な曲たちも配置されている。それが今作には皆無だ。本人たちもアルバムの中でのバランスは重視しているだろうが、ここ何作かにあったそういった楽曲を排してまで、今やりたいハードロックを自然体で好きなように突き詰めた結果が今作なのでないか。歌唱においても、去年の不調もあってか肩ひじはらず、楽曲より出過ぎない、無理のない歌い方をしているように思える。

今や米国ではロックは流行っておらず、ヒットチャートの上位に上ることもない。だが、日本では31年経ったB‘zがゴリゴリのハードロックアルバムで、週間1位を獲得し、多くの人がHRを聴いている。それは彼らが進化続けてきたからなのだろう。

そういった意味では、EPIC DAYから、NEW LOVEをつなぐ、DINOSAURの存在は非常に大きい。B’zはDINOSAURで、曲間の間を楽しむ進化を遂げなければ、NEW LOVEでの音圧と、あるがままのHRは生まれなかったのではないか。そういった思いを巡らせると、早くて2年後になるであろう、次のアルバムでのB‘zの進化を楽しみに待たずにはいられない。

【B'z】勝手に決めたB'z2019ツアーセトリ&サマソニセトリ

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B'z

 

アルバム発売前ではあるが、考えてみた。
新メンバーになり、かつサマソニもあるので、ところどころに定番曲を日替わりで散りばめた。フェス用定番曲は入れざるを得ないだろう。
 
ツアー
 
1.マイニューラブ
2.ギリギリChop/juice
 
5.新曲/新曲
6.hole in my heart
7.新曲/新曲
8.WOLF
10.ARIGATO/MY LONLEY TOWN
13.愛のままにわがままに/イチブトゼンブ
14.新曲
15.有頂天
17.新曲
18.兵、走る
19.CHAMP
21.Still Alive
 
 
1.ギリギリchop
2.兵、走る
4.CHAMP
6.MY LONLEY TOWN
7.有頂天
8.イチブトゼンブ
9.ZERO
11.juice
12.Still Alive
 
といった感じになりました。
ツアーは少し新曲が多くなりそう。
ただ、曲を聞いてないのではめ込んだだけになっている。
サマソニの方はそこそこ当たりそう。。
 
 

【B'z】どこよりも早い? B’z 30周年ライブセトリ 予想

 会報でライブで聴きたい曲が発表されたことを受けて、今年開催されるであろう30周年ライブのセットリストを考えた。ランキング20位以内の曲と誌面に載っている曲を満遍なく散りばめた内容となっている。曲数、構成は2013年のエンサマを想定。ランキング1、2位の恋心、光芒はまずやるだろうということで考えている。

 

◎は必ずやるであろう曲 ○はやりそうな曲 △は願望の強い曲

 

1.LOVE PHANTOM

  1. 有頂天 ○

LIVE-GYMへようこそ-

3.イチブトゼンブ ◎

4.ZERO/BLOWIN’○

4.恋心 ◎

5.ALONE ○

6.STARDUST TRAIN/Crazy Rendezvous ○

7.Calling △

8.Wonderful Opportunity ○

9.裸足の女神 ◎

10.光芒 ◎

-小コーナーー

11.消えない虹 △

-再びメイン-

12.グローリーデイズ ○

13.ultra soul ◎

14.SUPER LOVE SONG △

15.OH! GIRL ○

16.BAD COMMUNICATION ◎

17.Pleasure2018 ◎

18.Brotherhood ◎

-Encore-

19.新曲

20.Stil Alive ◎

21.RUN ◎

以上、必ずやりそうな曲が多く、それで骨格が決まってしまう内容となったが、果たして実際はどうなるのだろうか。

LOVEPHANTOMを1曲目などあっと驚かせるようなオープングを期待したい。

【B'z】LIVE DINOSURのレポ ネタバレあり

1月13日、さいたまスーパーアリーナ 「B’z LIVE-GYM2017-2018 LIVE DINOSAUR」に参加した。簡単にそれぞれの曲の感想をまとめた。

 

以下ネタバレです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1.声明

 1曲目はDinosaurだと思っていたので、意表を突かれた。演奏に入ってからはあっさりとした始まり。稲葉氏が演説台で歌う演出のため、音を曇らせていたかと思ったがネットで調べると違ったようだ。昨年も1曲目で聴いたが今年の方が浸透し、盛り上がっていたように感じた。

2.CHAMP

 まさかの2曲目。稲葉氏の声が苦しいからか。もっと後半で来るとよんでいた。声明、CHAMPと一気にライブ後半のような盛り上がりを作った。

-ライブジムにようこそ-

3.孤独のRUNAWAY

 前回のYOU&Iからの流れを汲む、Mixtureシリーズ。多くの人が歓喜したことと思う。アウトロウのギターが良かった。

4.ハルカ

 ライブだとかなり良く、シングル曲かのように感じた。

5.ルーフトップ

 ロックをふんだんに感じさせるロックバラード。屋上ということで、少し演出があるかと思ったがなかった。

-MC-

6.FIREBALL

 まさかのFIREBALL.。当然、初めて聞く。演奏してサビ以外のノリが微妙で全盛期のシングルながら長い間やらなった理由が分かった気がしたが、最後のロングトーンなど見どころはあり、楽しめた。

7.MOTEL

 2012年のintofreeで初めて聞いてかなりよかったが、今回もよかったが、前回は武道館だったので、あまり大きい会場は似合わない曲かも。

8.赤い河

 唐突に始まった。イントロが長いので、始まった高揚感や歓声はなかったが、マニアにはたまらない選曲となった。歌詞、LEDの映像と相まってこの曲の良さを再認識する演奏となった。この曲と孤独のRUNAWAYが先般、会報であった「ライブで聴きたい曲」ランキングの1、2位、少なくともトップ5以内だったのだろう。

-MC-

9.SKYROCKET

 やると思っていた。歌詞にある「祭典の日」にふさわしく、賑やかなフックとなった。

10.それでもやっぱり

 2番以降、ギターが入るとことからが大会場での聴きどころ。ギターソロはやはりよかった。

11.愛しき幽霊

 やらない曲と思っていたがやった。メンバーが好きなのだろう。曲とは関係ないと言えど、ぬいぐるみを横においての歌唱で、謎だった。あまり、大きな会場で映えない曲だが、喉休めなどを考えると妥当な選曲、位置かもしれない。

12.弱い男

 好きな曲ではないが、メンバーは好きらしい。微妙なアルバムの4曲を立て続けにやり、中だるみ感があったが、これも歳相応なのかもしれない。

13.Purple Pink Orange

 前の曲をやったあたりで、もしかしてこの曲をやらない可能性があるかもしれないと疑ったが、杞憂に終わった。イントロをギターで弾いており、最高だった。この曲の肝であるアウトロウのギターは最初の部分が音が高く、聴きにくかったが、その後は流れるようで申し分なかった。

-MC-

14.イチブトゼンブ

 定番。ここまでライブジムにしてはDEEPな選曲だったので、ようやくライト層も楽しめる曲。やる前のMCでも本人たちもそれを認識しているようだった。ラストサビのギターをアレンジしており、良かった。

15.DIVE

 ZEROかDANGAN辺りの定番曲を予想していたし、DIVEは好きな曲なので、うれしかった。リフが始まった時、一瞬何の曲か分からず戸惑ったが、DIVEと分かって時の高揚感はこの日1番かもしれない。

16.Dinosasur

 ここでこの曲。安っぽい恐竜の風船にバボットがB’zらしいし、彼らが憧れていたハードロックバンドを彷彿とさせる。演奏中は完全なるHR/HMバンドの様相で、突き抜けており、かなりの満足感を得ることができた。最後、稲葉氏が叫び過ぎて、アウトロウが聞きにくかったのが残念。

17.kings of the street

 多くの人がギリギリ以外で、タオルを回すという行為に驚きを覚えただろう。最初のリフでTAKが客を煽り、始まる曲はなかなか。後半の盛り上がりパートの役割をしっかりと果たした。

18.フキアレナサイ

 今ツアーのハイライトだと思う。事前に新年のあいさつ動画でこの曲を演奏するであろうことは分かっていたが、ここまでライブ映えすとは。リフもかっこよく堪らない。紙吹雪が散る演出も日本的で、いい。配信はあったが、シングルカップリング曲をここでやる攻めの姿勢にも感服した

-MC-

19.Still Alive

 昨年同様のアレンジで演奏。やはりライブ向き。最後のMCとこの曲のテーマ「まだ終わりじゃない」がリンクしており、MCを挟んでこの曲をやったと思われる。

-アンコールー

20.ultra soul

 必ずやるしかなくなった曲。特記事項なし。

21.BANZAI

 バッコミかSUPER LOVE SONGを期待したが叶わず。しかし、ライブで無類の強さを発揮するBANZAIはやはり至高だった。

 

 【まとめ】

 今年は、Pleasureをやるであろうことから、ultra soul、イチブトゼンブ以外の良くやる曲を排除。そのため、アルバム曲中心(アルバム曲で、やらなかったのはQueen of the Nightだけ)、ほかもあまりやらないシングル(FIREBALL、MOTEL,DIVE、BANZAI)で固めた。特に後半4曲はアルバム曲だけで乗り切り、自信と矜持を感じられる力強いツアーとなった。

 なお、クリスマスまでは「いつかのメリークリスマス」をやっていたようだが特にライブ映えする曲でもないので、聴けなくても後悔はなかった。、

【B'z】 今日、北海道きたえーるからツアー開始!

さて、今日からツアー「B’z LIVE-GYM2017-2018 LIVE DINOSAUR」が始まるというのでセットリストを考えてみた。

願望も一部、入ってはいるが、当たるものもあると良いな程度。骨組みは前回のツアーの流れを踏襲している。

もっとも、秋口にファンクラブでライブで聴きたい曲のアンケートがあった。そのアンケートで1、2位だった曲は演奏するであろう。前回ツアーでも1位のYOU&I、2位のHEATを演奏した。アンケートの結果は次の会報で公表されるだろう。

 また、今回は来年、30周年ライブをやるであろうことから、それ用の曲(RUN,Pleasure,LOVE PHANTOM,BAD COMMUNICATION,ZERO,裸足の女神)は外した。

※◎は必ずやるであろう曲 ○はやりそうな曲 △は願望の強い曲

 

01.Dinosaur ◎

02.DIVE ○

ようこそ

03有頂天 ◎

  1. hole in my heart △

05.恋じゃなくなる日 ○

06.Queen of the night ◎

07.King of The Street ◎

08.それでもやっぱり ◎

09.ハルカ ◎

10.ルーフトップ ◎

11.ARIGATO △

  1. SKYROCKET ◎
  2. BLOWIN’ ○

14.イチブトゼンブ ◎

15.世界はあなたの色になる ○

16.声明 ◎

17.ALL-OUT ATTACK △

18.SUPER LOVE SONG ○

19.CHAMP ◎

MC

20.Puple Pink Orange ◎

Encore

21.ultra soul ◎

22.Still Alive ◎