ヒノトリの有頂天ブログ

B'zを中心に、たまにプロ野球、倉木麻衣についてつづります♪

【B'z】ファン歴20年超の筆者が推す神ライブ ベスト10

 

 2023年7月3日(月)放送のMBS / TBS「推しといつまでも」で、B’z名曲&神ライブ特集が放送されました。そこでは、2022年の「裸足の女神」の再演奏が1位でした。バックステージで歌う稲葉さんを追うカメラのピントがズレ、終始ズレたまま終了。アンコールで同曲をもう一度演奏したというもの。ツアー初日のSAGAアリーナでのファンへのアンケート結果だったらしいのですが、筆者はイマイチピンと来ず。笑

 確かに、突発的に曲を追加することはほぼないB'zにあって、この再演奏は特筆すべきものでした。しかし、配信ライブならまだしもリアルライブでバックステージを映す演出は、、、ライブバンドとしての臨場感に欠ける気がしました。

 そこで、筆者が演出、MCが絡んだライブの名シーンをセレクト。ランキング形式(1〜10位)でご紹介します。

※1曲につき1シーンとしています。

 

第10位 フラインステージでの「ultra soul

 

 まず、最初は最もライブで演奏されているこの曲。「B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME」でのワンシーンです。この年、B'z史上初のステージが動く、稼働ステージを導入。ここでは客席の上をステージごと移動しながら歌う様子が収録されています。ステージ移動は度肝を抜かれた演出でした。やはりこの曲は外せないと思い10位としました。

 

第9位 火柱&車落下の「BURN」

 

 続いては、ハードなリフが特徴のハードロックのこの曲。「B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-」

のシーンです。BURNというだけあって、サビの最後でBURNを連呼する箇所で、火柱が次々とあがります。そして、曲の終わりに叫ぶ、BURNの繰り返しの後に、ステージ左右に設置されていたレーシングカーが落下します。ヘビィなロックに大迫力の演出ということで、9位にランクイン。

 

 

第8位 円形ステージでの「Brotherhood」

 

 ファンに人気のこの曲は8位。「B'z LIVE-GYM 2006 “MONSTER'S GARAGE”」では、コンサート中盤で小さな円形ステージに移動。この年は特に周年ではなかったのですが、旧来のスタッフの入れ代わりがあったらしく、この曲やRUN、LOVE PHANTOMを演奏するなど、Pleasureぽいセトリに。その中でのBrotherhoodは胸にしみました。

ファンの思いが円の中心に向かっているかのようで印象深いシーンでした。なお、2018年のPleasureでも同様の演出がありましが、稲葉さんの調子が悪く、声が掠れていました。円形ステージのベストパフォーマンスは2006年だと思います。

 

 

第7位 レザーの中のギターソロ〜「ARIGATO

 

 7位は2020年の無観客配信ライブから。「B’z SHOWCASE 2020 -5 ERAS 8820- Day4」の冒頭のギターソロ〜この曲のシーン。筆者はこの曲がかなり好きですが、如何せんライブではやらず。そんな中、雰囲気のあるギターソロを付けて、リアルライブならミディアムテンポの曲は選ばれなかったのに、1曲目でこの曲が演奏され、意外性がありました。この曲最後のスクリーンから雫が消えるところも印象的なシーンでした。

 

 

第6位 25周年ロゴ完成〜「Endress Summer」

 

 6位は25周年ライブツアーから。この曲は「B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-」の1曲目でした。ライブが始まると、オリジナルのギターソロとともに炎がほとばしるオブジェが稼働し、ツアーロゴのX X Vのマークに。完成後、この曲のハードなリフがはじまります。当時この曲は未発表の新曲。ファンの意表をつく選曲と、はじまりの緊張感と高揚感を最大限高める演出でした。ちなみに、この作品の完全版(ホール公演の様子+ドキュメンタリー)には、ライブが始まる前の稲葉さんと松本さんがバックステージで準備する様子がおさめられています。緊張感がひしひしと伝わってきて、ライブ本編が終わったのに、またはじめから観たくなります。その点もこのシーンを上位にした理由です。

 

 

第5位 ピアノ稲葉さん、その上に松本さんの「ALONE」

 

 いよいよトップ5!。有名曲のこの曲で、イントロとともにピアノが競り上がり、稲葉さんがピアノを演奏、松本さんがピアノの上に載ってギターを演奏する演出。当初は1995年のPleasureツアーが発祥ですが、オススメは近年の「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」。Blu-ray画質で映像が綺麗なのと、二人とも時を経て曲に渋みが出ています。

 

 

第4位 成長した女の子が眼の前に表れた後〜「BAD COMMUNICATION」

 

 4位はB'zがスターダムに押し上がるきっかけとなったこの曲です。「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」の1曲目に演奏されました。20周年記念ライブとあって、客電が落ちると、水中の円の中にデビュー年の1988年〜の映像が流れます。その水中の中に、小さな女の子がいます。ライブ開催の2008年の映像が終わると、水中にいた女の子が、20年経って成人し、ステージに登場。そこで、この曲の冒頭「Well, I really don't know how to say but I guess I love you」のフレーズを放ち、下からバンドメンバーが登場。松本さんのキレのあるリフとともに曲がはじまりす。元々の曲のイントロを活かした、多くのファンにとって印象的なシーンだと思います。

 

 

第3位 「LOVE PHANTOM」のダイブ

 トップ3の3位は代表曲のこの曲。バンパイアに扮した稲葉さんが、ステージセット上段に吊り上げれ、曲終わりに飛ぶ(ダイブ)というもの。この曲はこの演出ありきで、制作が進められました。1995年のPleasureツアーが発祥で、その後15周年のPleasureツアーで復刻、30周年のPleasureツアーでも15年ぶりに再演されました。筆者は30周年時にはじめて生で観ましたが、DVDなどで観て知っていても、生のダイブは衝撃的でした。今回、オススメとして挙げたのは15周年の復刻。筆者がこの曲のダイブを映像で初めてみて、B'zの魅力に取り憑かれたのがこの作品でした。

 

第2位 復帰後の「裸足の女神

 2位はこの曲。2018年のPleasureツアーでは、ツアー終盤、稲葉さんが声が出なくなりました。最初に危機的状況になったのは、9月1日の福岡ドーム公演。1曲目のultra soulから調子がすこぶる悪く、3曲目のミエナイチカラはほとんど歌えず、曲終了後、ステージ裏に。公演中止かと思われる中、約13分間の中断後、稲葉さんが「やれるとこまで歌いたい」と観客に伝えます。そして、サビが始まるアレンジのこの曲をキレイな声で歌い上げます。まさに稲葉さん自身が不死鳥「HINOTORI」でした。その時の様子が「B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-」のドキュメンタリーにおさめられています。

 このシーンを上位にしたのには理由があります。それまで稲葉さんが歌えなくなり、ライブが中断することはなかったからです。ファンは皆、行った公演が当たり前のように遂行され、いつもの稲葉さんの歌声が聴けると信じて疑わなったのですが、これをきっかけに筆者をはじめ、「B'zの終わり」を意識したファンも少なからずいたのではないでしょうか。このツアー期間中は、情報が限定的だったのでこれが最後のツアーかもしれないとも感じていました。

 幸い稲葉さんは大病ではなく、今後の活動に問題はないと後日語られましたが、若い頃の稲葉さんと今の稲葉さんは違うことを意識せざるを得ないシーンとなりました。B'zが永遠に続く存在ではないこと、その唯一性と希少性を象徴する名場面です。

 

第1位 感動的なMC〜「RUN」

 そして、1位に選んだのは周年ライブで数々の名シーンを生み出してきたこの曲です。その中でも20周年ライブの「B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-」のシーンを1位にしました。このシーン、特別な特効や爆発などの演出はありません。ですが、RUNイントロのアルペジオをバックにしたMCで、長年のファンに感動を深く刻み込みました。このMCで涙が溢れたファンがほとんどでしょう。筆者も涙した一人です(笑)。

 MCでは長年支えてくれたファンに感謝。そして、またこの場所で再会するんだという、ファンと約束を交わします。B'zライブの最大の魅力は、ド派手な演出ではなく、いつまで経っても変わらない謙虚さだと思います。その謙虚さの象徴とも言えるこのシーンが、ファンの感動を最大限に高めました。

 

以下、MC引用

「僕ら、ずっと今まで、走り続けることで色んな景色を見せてもらってきました。

 そして、そのどれもが、本当に感動的で愛しくて、かけがえのないものです。

 速くたってゆっくりだって、とにかく走り続ければ辿り着ける場所があるということ、教えてくれたのはみんななんだよ!

 そうやって今日辿り着いたこの場所、ここ横浜で、今こうやって見てるこの景色、これはもうほんと最高です!

 是非、お互いこの瞬間をしっかり胸に焼き付けて、また今度笑顔で会える日まで、ゆっくり走り続けましょうよね!

 

 また会うんだぞ!約束だぞ!

 

 今までみんなが僕達にくれた全ての声援に心から感謝します。どうもありがとう!」

 

 

【番外編】ロッキン初出演〜「Liar!Liar!」

   単独ライブではないので上記には入れませんでしたが、ぜひ見ていただきたいのが、2017年のROCK IN JAPAN FESの初出演のアクトです。オーディエンスは決してファンばかりではありませんが、このライブの盛り上がりは異常(笑)。特に「さまよえる蒼い弾丸」をかました後の2曲目のこの曲は、イントロで単独ライブではありえない盛り上がりをみせます。フェスですので、華美な演出はありませんが、演奏のみの実力でオーディエンスを惹きつけたベストアクトです。この模様はアルバム「DINOSAUR」の初回限定盤に収録されています。

 

 

 

 いかがでしたでしょうか?気になる方はぜひ映像作品をチェックしてみてください。

 現在開催中のPleasureツアーではどんな名シーンが生まれるでしょうか?