ヒノトリの有頂天ブログ

B'zを中心に、たまにプロ野球、倉木麻衣についてつづります♪

【B‘z】名探偵コナンOP「Heaven Knows」感想♪ ライブ化け必至!

TVアニメ「名探偵コナン」オープニングテーマとしてオンエア中のB‘z新曲「Heaven Knows」が4月8日から配信されています。この曲は同日発売のALBUM「FYOP+盤】にもライブ音源6曲とともに初収録されています。そこで、この記事では「Heaven Knows」の感想をレビューします!

Heaven Knows

Heaven Knows

  • B'z
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

オススメ度 ☆☆☆☆

【総評】

オススメ!です。近年のB’zが歩んできたハードロック路線の系譜に位置づけられる作品であり、その中でもひときわ際立つ疾走感を備えています。

ファンの間で比較されることの多い、本楽曲と同じ名探偵コナンOPの「ギリギリchop」と並べてみても、本楽曲はさらに強いスピード感を感じさせる仕上がりです。特に印象的なのは、畳みかけるように展開されるサビのインパクトです。音源の段階で十分な高揚感がありますが、この楽曲はライブでこそ真価を発揮します。会場の熱量を一気に引き上げる、“ライブで化ける曲”の代表格と言えるでしょう。

 

【サウンド・曲展開】

本曲はマイナーキー(短調)を基調とした、ダークかつスリリングなロックナンバーです。コナン作品特有のサスペンス性や事件の緊迫感や謎に迫る緊張感を効果的に増幅するサウンド設計になっています。

イントロから一気にリスナーを引き込む導入も秀逸で、そのままスピード感を維持しながら展開していく構成には強いドラマ性があります。無駄を削ぎ落としつつも起伏をしっかりと感じさせるアレンジは、非常に完成度の高いものです。

 

【歌詞】

タイトルの「Heavens Knows」は「神のみぞ知る」を意味し、本曲のテーマを象徴する重要なキーワードとなっています。歌詞全体では、「神のみぞ知る未来を後悔しない覚悟」が描かれています。

この楽曲では2つのメッセージ性が語られています。

思いもかけない事が起きるよ:過去や不安に翻弄されながらも、人生は思い通りにならないからこそ面白く、予想外の出来事や出会いに希望を見出して前へ進もうとする姿が語られています。

最高の涙を流したいだけ:曲の最後は、どんな苦しさや泥だらけの日々も自分次第で価値あるものに変えられると信じ、最後に振り返ったとき「最高だった」と思えるように生き抜こうとする、前向きで力強い決意で結ばれています。

 

【まとめ】

疾走感あふれるハードなサウンド

神のみぞ知る未来を後悔しない覚悟を歌った歌詞

で、行動することに勇気を与えてくれる楽曲

音源での完成度はもちろんのこと、ライブでの爆発力まで含めて評価すべき楽曲であり、今後のライブ定番曲として定着していく可能性も十分に感じさせます。

B’zの二人によると、ホントはアルバム「FYOP」に入れたかったけど、マネジメントから「入れないでくれ」と言われたため、配信及び「FYOP+盤」に収録となった本楽曲。そのため、FYOPに入っていても違和感ないサウンド・仕上がりです。FYOP+盤はこの曲以外はFYOPに入っている曲のライブ音源で構成されていますが、「FMP」を筆頭に、物凄くいいです!

こちらも必聴ですので、まだ「FYOP」を聴いてない方はぜひ「Heaven Knows」も入った「FYOP+盤」を手に取ってみては?

『FYOP』(FYOP+盤) [2CD+アナザージャケット]

『FYOP』(FYOP+盤) [2CD+アナザージャケット]

  • アーティスト:B'z
  • バーミリオンレコード
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【B’z】W杯テーマの新曲「完全無欠」感想♪  40周年ライブの中核曲のポテンシャル

「FIFAワールドカップ2026」の日本テレビ系テーマソングとして、B’zが書き下ろした新曲「完全無欠」が6月1日に配信リリースされました。筆者は6月1日にダウンロードして、既に100回くらい聴いています(笑)。そこで、この記事では「完全無欠」の感想をレビューします!

完全無欠

完全無欠

  • B'z
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

オススメ度 ☆☆☆☆☆


【総評】
非常にオススメ!です。サウンドはヘヴィながらテンポはミディアム。過去曲で無理に例えるなら「UNITE」に近い空気感はありますが、明確に似ているわけではなく、あくまで系統的な話に留まります。

35年以上のキャリアを積み重ねながら、なお“これまでにない楽曲”を提示してくるB’zと制作チームの創作力には、ただただ脱帽です。

筆者はこれまで「SUPER LOVE SONG」や「さよなら傷だらけの日々よ」といった疾走系ハードロックを好んできましたが、本作は“ヘヴィネスを軸にした新しいグルーヴ”が際立っており、気がつけば何度も何度もリピートしてしまいます。

特に強く言いたいのは、「これはテレビの音量で聴く曲ではない」という点。サッカー中継で流れる断片ではなく、イヤフォンでフル音源を“爆音”で体感してほしい一曲です。

間違いなく、次回の40周年ライブPleasureツアーの中核を担うポテンシャルを持っています。

 

【サウンド・曲展開】
幕開けを告げる華やかなギターイントロから一転、重厚なリフへと繋がる導入は鳥肌ものです。構成面では、2番終了 → ギターソロ → 手拍子を誘う「ラララ」パートという流れが非常に秀逸。ライブでの一体感を想像できます。

さらに、終盤のラストサビ → 大サビ(“Love will find a way いつの日か〜”)への展開も見事で、ライブでは“シンガロング必至”のポイント。ライブではjuiceに以来、待ち望れていた新たなシンガロング曲の誕生といっていいのではないでしょうか?

稲葉さんのハイトーンを軸に据えたアンセム的な盛り上がりは、「ultra soul」や「IT'S SHOWTIME!!」といった最後に曲名を叫ぶ定番曲の系譜にありながら、それらを一段階アップデートした印象すらあります。


【歌詞】
B’zの二人はこの曲のタイアップに当たって、「勝つ事が第一の使命とされる巨大な大会ではありますが、この現実を生きていく中で、勝敗の分かれ目のさらに先で、人と人が繋がりあえる世界であってほしいという願いを込めずにはいられませんでした。たちに勇気と希望を見せてくれる選手たちに大きな拍手を送ります。」とコメント。

本作はワールドカップという巨大な舞hai台に向けて制作された楽曲ですが、その本質は単なる“勝利至上主義”ではありません。

「極限の勝負の先にあるもの」──
それは、人と人との繋がりであり、他者と比較しない生き方、そして思いやりや愛の重要性です。

このテーマを象徴するポイントは以下の通りです。

  • 自己肯定のメッセージ
    「だれかになりたいそこの君 だれかにゃなんないよ」
    他人になろうとするのではなく、“自分として生きる”ことの価値を強く提示しています。
  • 稲葉節炸裂!
    「ニクシミ」「ダマシウチ」「ブンダン」などをあえてカタカナで表現することで、言葉の持つ感情的インパクトを増幅させています。
  • “愛”という結論
    「愛だけが最後の砦」
    このフレーズが示す“愛”は、個人的な感情に留まらず、チーム、ひいては世界へと広がるスケールを持っています。本作は、その壮大なテーマにふさわしい説得力を備えています。

 

【まとめ】

ヘヴィでありながら新しい。
壮大でありながら普遍的。

「完全無欠」は、B’zが今なお進化を続けていることを証明する一曲であり、ライブ、メディア、そしてリスナーそれぞれの体験を確実に更新するポテンシャルを秘めています。ファンはもちろん、初めて触れる人にも強く推薦できる作品です。

【B’z】B’z PARTY presents -FYOD- 3/29参戦レポ|セトリ全曲感想&MC詳細 ※ネタバレ注意

 【注意】ネタバレになります。これからFYOP+に参戦される方でみたくない方はみないでください。

 

 

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「FYOD = Follow Your Own Dream」=自分自身の夢を追え!

──それを体現した一夜でした。

「FYOD = Follow Your Own Dream」=自分自身の夢を追え!
まさしくそれを体現したライブとなりました。

筆者は「B’z PARTY presents -FYOD-」ファンクラブ(B’z PARTY)会員限定ライブに念願の当選し、3月29日(日)の公演に参戦しました。
席はなんと1階の一番前のブロック、しかもTAK側でした。生きてきた甲斐がありました(笑)。

昨年12月の東京ドーム公演が、席・音ともにかなり微妙だった(セトリは最高でした)だけに、込み上げるものがありました。

本記事では、当日のMCを踏まえながら、1曲1曲をレポートしていきたいと思います。


01. 濁流BOY

1曲目は新曲「Hevens Knows」だと思っていたので、この選曲には驚きました。
アルバム「FYOP」で一番好きな曲なので、一気にぶち上がりました。会場の歓声も凄かったです。

おそらくツアーだと知名度的にそこまでの盛り上がりにはならない曲だと思いますが、こんな一体感の中で聴けたのは本当に幸せでした(当日は必死だったので、そこまで考える余裕はありませんでしたが…笑)。

特に2番の「憧れてる」と上がるところをずっと聴きたかったので、稲葉さんの声が綺麗に出ていて、思わず震えました。
アウトロはCDよりも伸ばしたアレンジで、このアウトロが大好きな身としては、少し長く聴けたのがとても良かったです。

 


~「1曲終わってB’zのライブジムへようこそ!」かと思いきや、「B’z PARTY presents -FYOD-」と稲葉さんが放ち、次の曲へ~


02. IT'S SHOWTIME

一瞬、「え、ショウタイム?STARSで聴いたけど…テレ朝の曲だし、しょうがないか」という感情が頭をよぎりましたが、比較的好きな曲なので気分は最高でした。

1番を歌っている時から、2番の「想像力!」のところを、会場のみなさんと一緒に歌うのが楽しみでしたが、予想通り「ピタッ」と決まりましたね。

ここまでで稲葉さんの声は絶好調でした。
あのカッコいい表情を肉眼で拝める瞬間が、再び訪れるとは思っていなかったので感無量でした。

また、TAKさんも笑みこそありませんでしたが、元気そうでした。65歳ですから、昔のようにターンしたりするのは難しいと思いますが、安定したギタープレイでした。


03. ねがい

久々の演奏でした。2018年のHINOTORI以来でしょうか。
それだけにイントロが始まった瞬間の歓声も非常に大きかったです。

相変わらず、これほどキーの高い曲を歌える稲葉さんには脱帽です。
特にラストサビも綺麗に出ていました。

アウトロの
「オーイェー叶えたまえ このねがい叶えてよ」
では大合唱となり、ここまで一体感のある「ねがい」は他では味わえないと思いました。


04. イチブトゼンブ

イントロが流れた瞬間に大歓声が上がりました。
「みんな絶対聴いたことあるよね?」と思いましたが、盛り上がりは十分で、歌っていた人も多かった印象です。

音が非常に良いため、観客が多少歌っても稲葉さんの声が埋もれることはなく、クリアに聴こえてきました。

このあたりで改めて、会場の音の良さを実感しました。
音量が適音で、各パートのバランスが取れており、ギター側にいてもベースやドラムの音がしっかり聴こえるのは素晴らしいポイントです。

ただ、その反面、ライブ特有の荒々しさを求める人には、少し物足りなく感じるかもしれません。音がまとまりすぎている印象はありました。


~MC~

この日の東京の最高気温は20度を超え、一気に春模様でした。桜も咲き誇っていました。

その話題から、稲葉さんが
「今日はこの季節にピッタリな曲をご用意しました」
と語り、次の曲へ。


05. 春

そして始まったのが「春」でした。
この日一番の歓声、いや悲鳴だったかもしれません。

この季節ということもあり、筆者を含め多くの方がセトリ予想に入れていた曲だと思いますが、本当にやってくれるとは思いませんでした。
あの特徴的なイントロを生で聴いた自分が、今でも信じられません(笑)。

桜色のレーザーが舞う中で始まる
「奪う勇気を~」
のフレーズは感慨深いものでした。

若い頃とは違う、渋みのある歌声がこの曲の良さをさらに引き立てていました。
2番の「たかが恋なのに~」の歌い方が妙に説得力があり、引き込まれました。

ギターソロではミスがあったようにみえましたが、この会場では音が良い分、そうした部分も分かりやすいなと感じました。

 

06. ペインキラー

イントロが始まった瞬間の歓声は正直やや控えめでしたが、私を含めたごく一部のマニアからは感嘆の声が漏れていました。
この曲はシングル「STARS」の3曲目で、ライブ前日に聴いていたこともあり、個人的には待望の演奏でした。STARSツアーでは披露されなかったこともあり、まさにファン向けの選曲だと感じました。

歌詞はファンとの関係を歌ったものだと、以前会報で読んだ記憶があり、改めて調べてみると、Wikipediaには「ファンとの関係性をペインキラーに例え、離れられない存在として描いている」と書かれていました(笑)。

生演奏では、CDには収録されていない稲葉さんのシャウトが非常に印象的でした。
特に「誰もが同じ場所なんて見ちゃいない」のラストと、ラスサビ終わりのシャウトは、最近の抑制された歌唱とは違い、力強さ全開で鳥肌ものでした。この曲を聴けただけでも、このライブに来た価値があったと感じました。


07. INTO THE BLUE

全英詞のミディアムバラードです。
安定して良い曲ではあるのですが、正直なところアルバムのバラード枠としては、「片翼の風景」や、個人的に大好きな「その先へ」を期待していました。結果的に当日の演奏はなく、FYOP+で追加されるのでは?と思っています。


~MC~

ここで松本さんとシェーンが一旦ステージをはけ、稲葉さんとキーボードの川村ケンさんのみが残る構成になりました。ドームツアーと同じ流れです。

稲葉さんは
「ドームツアーでやって、色々学びがありました。FYOP+でもやるつもりです。でも評判が悪かったら、やめちゃいます!」
といった趣旨のことを話していました。

特に「やめちゃいます!」という一言が印象的で、会場からはすかさず歓声が上がり、やめないでほしいという空気に包まれていました。ただ、私の周りではそこまで大きな反応はなかった気もします(笑)。


08. 今では… 今なら… 今も…

アルバム「BREAK THROUGH」収録曲です。
イントロが始まると歓声は非常に大きく、さすがB’z PARTYだと感じました。

ただ、松本さんが不在だったこともあり、どうしてもソロ曲を聴いているような感覚になってしまい、完全燃焼とはいきませんでした。それでも、静かに稲葉さんの歌唱に耳を傾け、その世界観を噛みしめました。


~MC~ メンバー紹介

各メンバーのMCを、記憶の範囲で記しておきます。

稲葉さんが「新しい会場どうですか?」「B’z PARTYの前で演奏するのはどうですか?」と質問。

  • YTさん
    「ものすごく音がいい。(ファンの皆様の前で演奏するのは)ちょっと怖いです」

  • 清さん
    「曲が始まった時の反応の速さが半端じゃないです」

  • ケンさん
    「みなさんが羨ましいです(キーボードは客席で聴けないので)」

  • シェーンさん
    「kind of love」
    …とだけ言っていたのが印象に残っています。

  • 松本さん
    「新しい会場、いい匂いがする。今日はみなさんの体臭もありますけど(笑)、リハの時はいい匂い。今日で俺たちの匂いにしていこうよ」

と、松本さんの発言に会場は大爆笑でした。

その後、稲葉さんから「もっとしゃべってください」と促され、「この会場のテーマ曲、いつ作ったの?」と聞かれると、

松本さんは
「実は結構前に作った。テレビ朝日さんから丁寧な依頼があって、Mステのイメージが強いからすごく悩んだ。Mステっぽいけど違う、みたいな」

稲葉さんが
「よくタイアップだとウルトラソウル的なね。この歌詞は何て言ってるの?」
と聞くと、

松本さんは
「歌詞は僕が書いたけど、何て書いたか忘れた」

これには稲葉さんが
「大問題ですよ!」
とツッコミ、会場は笑いに包まれました。

さらに「まだリリースしてないんですよね?」と聞かれると、
「そこら辺にいる偉い人に聞いてください」
と投げっぱなしの発言で一同爆笑。

ファンクラブ限定ライブならではの、貴重なやりとりでした。


09. Tokyo Dream Park

MCが続き、稲葉さんが煽って曲が始まりました。そのまま稲葉さんはいったんステージをはけ、インスト主体の構成に。

フルで聴くのは全員初めてだったはずです(会場内では常時流れていますが)。
アップテンポでノリの良い曲で、最近のタイアップ曲(羽田空港の曲やタイガースアイ)の中では一番好印象でした。


10. イルミネーション

2番の
「ここは何処なのか~」
という歌詞が、未知の会場でファンと迎える今の状況と重なり、非常に感慨深く感じました。

ドームツアーでは音響の関係でそこまで響かなかった曲ですが、今回は音響が完璧で、曲の良さが存分に伝わりました。本当に“イルミネーション”が見えた気がしました(笑)。


 

11. FMP

清さんのベースソロからスタートしました。
また「ギリチョか?」と思いましたが、違ったので一気に曲の世界へ引き込まれました。やはり最高ですね、この曲。音が良いのでイントロのベースがしっかりと聴こえ、その点も非常に良かったです。

サビの前で稲葉さんが煽っていたので、「I Follow My Passion ♪」の部分は、みんなで歌っていました。ドームツアーを経て浸透し、進化した感があります。今後もぜひ演奏してほしい曲ですが、この曲はコール&レスポンスの明確な箇所がないので、その点をどう捉えるかは好みが分かれるかもしれません。


12. 有頂天

YTさんがアコギを持った瞬間、「あれ? そんな曲あったっけ?」と思いましたが、その疑問はすぐに喜びへと昇華しました。
筆者の大好きな「有頂天」でした。この日の演奏の中で、一番嬉しかった曲かもしれません。

イントロはYTさんがアコギ、松本さんがエレキで自由に奏でるアレンジでした。稲葉さんはいつも通りタンバリンを持っていました。
最初の「イエー」のコール&レスポンスは、最高に気持ち良かったです。これほど気持ちいい「有頂天」は、後にも先にも今回限りでしょう。

ラスサビで加速していくところでは、みな腕を上げるなど、それぞれ思い思いに楽しんでいました。B’zが好きな人たちばかりなので、周りを気にする人はおらず、自分なりの楽しみ方でノっている感じでした。
ライブでは意外と体験できない感覚で、周囲に合わせがちな場面が多い中、今回はそれが少なかったように思います。


13. Heavens Knows

こちらもいつものようにコール&レスポンスが始まったため、「まさかjuiceか?」と少し怯えましたが(笑)、良い意味で裏切られました。

この時点ではフル未公開曲だったため、全員がフルで聴くのは初めてでした。
この曲はライブで化けます。特にサビの「思いもかけない事は起こるよ~」は強烈でした。コナンで初めて聴いた時は迫力不足で、「微妙かも?」と思っていましたが、完全に杞憂でした。またぜひ聴きたいです。

ただ、初聴では2番がAメロからいきなりサビに飛ぶ構成だったため、驚きました。周りを見ても、みな同じような反応だったように思います。


14. Liar!Liar!

UNITEでは演奏されていましたが、参加できなかったため、筆者が生で聴くのは2017年のショーケース以来でした。
あの伝説のロッキンライブの映像を見た後、初めての生演奏となりました。

ライブ終盤にもかかわらず、稲葉さんの声は一切衰えず、あれほど高いサビを見事に歌い上げていました。
そして、松本さんのヘビーなギターも健在でした。


15. ultra soul

そして、テレビ朝日のライブでやらないはずはないと思っていた「ultra soul」が、ここで来ました。
最後はみんなでジャンプです。

有明は地盤が緩いのでしょうか。かなり揺れたように感じましたが、それは私だけではなかったと思います。

 


~アンコール~


16. ハピネス

「FYOD」限定Tシャツを着て現れたお二人。
そして、特徴的なキーボードから始まったのが、この「パピネス」でした。会場は一気に湧き、多くの人が歓声を上げていました。

原キーでの演奏。この曲は実はかなり高いんですよね。この歳になってもこのキーで歌えるなんて。ファンとしてハピネスです。笑

稲葉さんから直接「そばにいて欲しい~」と歌われ、女性ファンの方はキュンとなったことでしょう。
最後、演奏が止んでからの「シャララ ハピネス~」の合唱では、会場の呼吸がぴったりと合っていました。


17. ミエナイチカラ

松本さんが最初は黒いギターを持っていましたが、その後、見覚えのあるギターに持ち替えたことで「ミエナイチカラ」だと分かりました。

「夢ならはずだ~」という歌詞に、“夢=Dream”というフレーズが含まれていることから、今回のセットリストに選ばれたのではないかと推察しました。

多くの人が2018年のHINOTORI以来だと感じたと思いますので、反応も非常に良かったと思います。
こちらもキーの高い曲ですが、ライブ終盤になっても稲葉さんの歌唱はまったく衰えていませんでした。

ただ、稲葉さん2番のサビの歌詞の間違えて「ごにょごにょ」いってました。笑

そのサビは自分の目の前に稲葉さんと松本さんがいて、映像とか写真でよくみる光景をそのまま肉眼がみられたので、最高だったのですが、間違えるとは。。。でも、間違えて頂いたので、記憶には深く刻まれましたので、良しとしましょう。笑


~MC~

「ミエナイチカラ」が終わり、メンバーが再び前に出てきました。そして、待望の「せーの!お疲れ!」が来るかと思いきや、稲葉さんから、

「これで終わりなんです。なんですが、昨日・今日と新曲のミュージックビデオの撮影をしておりまして。なので、いつも以上に盛り上がってください」

との言葉があり、会場は一気に大盛り上がりとなりました。

この曲は、先ほど初めてフルで聴いて非常に良かったため、もう一度聴けるとは思ってもいませんでした。
「ミエナイチカラ」で完全に終わったと思っていたところから、まだ続きがあるというのは、初めての体験でした。


18. Heavens Knows

一旦メンバー全員がステージをはけ、5分ほど待ちました。
稲葉さんも松本さんも着替え、メイクをし直していたようです。

そして再び曲がスタートしました。
演奏自体は先ほどと大きく変わりませんでしたが、ステージ上には何台ものカメラマンが入り、明らかに撮影が行われていました。

稲葉さんも松本さんも笑顔が多く、やはり撮影なのだなと実感しました(笑)。
会場の盛り上がりは先ほどと変わらないように見えましたが、先ほども十分に盛り上がっていたので、その熱量は維持されていました。


~せーの!お疲れ様!~

曲が終わり、ついにこの瞬間が訪れました。
「せーの!お疲れ様!」
B’z PARTYの場なので、誰ひとり恥ずかしがる人はいませんでした。

こうして、多幸感に満ちた空間は幕を閉じました。
※エンディングSEは「ひとりじゃないから」ではなく、ドームツアーと同じ「その先へ」


 

<総評>

FYOP+ツアーが全落ちだっただけに、今回のライブへの期待値は非常に高いものがありました。
2013年のEX THEATER ROPPONGIでのファンクラブ限定ライブを予習(黒い青春・SKIN・長い愛・闇の雨などを演奏していた!)していたこともあり、ダークなレア曲が並ぶセットリストを期待していた部分も正直ありました。

そのため、終演直後はどこか虚無感が残ったのも事実です。
期待しすぎるのは良くないですね。それだけB’zが好きだという証拠でもあります。

今回のライブはツアーの前哨戦という印象が強く、春・ハピネス・ペインキラーあたりは今回限りの選曲かもしれません。
あと1曲、グローリーデイズやRUNのような楽曲があれば号泣していたと思います。

 

ただ、一夜明けて冷静に振り返ると、
・席が良かった
・音が良かった
・2人の調子が良かった
・肉眼で松本さんの指先が見えた

これ以上ない体験だったことを実感します。

 

「あと何回、この完璧なライブを見られるのかわからない」

 

松本さんが昨年、病気になったことで突きつけられた現実でもありました。

健康を取り戻されたとはいえ、10年後には松本さんは75歳になります。稲葉さんも70歳を超えています。
だからこそ、この日のライブは一生忘れることはないと思います。

なんだかんだで、当日一番良かったのは「FMP」だったかなと思います。
次いで、「濁流BOY」でしょうか。

 

「いつだって今が最高」

 

これだけのキャリアを重ねても、新曲が一番いいと思わせてくれるバンドです。
こんなに幸せなファンはいないのではないかと感じます。

 

稲葉さんは当日のMCで、
「みなさんがB’z PARTY会員であることに、胸を張っていられるよう、これからも活動を続けていきたい」


とおっしゃっていました。

 

「まだやったことのないようなイベントもやってみたい。ぜひ連絡してほしい」


といった趣旨のことも話されていました。

私も一人のファンとして、しっかり生きていきたいと思います。
そして、多くの人が望んでいるファンクラブ限定のシングル曲なしのレア曲ライブなどの実現に向けて、諦めずに発信していきたいと思います(笑)。

 

【B’z】FYOPツアー ライブレポとFYOP+のセトリ予想

 11月15日から愛知「バンテリンドーム ナゴヤ」を皮切りにスタートしたドームツアー「B’z LIVE-GYM 2025 -FYOP-」が12月21日の大阪公演で終演しました。

 愛知、福岡、東京、大阪の各2公演・計8公演の短いツアーでしたが、非常に満足度の高いツアーでした。

 ツアーが終わりましたので、本ツアーのライブレポートを書いておきたいと思います。筆者は12/7日(日)の東京ドーム公演に参戦しました。セトリ順に書いていきます。

FYOPツアーロゴ

 
01.FMP

 公演前、療養していた松本さんが元気な姿でちゃんと出てきてくるのか。そればかりがずっと心配でした。そのため、オープニングで下から松本さんがせり出して来ただけで涙腺崩壊です(笑)。このライブに来た甲斐がありました。FYOPのジャケットを模した巨大スクリーンに映し出されたラジカセが次第に燃え上がる映像からスタートしたのも印象的でした。

 1曲目はこの曲だろうと予測はしていたので、驚きはなかったですが、いい曲ですね。コール&レスポンスできる部分はないので、今後の演奏は限定的になりそうですが、来春のツアーでは必ず重要な位置で演奏されることでしょう。


02.兵、走る

 まさかの2曲目。近年、この曲は定番となっていますが、何度聞いても間違いないですね。会場からも「またこれか?」という感じは全くなく、一気に頂点まで押し上げました。松本さんが、「兵、走るの後継曲」と呼んだ「FMP」と、このこの曲の連続演奏は胸熱でしたね。まだまだ「FMP」に取って代わられるものかという、「兵、走る」の底力を見せつけられた気がしました。ここままで来て松本さんがしっかり動いているのを確認し、安堵しました。

 

 2曲目が終わり、「いつもと声が違う」と聞いていた松本さんが遂にしゃべります。「うん、確かに前と違う」。それでも、ちゃんとしゃべっているので、心配は薄れ、安心の方が勝りました。二人の掛け合いの末、「B’zのライブジムにようこそ!」。


03.声明

 始まった瞬間は?、あ、「声明か」という程度でしたが、曲が進むほどに喜びが沸き上がえます。この曲のサビ前のギターとドラムがたまらなく好きで、戻ってきたシェーンのドラムで、今回それを聞けたことが非常に嬉しかったです。

 後々、考えてみると、「声明」より、明確に好きな90年代のB’zのシングル曲って、筆者は「LOVE PHANTOM」と「Calling」くらいしかないんですよね。実は「声明」が凄く好きだったというのも発見できました。


04.MY LONELY TOWN

 そして、筆者が大好きなマイロリ。B’zの曲で好きな5本の指に入るくらいの曲なので、イントロが流れた瞬間、歓喜です。発売当時、松本さんが「最高傑作!」と評した本作が、ライブジムではリリース時のツアー(2010年)以来、待望の演奏。これまでショーケース(2017年)や単発ライブ(2013年のエアロソニック)で演奏されてはいましたが、固定での演奏は久々です。人知らず支持されているこの曲は多くのファンも歓喜したことでしょう。

 今回のために作成したと思われる軍艦島のCGはとても綺麗でしたね。最後のサビの「でもいつかまた戻ってきてしまうよ~」を、初めてこの曲を聴いた東京でまた聴けたことは感慨深いものでした。


05.DIVE

 そろそろアルバム曲来るかな?と思っていたところで、DIVE。疾走感あるリフがたまりません。TAK復活を印象付ける曲となりました。サビの「ラララ」のところを、昔と違って稲葉さんは歌わず、観客が歌う形式も良かったですね。

 

 1~5曲の流れが神でした。2000年代後半以降のシングルが好きな筆者好みのセトリで、近年、曲が始まって、「おお!!」というのは少なかったのですが、3~5曲目はその連続でした。


06.恐るるなかれ灰は灰に

 ここからアルバム曲コーナーです。この曲はヘビイでいい曲ですが、もう少し疾走感が欲しかったかも。というのが正直な感想でした。


07.INTO THE BLUE

 全英詞のミディアムバラード。歌詞の意味が分からないので、イマイチ感情移入できませんでしたが、とてもいい曲ですね。特にアウトウのギターの音色がいいです。CDの段階からここを生で聞きたいと思っていたので、感無量でした(笑)。


08.The IIIRD Eye

 アルバムで高く評価していただけに、物凄く期待していたのですが、ドームだと音がギターの音が埋もれてしまい、期待を越えられず。。。ただ、間奏の「窓を開けて口笛吹いて~」の後のジャジーなギターは良かったですし、サビのメロディの良さは際立っていました。


09.東京

 前の曲が終わって松本さんがステージ裏にはけて行くのが見え、「病み上がりなので、休憩時間か?」と思い、そのまま次の曲へ。稲葉さんが、日頃をやらない曲をセレクトしたということで、会場の期待感も高まっていました。

 そこで、稲葉さんとキーボードの川村さんの二人で演奏。東京で「東京」を聴くという最高の体験ができました。しかし、この曲は元々、キターががっつり入っている曲だけに、元足りなさは拭えず、最後のサビで、「TAKが戻ってくるだろう」と思って聞いていましたが、そのままTAKなしで終わってしまいました。東京も好きなのですが、「東京」を聞けた!という感情より、「B'zじゃない東京」を聞いたとう感情が残りました。

 

10.キレイな愛じゃなくても

 はじまった瞬間「おおー」となりましたが、まだ松本さんは帰って来ず。このまま松本さんなしで、終わるのかと思っていたところ、最後のサビから松本さんが表れ、B'zになりました。B'zになってからのほんの1~2分のこの曲はホントに最高でした。特にアウトロウは弾き倒し、最高でした。

 やはり、「B'zは松本さんがいないとB'zじゃない」と痛感しました。松本さんなしで、大半の曲をやった6月のUNITEはこんな感じだったのかと思いました。当時、「松本さんなしのB’zをB'zと呼べるのか?」とずっと思っていますが、それは間違いではありませんでした。

 

11.#1090 ~Million Dreams~

 言わずと知れたミュージックステーションのテーマ曲。松本さんのソロ曲で、ステージ中央でフル尺でやってくれました。背景に昔(90年代前半)の松本さんが映し出され、会場からは笑いが。それも良い雰囲気でした。

 フル尺で演奏してくれたので、「病み上がりなので、休憩は必須なのか?」という不安が消えていき、復活を印象付けるコーナーとなりました。やっぱいい曲です。


12.LOVE PHANTOM

 そして、遂に今ツアーのハイライト。いつもはステージ側からアリーナに向かってレザーが映し出されますが、今回はアリーナ側からステージに向かって投射。レザーが巨大なラジカセを燃やし、扉が開かれ、そこから、紅白にもあったB'zのロゴが巨大な姿に変わり、登場しました。巨大なロゴの上部には稲葉さんが!。しかし、私はワンコーラス終わるまで、どこにいるか発見できず。。。隣の人が指を差していたのを見て、ようやく発見できました(笑)。ここで、稲葉さんが「あの高い所からDIVEするのでは?」と思ったファンは私でけではないはず(笑)

 イントロが流れた瞬間の盛り上がりはこのツアーNo.1でしたね。演出もド派手。炎も出まくり、会場のボルテージは最高潮に達しました。ただ、稲葉さんがロゴ上部にいたこともあり、客席からは遠く、その分、若干盛り上がりに欠けたように思うのは筆者だけだったでしょうか?

 

13.ultra soul

 続いて紅白の流れを再現するウルトラソウル。最後の歌唱に入る前の松本さんの「ハイ」もきちんと聞こえましたし、満足でした。

 

 ここで一旦、MCとなります。メンバー紹介の流れから、松本さんの番に。松本さんは、「こんばんは。お元気でしたか? 今年デビュー37年目にして、不覚にも体調を崩してしまいまして、しばらくお休みをいただいておりました」と切り出し、「その節は皆さんに多大なるご迷惑と、ご心配をおかけしてしまい、本当に申し訳ありませんでした」と語気を強め、お辞儀をされました。松本さんの誠実な言葉に筆者は思ず、お辞儀を返してしまいました。

 そして松本さんは、こう続けます、「あらためて、常日頃やれていることは普通ではないのだなと痛感しました。今日こうして、こんな凄いところに立っていることは普通ではないんですよ。普通ではない現実に心から感謝しながら、先ほどからギターを弾かせていただいています。皆さんも、それぞれの貴重な時間を割いてここに集まってくださっているんですから、この普通ではない素敵な時間、空間を最後まで楽しんでいってください」。やはり、それくらい辛い病気だったのかという思いと、今回のライブの価値が改めて感じさせらました。


14.鞭

 ここでアルバム曲、「鞭」。重厚なリフが最高でした。「ムチウチノ~」の箇所も、みんなで歌えて良かったです。

 しかし、あのMCの後で、「鞭」をやるとはなんとも皮肉?めいていて、いいなと思いましたね。


15.Still Alive

 そして、来ました大好きなこの曲。しかも、冒頭の「雲の隙間を抜け~」から歌唱が始まり歓喜。松本さんの療養もあって、「まだ生きている」という、「生」へのリアル感をひしひし感じられる演奏でした。サビの「どこにも行かせない 愛しい人よ~」というフレーズは稲葉さんから松本さんに向けて歌われているようで、なんとも感慨深いものでした。最後のサビ前に銀テープが放出されるなど盛り上がり、ドームが一体となりましたね。

 

16.ギリギリchop

 call&responseからのこの曲。久々にタオルを回しました。「またギリちょかよ!」と思いもしましたが、やはり盛り上がりますね。稲葉さんの高音も健在でした。

 

ここでMC

 稲葉さんは、「“Follow Your Own Passion”という言葉は簡単なフレーズですが、今の自分たちにすごく響く言葉です。我々もバンドを結成して、もうガムシャラに進んできたわけですが、いろいろ経験すると、選択肢が増えて、迷いが生じることがある。そういう時には、“パッションを追いかければいいじゃない?”って自分に言うと、わりと早く答えが見えるんです。パッションというと火が燃えているようなイメージがあるけど、なんとなく好きとか、なんか気持ちいいとかでもいい。そういうものをお互いに追いかけて、またいつかどこかで会えたら最高じゃないですか」と観客に語りかけました。

 

17.Brotherhood

 MC的なこれは「濁流BOY」かな?と大好きな曲の用意を始めていましたが、本編最後の曲はなんとBrotherhood。場内からは驚きと歓喜の声が。このツアーを象徴するようなメッセージを感じました。今回の“We’ll be alright”はB’zの二人、自分たちに向けて歌っているようでした。シングルではないこの曲を知らない新しいファンも多々いたことでしょうが、超満員の“We’ll be alright”の大合唱が東京ドームに響きたりました。改めてこの曲の重要性を痛感しました。

 時が経ても色褪せることのない歌詞とサウンド。そして、稲葉さんのボーカルとエモーショナルなギター。感想の「どこかで~」のフレーズも、しっかりと歌われ、涙を堪えるのがやっとでした。最後の“We’ll be alright”のボーカルの伸ばしも、全盛期を彷彿とさせるくらい長く感動的でしたね。


~encore~
18.いつかのメリークリスマス

 予想の通りやりましたね。始まった瞬間、歓声が上がっていました。2011年にも聴きましたが、ライブだと微妙かも。笑

 ステージのバックにクリスマスをモチーフにしたイルミネーションが登場し、クリスマスらしい演出でした。


19.イルミネーション

 ここで予想通りいつメリに続けてこの曲。稲葉さん、サビが歌いにくそうでしたが、Aメロ、Bメロはいいメロディーラインですね。

 

 20.イチブトゼンブ

 オーラスはイチブトゼンブ。サウンドと客席上空に、赤、白、黄色の大きなバルーンが舞う演出もあり、最後は華やかに締めくくりました。こちらも定番曲ですが、なんだかんだいいですね。

 

<総評>

 全体的な味わい深い素晴らしいライブでした。が、ファンクラブ一次にも関わらず、スタンド後方の席だったため、音圧を感じず。時よりレスポンスする自分の声が聞こえてしまうくらいの音量でした。前日はもっと悪かったようなので、東京ドームの限界なのでしょう。そこが一番残念でした。

 一方で、スタンド最上段の最後方までほぼ360度、ギッチリとオーディエンスで埋まり、ステージ横からの座席も観客でいっぱい。花道やサブステージもなく、ドームでこれだけの観客が一堂に会する人気の高さは圧巻でした。それでも、新規ファン、復帰ファン、ライトファン、コアファンのすべてのファン層を満足させる演奏、演出、曲目だったと思います。

 多くのファンにとって、B'zのライブは2023年のSTARS以来(2024年はソロ活動、2025年前半のUNITEはTAK不在&チケット入手困難)だったこともあり、待望のB’zのライブであったことも、このツアーをより一層盛り上げたように思います。

 

そして、FYOP+のセトリ予想です。

<FYOP+ セトリ予想>

01. FMP

02. ultra soul

~ライブジムへようこそ~

03. CHAMP/ALL-OUT ATTACK

0.4. ARIGATO/RING

0.5 恐る恐るなかれ灰は灰に

06. ALONE/TIME

07. 鞭/The IIIRD Eye

08. 片翼の風景

09. その先へ

10. 新曲

11. 春/ROOTS/綺麗な涙

12. ONE

13. イルミネーション

14. ミエナイチカラ裸足の女神

15. 濁流BOY 

16. SUPER  LOVE  SONG

17. 衝動

18. グローリーデイズ

~encore~

19. BLOWIN/love me I love you

20. 兵、走る

 

 と、かなり願望も入っていますが(笑)、ドームツアーの様子をみているとあながち「ない!」とは言い切れません。有明のファンクラブ限定ライブもありますので、期待して待ちたいと思います。ドームツアーよりフレキシブルで、日替わり・途中から変更もあると予想しています。

 そろそろ、「ALONE/TIME」、「衝動」、「BLOWIN/love me I love you」はやりそう。「CHAMP/ALL- OUTATTACK」、「ARIGATO/RING」、「ONE」、「SUPER LOVE SONG」、「グローリーデイズ」は願望強めのセレクトです。チケット激戦のライブのため、チケット争奪戦に勝ったファンしか来ないでしょう。これくらい尖ったセレクトを期待しています。

 と、期待は高まるばかりですが、筆者はまだチケットを入手できていません。まずはチケットを入手するところから始めないないと。笑

 

 

【B’z】ニューアルバム「FYOP」感想・レビュー。おすすめです!(ライブのネタバレは一切ありません) 

 2025年11月12日、約3年ぶりとなるB’zのNEW ALBUM「FYOP」が発売されました。本作の感想・レビューを書いていきたいと思います。タイトルはそのまま「エフ ワイ オーピー」と読みます。「Follow Your Own Passion」の略です。リリースから間もないですが、今の「Passion=情熱」のまま書いていきたいと思います。

★ライブのネタバレは一切ありませんので、安心してお読み下さい。

 

1. FMP ☆☆☆☆☆

 今作のリード曲。アサヒスーパードライCMソング。曲名はサビで歌っている「Follow My Passion」の略。タイアップ先の商品である「スーパードライ」をイメージし、「渇き」と「情熱」をテーマに制作されました。B’zらしい疾走感のある楽曲ですが、イントロが中毒性のあるベースフレーズからはじまるなど、新鮮さのある曲。松本さん曰く、この曲は「兵2」としていたそうで、「兵、走る」の後継が必要になった時に出そうと決めていたのだとか。「兵、走る」と違い、この曲にはみんなでのコール&レスポンスのフレーズはありませんが、それ以上の持ち味がこの曲にはあります。歌詞も稲葉さんは「Passion=情熱」という使い古された言葉だけどと言っていましたが、さんざん聞いた言葉であろうと、「この曲のメロディーラインにはこの言葉しかない」。そんな気分にさせられる楽曲です。

 

2. 恐るるなかれ灰は灰に ☆☆☆☆

 弁護士をモチーフにした連続ドラマ「イグナイト ~法の無法者~」主題歌。 1999年の「ながい愛」を彷彿とさせるヘビー楽曲。「ながい愛」より明るいサウンドですが、「ながい愛」が好きな人にはハマりそう。アルバム2曲目にこの曲をもってきているのがこのアルバムの凄さ。松本さんはドラマの台本を読んでヘビーなサウンドにすることを決めたそう。歌詞はサビの「君の必要としてる僕になりたい」など、ドラマとリンクしています。タイトルをサビでも歌っていますが、日頃聞くことのない言葉だけにクセになります。

 

3. 濁流BOY ☆☆☆☆☆

 最高です。「B’zらしい疾走感と哀愁漂うメロディー。だけど新らしい。」そんな楽曲です。サビは2つあります。似てる曲と言えば前作の「COMEBACK ~愛しき破片~」ですが、それを凌駕していると思います。タイトルは歌詞の中には出てきません。なのにこのタイトルはインパクト有りすぎです。稲葉さんもインタビューで、「人が濁流BOYっているの初めて聞いた」と言っています(笑)。歌詞全体は「自分が負の連鎖に陥いった時、自分の魂が自分の魂を蝕んでいる」と感じ、詞にしたそうです。

 

4.鞭 ☆☆☆

 情報屋をモチーフにしたABEMBテレビの連続ドラマ「インフォーマ ~闇に生きる獣たち」主題歌。2024年11月に配信。戦闘シーンも多いドラマにマッチする重厚なサウンドが特徴です。「冒頭の静の感じからスリリングな展開のリフが物語の緊張感を掻き立てます」と松本さん。サビの「ムチウチナ ムチナママ ムチニムチュウ ナンノムチ」をライブで合唱するのが楽しみです。

 

5. INTO THE BLUE ☆☆☆☆

 シチズンの時計『UNITE with BLUE』CMソング。ほとんどが英詞で、一部「一秒ごと端々しく弾け」といった部分だけが日本語。全体的に「Blue=未知の世界に飛び込むと、新しい自分が待っている」とった趣旨のことを歌っています。最初はサビだけ英語で書いていたそうですが、しっくりこず英語を増やしたのだとか。言葉の意味はすぐには入ってきませんが(笑)、それだけに新鮮さがあります。サウンドはミディアムチューンの正統派なバラード。アメリカンな感じもします。いい曲ですが、「英詞のため、言葉が入ってこない」という個人的な理由(笑)で、☆1つ評価を下げています。

 

6.FAITH? ☆

 今作で唯一飛ばしてしまう曲。稲葉さんの提案で、松本さんがかいた曲。最後のアウトロウの部分は松本さんが好きなマイケルシェンカーのオマージュ。歌詞は「愛や恋や信仰や執着、嫉妬の対象者を信じること」について歌っています。

 

7.片翼の風景 ☆☆☆☆

  一聴すると、「うん、微妙かも?」と思いましたが、聴く程に染みてくるミディアムバラードです。この曲の肝は歌詞です。ファン必聴です。今年春~夏の松本さんの療養中の状況について、「その時あったことをそのまま書いた。そういうことはあまりないかもしれないですね」と稲葉さん。サビ冒頭の「雨が降ろうが槍が降ろうが~」は、6月に開催されたB’z主催のコラボライブ「UNITE#2」を、松本さんが出演を辞退する決断になった時、周囲からの批判のようなものもあったと推察します。また、その後も松本さんの病状は不明瞭なままであったため、ファンを中心にネット上では批判めいた言葉が飛び交っていました。こうした状況を鑑みてもなお稲葉さんは、「ここでなんなくあなたを待ってるから」と続けています。サウンドも間奏でギターの見せ所があり、静かなバラードでない点もB'zらしく良きです。松本さんによると、曲のコーラス自体は数年前に書いてあり、今回、フルコーラスで創って形にしたそう。

 

8. イルミネーション ☆☆☆☆

 2024年放送のNHK連続テレビ小説「おむすび」の主題歌。2024年10月7日に配信限定シングルとしてリリースされています。今回のアルバム収録にあたり、ミックスが変更されており、クリアなサウンドになっています。このアルバムの流れの中で聴くと、名曲に聴こえます。やはりいい曲です!筆者は特に、2番Bメロの「心細さが勇気になる 君と一緒にいるならね」のメロディーと歌詞が好きです。この曲について書いた前の記事見返したら、冒頭の部分を挙げてましたね(笑)。それだけこの曲のメロディーがいいということで、ご理解下さい。

 

9.The IIIRD Eye ☆☆☆☆☆

 アニメ・ルパン三世映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」主題歌。今作一押しで、スピード感のあるジャジーな曲です。筆者は元来、ホーンセクションを多用した楽曲は好きなではないのですが(前作のリヴなど)、この曲は別格です。B’zらしいけど、今までになかったメロディーラインと曲展開、サウンド、もはや天才的です。松本さんはルパンの主題歌を手掛けるにあたり、「子供の頃から観ていたルパン三世の音楽を担当させて頂ける事は光栄ですし、大変嬉しく思いました。オファーを受けてまず“JAZZY”というキーワード、イメージが浮かびました。B'zのROCKとJAZZY、そしてゴージャスなホーンセクションのMIXTUREで面白い作品になったと思います」と語っています。好きなルパンの主題歌のオファーであることから、より一層、楽曲制作に熱が入ったのだと思います。

 

10.その先へ ☆☆☆☆

 ミディアムテンポのバラード。曲調は「片翼の風景」と似ています。楽曲制作にあたり、松本さんは稲葉さんに「こういう感じの詞を書いて欲しい」と久々にリクエストしたそう。歌詞は「人生、山あり谷あり」を歌っており、今後のB’zの「その先」を緩かなロックサウンドで、アルバムを締めくくっています。松本さんが自身の療養中に書き上げた曲といい、こちらも聴く程にメロディーが染みてくる良曲です。

 

【総評】

FYOP ☆☆☆☆☆

FYOP→ACTION → DINOSAUR →MAGIC→ Highway X→  CIRCLE)

 25年来のファンの筆者が断言します。過去のアルバムで最も良いです。筆者もリリース以来、時間を見つけて繰り返し繰り返し聴いています。発売以来、何度も何度聴いていた学生時代(MAGIC)に戻った頃のように、今、年数を経てまたB’zにこんなに引き寄せられる体験をしています。

 今作は、☆5の楽曲(FMP、濁流BOY、The IIIRD Eye)だけでなく、ほぼ全曲が平均を上回るクオリティの楽曲となっています。曲数が10曲と少ないですが、前作と違い、曲ごとのクオリティにばらつきは少ないです。それなのに、突き抜けた楽曲もあります。

 そして、このアルバムのポイントは制作期間中に、松本さんの病気療養があったことです。タイアップ曲は療養前の2025年4月以前に制作されたとみられ、それ以外の曲は2025年5月以降の療養中に制作したものと思われます。「片翼の風景」、「その先へ」は療養がなければ生まれ得ない歌詞・サウンドとなっています。

 このアルバムのリリースが発表されたのは、2025年10月3日。リリースの1カ月強前かつライブ初日の数日前という、タイトなスケジュールでした。そのことから鑑みても、松本さんは依然、「無理できないのでは」と推察します。それだけに、病をおしてまで丹精に作られた楽曲達が身に染みます。

 しかし、松本さんの療養を考慮せずとも、過去一の作品の違いはありません。ぜひこの作品を手にとってみて下さい。少し高いですが、メタルスマートフォンスピーカー付バージョンが、めちゃくちゃかっこいいのでオススメです(筆者はREDを選びました)。CDはもちろん、スマホスピーカーもに後悔することはないと思います。

 

 

 

 

【B'z】イナバサラス ニューアルバム「ATOMIC CHIHUAHUA」感想♪

 

 2月26日、B'zの稲葉浩志と、世界的なギタリスト・スティーヴィー・サラスによるコラボ、INABA/SALASの3rdアルバム『ATOMIC CHIHUAHUA』(アトミック チワワ)が発売されました。アルバムタイトルを直訳すると、「めちゃ小さいチワワ」となりますが、Atomicはスラングだと、「力強い」のようです。よって、タイトルは「力強いチワワ」ということになります。

 

 そもそも今回のアルバム制作は、2020年に開催予定だった【INABA/SALAS "the First of the Last Big Tours 2020"】がコロナで中止になり、その埋め合わせのためのライブツアーを今年やることが決まってからスタートしました。「ツアーのために1曲つくるつもりだった」という稲葉さん。昨年11月に始めた作業でしたが、みるみるうちに曲数が膨れ上り、7曲のミニアルバムになりました。元々、1曲録るスケジュールだったのに7曲仕上げたので、稲葉さんは「普段は飲まないエナジードリンクを飲んだ」といいます。その結果、勢いと年相応の渋さを感じさせるアルバムとなっています。

 

それでは個々の曲についてレビューしていきたいと思います。

 

01.YOUNG STAR」

おすすめ度☆☆

 1曲目らしい愉快な曲。曲名は稲葉さんの地元、津山市にあったレコード店から。稲葉さんは、「どこの街にも情報が集まってくる場所はあっただろうし、そこから大人になっていく過程で夢を見て、社会の荒波にのまれていく手前の勢いをこの1曲に閉じ込めたい」と、歌詞を書いたそう。

 

02. EVERYWHERE

おすすめ度☆☆☆☆☆

 今作のリード曲。ミディアムテンポです。メロウで一度聴いたら耳に残るサビが印象的。ポリスぽい楽曲ですが、稲葉さんの好きなポリスではなく、サラス曰く、ザ・サイケデリック・ファーズを意識したらしい。歌詞は人と人とのつながりを過去の何気ない日常から紐解いています。稲葉さんの「どこに居ても、必要ならつなかっている」という思想は一環しており、B'zのCallingに通じるものがあります。

 

03. Burning Love

おすすめ度☆☆☆☆

 イナサラらしいグルーヴ感が楽しめるアップテンポな曲。CDTVでも披露されました。サラスは今のローリング・ストーンズを意識して曲を書いた模様。よりグルーヴを感じられるのは、サビの「涙よ野となれ山となれ」の箇所。稲葉さんの歌唱にグルーヴ感がありました。この曲はEVERYWHEREと並んでこのアルバムの双璧をなす曲だと思います。EVERYWHEREは単純にいい曲ですが、この曲はイナサラらしい、いい曲です。

 

04. DRIFT

おすすめ度☆☆☆  

 ミディアムバラード曲。サラスは「この曲は自実験的だった。うまくいかないんじゃないかなと思っていたけど、KOSHIが歌った瞬間、ソウルみたいなものを感じた」と話しています。特にアウトロの稲葉さんのシャウトがソウルフルです。円熟味を増した今だからこそ成せる技でしょう。歌詞は2人を漂流船に見立てています。「希望の点滅」というフレーズが印象的です。

 

05. LIGHTING

おすすめ度☆☆

 今作で最初に取り掛かった曲。イナサラぽい曲で聴きやすいです。バンドアンサンブルを感じる曲ですが、パンチには欠けるかも。歌詞はサビの「ハンパじゃない〜」「あなた稲妻」が耳に残ります。ライブ映えはしそうです。

 

06. 07.ONLY HELLO part1 ONLY HELLO part2

おすすめ度☆☆

 part1はアコギのバラード。2023年に亡くなったキーボディストのアンプ・フィドラー(Amp Fiddler)さん(享年65歳)の追悼曲なので静かな曲です。フィドラーさんは前回のツアーでサポメンでした。2022年から闘病されていたようです。part1はアコギの静かな曲ですが、同じトラックでもおかしくないpart2も静かな曲。盛り上がりがあります。稲葉さんはこの曲を2曲に分けた意図について、「もともとはメインのパートがあって、色々と構想もあった中で、それなりのボリューム感というか、もう1曲独立してもよいぐらいの重みを持ってきたので、2つに分けた」と語っています。今作のコンセプトは「only hero」。アルバムの最後を飾るに相応しい曲となっています。

 

 いかがでしたでしょうか?勢いで作ったミニアルバ厶としてはまとまっています。が、やはり1stの新鮮さ、2stのギターサウンド多めのロック感には及びません。2stのレビューも書いてますので、ぜひ遡ってご確認ください。

 「自分達の年齢もあるし、イナバサラスは今回が最後になるかもしれない」と稲葉さん。今、その集大成となるツアーが開催中です。チケットはソールドアウトとなっていますが、23日のララアリーナTOKYO-BAY公演は全国の映画館でライブビューイングが開催されます。ぜひイナサラならではのグルーヴを味わってみては?

 

★ツアー概要

INABA/SALAS TOUR 2025 -Never Goodbye Only Hello-】

2025年3月10日(月)愛知・・Zepp Nagoya

2025年3月12日(水)大阪・Zepp Namba 

2025年3月15日(土)兵庫・ワールド記念ホール

2025年3月16日(日)兵庫・ワールド記念ホール

2025年3月22日(土)千葉・LaLa arena TOKYO-BAY

2025年3月23日(日)千葉・LaLa arena TOKYO-BAY

2025年3月26日(水)宮城・SENDAI GIGS

2025年3月29日(土)神奈川・横浜BUNTAI

2025年3月30日(日)神奈川・横浜BUNTAI

【B'z】ファン歴25年の筆者が語る紅白出演の舞台裏 

 大変遅くなりましたが、話題となった2024年末の紅白歌合戦、B'z出演についてファン歴25年の筆者が確定情報をベースに推測を踏まえて、その舞台裏に迫りたいと思います。

 一曲で終わりと思われたな中、突如NHKホールに登場し、パフォーマンス。司会者をはじめ、多くのスタックが知らない中、秘密裏での演出でした。司会者の台本も、そこだけ白紙だったといいます。現場のスタッフも知っていたのはごく一部だけでした。

 

 まず、1曲目のイルミネーションは間違いなく事前収録です。まず稲葉さんの声の調子が次の曲以降と明らかに異なりました。

 そして、収録の方が掠れ気味で良くなかったです。撮り直せば良かったのでしょうが、きっと時間がなかったのでしょう。それはさておき、曲の最後の方でカメラに映らないように移動のための階段を設置したのは秀逸でした。

 

 そして、NHKホールに登場してのLOVE PHANTOM。あの長いイントロが功を奏し、圧倒的な高揚感が得られました。ファンほぼみんなが好きな、この曲が選択されたことが今回の最大の成功要因と言えると思います。

 最初、マイクトラブルで音が絞られていましたが、それでも声が届く稲葉さんはさすが。このマイクトラブルは色々調べましたが、会場の音に問題はなく、テレビにのせるスイッチが入ってなかったようです。NHKスタッフとしは大失態。稲葉さんが賞賛されていますが、それは百戦錬磨のベテランアーティストだからなせる技。本来、この失態は絶対にあってはならない凡ミスでしょう。今後、二人体制でチェックしてやるなどの体制が必要です。

 それにしてもこの日の稲葉さんの調子は絶好調。声の伸びが素晴らしく、最後のサビの「僕を全部あげよう〜」の響きはたまりませんでした。

 

 ラストはultra soul。ファンじゃない人からするとこの曲を聴かないことには!といった感じでしょう。大ヒット曲というわけではないのに、すっかり代表曲になりました。

 当日の演奏はアテフリのようでしたが、音はこのために録ってます。シェーンのドラム音がたまらなく、今までで一番良かった感があります。

さすがにあの短時間の舞台転換の間に、サウンドチェックは無理だと思われます。

 この2曲の組み合わせが良かったですね。有名曲なら、愛のままに〜とイチブトゼンブの組み合わせもいけそうですが、やはりこの2曲の威力は抜群でした。

 

 B'zの会報によると、この紅白の打ち合せは昨年の11月下旬に行っていたことが明らかになりました。恐らくNHK側が今回のプランと曲をB'zのマネジメントサイドに提案し、演出面での修正を加えた後、2人に提案したのだと思います。この時点で「生でやる」ことは決まっていました。

 

 そもそも、出演に至って経緯について、稲葉さんは「NHKの方とは他の番組で付き合いができてスタッフ同士が話をしやすくなった」と語っています。松本さんは「今年は朝ドラが大きいんしゃないですかね。年をまたいでやらせていただくじゃないでしか。だから、出させていただくんだったら今年しかない」と言葉を選んでいます。ロサンゼルス住まいの松本さんですが、正月を大切にするそう。実際、紅白が終わってすぐアメリカに帰り、鯛の塩釜焼きや雑煮で正月を過ごすことを明かしています。

 以上のことから推察するに、B'z2人が決断するまでに、最初にスタッフサイドのやり取りがあります。その良好なやり取りの中で話が進んだのでしょう。もちろん、2人の中には朝ドラの主題歌を請けるからには「紅白の依頼が来たら、受ける」という「暗黙の思い」を2人とも抱えていたのだと思います。昨年は2人ともかなり忙しかったようです。忙しい2人の予定を抑える必要があるため、11月下旬よりかなり前から、出演は決まっていたことは確かでしょう。

 

 反響が大きかっただけに、「今年も!」と思うのがファン心理。しかし、稲葉さんは「これはもうファイナルしゃないですか」と、話しており、なかなか次の出演は難しそうです。

 

 

 

 

【B'z】朝ドラ主題歌 新曲「イルミネーション」感想♪ 新たな代表曲の予感

 B'zファンが待ちに待った2024年初の新曲「イルミネーション」が10月7日に配信リリースされました。話題になっている通り、NHKの朝の連続ドラマ小説「おむすび」の主題歌です。今回は、この曲の感想と制作の裏話について書いていきたいと思います。

 

オススメ度 ☆☆☆☆☆

 結論から言うとオススメです!曲調はポップでメロディアスです。筆者が好きなタイプの曲(CHAMPのようなメロディアスハードロック)ではないですが、なぜか何度も何度も聴いてしまいます。それはなんと言ってもメロディと歌詞がいいから。欲を言えば、もっとギターの音をあげて、間奏やラストもシーケンサーではなく、ギターにして欲しかった。今回は、NHK主題歌ということで、多世代に響くよう敢えてギターの音を極力抑えたのが垣間見えます。ただ、それを差し引いても良い曲に変わりありません。ラストの松本さん独特のギタートーンがいい味を出しています。

 

 これまでの曲だと、2023年リリースの「STARS」や2007年リリースのアルバム「ACTION」収録の「HOME TOWN BOYS MARCH」に近いかもしれませんが、既存の曲とは一線を画すと言っていいと思います。

 

 歌詞はもちろん、ドラマの書き下ろし。「君の一番好きな 歌を聴きながら進もう」から始まるフレーズが印象的で、筆者は特に好きな部分です。そして、2番の「心細さが勇気になる 君と一緒にいるならね」の逆説的な表現が良きです。どこか知らない場所にいて心細い時、誰か頼りになる人が隣にいると、何かに挑戦する勇気が湧いてくるものです。このフレーズはそうした誰にでも経験したことある感情を呼び覚ましてくれます。歌詞全編の趣旨について稲葉さんは、「泣いて笑って山を越え谷を越え、進んでいくように生きて、たどり着いた場所には、無償の愛情に満ちた輝きを放つイルミネーションが待っている」とのことです。

 今回、人生で初めて朝ドラをみていますが、曲が物語にマッチしているように思います。ただ、物語はまだ序盤なのでよく分からない部分も多いですが。。。
このドラマの制作統括の宇佐川隆史氏は、初めてこの曲を聴いて涙を流したといいます。宇佐川氏が本作の企画書を書いていたときにB'zの「Easy Come, Easy Go!」などを聞いていたいい、 Easy Come, Easy Go!」のように、肩ひじ張らずに楽しんでいこうよという、日常の曲を求めている」という趣旨の手紙をB’z宛てに書いたといいます。「イルミネーション」は、ドラマ統括の意向が明確に反映されていると思います。

 

 「イルミネーション」は、稲葉さん、松本さん共に還暦を越え、円熟味を増した今だからこそ表現できる曲だと思います。ファンの皆さんからも概ね好評のようです。意外と?ライブで映える曲かもしれません。ライブだとギターの音を全面に押し出せるので、ライブで演奏を重ねることで、さらに多くのファンから支持され、新たな代表曲になっていくかもしれません。

 

イルミネーション

イルミネーション

  • B'z
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 

【B'z】TAKソロ「TMGⅡ」感想♪ ライブネタバレあり

 B'zの松本さん率いるハードロックバンド、TMGTak Matsumoto Group)のニューアルバム「TMGⅡ」が9月18日にリリースされました。
 TMGは、1980年代のアメリカン・ハード・ロックシーンを牽引したNight Rangerのフロントマン兼ベーシスト、ジャック・ブレイズ、「To Be With You」が世界的な大ヒットを記録したアメリカのハードロックバンド「MR. BIG」のボーカル、エリック・マーティンからなるバンド。レコーディング・ツアーには、ドラムにGuns N’ RosesVelvet Revolverで活躍するマット・ソーラムも参加しています。

 TMGの再結成は2004年以来、実に20年ぶり。松本さんは今回の再結成に当たり、「ジェックとエリックに連絡し即OK」の返事を貰ったといいます。松本さんは以前、インタビューなどで2004年を回顧。エリックがテレビ出演の際、来日しなかったことなど、エリックの扱いにかなり苦慮した様子でした。このため、ファンの間では、「TMGの再結成はもうないのではないか」という見方が大勢でした。再結成したとしても、「松本さん、エリックと大丈夫かな?」という心配は付きまといますが(笑)、エリックも還暦を超えて落ち着いたのでしょうか、今のところ大丈夫そうです。

  そして、全国ツアー『TMG LIVE 2024 -Still Dodging The Bullet-』もセット。10/12の有明ガーデンシアター公演を含む、全国9公演が開催されています。この記事ではそのネタバレも含んでいます。

TMG Ⅱ

TMG Ⅱ

  • TMG
  • ロック
  • ¥2546

 

1.CRASH DOWN LOVE

 オススメ度:☆☆☆☆

 80年代のハードロックを彷彿とさせるキラーチューン。新たなTMGサウンドを象徴するかのようなキャッチーなメロディーも特徴です。イチオシです。そして、ライブでこその曲の良さが際立ちます。特にサビの盛り上がりは最高です。

 

2. ETERNAL FLAMES (feat. BABYMETAL)

 オススメ度:☆☆☆☆

ETERNAL FLAMES (feat. BABYMETAL)

ETERNAL FLAMES (feat. BABYMETAL)

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 先行配信シングル。曲名は「永遠の炎」。世界的な3人組メタルダンスユニット・BABYMETALがゲスト参加(参加は後から決まってとのこと)。エリックとの疾走感の溢れる掛け合いがたまりません。ライブでは本編ラストに演奏されるだけあって、やはり曲がいい!何度も聴きたくなる中毒性があります。ハードロックでありながら、跳ねた曲調で、松本さんの作曲能力が光ります。

 

3. THE STORY OF LOVE (feat. LiSA)

 オススメ度:☆☆☆☆

THE STORY OF LOVE (feat. LiSA)

THE STORY OF LOVE (feat. LiSA)

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

 LiSAとのコラボ曲。曲名は「恋物語」。2021年に松本さんがLiSAに提供した楽曲「Another Great Day!!」のリアレンジ。曲冒頭に、琴の音色が追加されていて「TMG」感を感じられます。こちらもエリックの歌声とLiSAの声が上手く絡みあってます。ライブ1曲目に据えただけあって、こちらもメロディーがいいです。頭の中で何度も再生されます。


4. COLOR IN THE WORLD

 オススメ度:☆☆☆

COLOR IN THE WORLD

COLOR IN THE WORLD

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

   バラードに近い明るい曲。曲名は「世界の色彩」。松本さんのインストロメンタルアルバム「Bluesman」収録の「Arby Garden」を登用。原曲はビートルズを意識したものです。

 

5. JUPITER AND MARS

 オススメ度:☆☆☆

JUPITER AND MARS

JUPITER AND MARS

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 ミディアムテンポのロックチューン。曲名は「木星と火星」。和のメロディーでこちらもいいです。和メロディーを歌うエリックが新鮮です。

 

6. MY LIFE

 オススメ度:☆☆☆☆

MY LIFE

MY LIFE

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 ミドルテンポのロックチューン。歌詞に「It's my life」と入っており、BON JOVIの代表曲を彷彿とさせます。ライブではこの部分が大合唱となり、盛り上がりました。BON JOVIファンとしても熱い展開の曲でイチオシです。

 

7. ENDLESS SKY

 オススメ度:☆☆☆☆

ENDLESS SKY

ENDLESS SKY

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 サビがキャッチ―で聴きやすいロックチューン。それだけに、ライブでは2曲目に演奏。ライブでの序盤の展開をこの曲でもっていった感じがあります。「MY LIFE」に続いて筆者おすすめの曲です。

 

8. DARK ISLAND WOMAN

 オススメ度:☆☆☆

DARK ISLAND WOMAN

DARK ISLAND WOMAN

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 ノリのいいロックチューン。サビ後半で「Na na~」の箇所があり、この部分がライブで威力を発揮しています。このアルバムでは、英語が分からなくても口ずさめるフレーズが随所に散りばめられており、歌詞の構成が良く考えられていると思います。ドラム、ベースも良く効いています。


9. FAITHFUL NOW

 オススメ度:☆☆☆☆

FAITHFUL NOW

FAITHFUL NOW

  • TMG
  • ロック
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 本作唯一のロックバラード。曲名は「忠実な今」。こちらもサビが非常に良いです。この曲のサビにも「Oh oh~」と口ずさめる部分がり、バラードながら一体感を生み出しています。作曲者のメロディーの良さが際立ちます。

 

10. THE GREAT DIVIDE

 オススメ度:☆

THE GREAT DIVIDE

THE GREAT DIVIDE

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 ミディアムテンポのロックチューンで、ライブでは序盤に演奏。ただ、本作で唯一好きになれない曲です。

 

11. GUITAR HERO

 オススメ度:☆☆☆☆☆

GUITAR HERO

GUITAR HERO

  • TMG
  • ロック
  • ¥255
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 先行配信シングルにして、今作のリード曲と言える曲。松本さん作曲のKATーTUNの「Real Face」のセルフカバーです。権利の関係などもあることが推察され、このことは公表されていませんが、YouTubeでショートバージョンが公開されたり、ミュージックステーションで演奏されたりと話題を呼びました。歌詞はジャックが松本さんを思い描いて書いたもので、「ギターヒーロー」松本さんの半生をストーリー性をもって綴っています。歌詞がいい!ぜひ歌詞を読んでみることをおすすめします。

 原曲のメロディーの良さと、ハードなサウンドが絡みあって溜まらない曲です。ライブでもアンコールラストに演奏。感動的であるとともに、漏れなくサビに掛け合いの部分もあり、盛り上がりも最高潮でした。本作No1でTMGの代表曲とも言えると思います。

 

 いかがでしたでしょうか?前作も完成された仕上りでしたが、本作はそれ以上です。

本作はメロディーはすべて松本さん。前作以上よりメロディアスな曲が多いので、B’zファンには受け入れやすいかと思います。前作は「ザ・ハードロック」的な全14曲で、いい意味で、「どの曲も同じに聴こえる」感じが強かったですが、本作は曲ごとに「色」があります。そこには決して、ハードロックを削ぎ落したわけではなく、コラボ曲を入れるなど、今の時代にも寄り添ったハードロックの要素を付加しているのが、本作の特徴と言えると思います。松本さんは、本作制作に関わるインタビューで、「B’zだと作品が多く、これまでと同じフレーズは避けるけど、TMGはそういった縛りがない。そういう意味では自由」といった趣旨の発言をしています。その「自由さ」が本作に好作用しています。

 今回のリリースに合わせて、前作「TMGⅠ」も配信リリースされました。興味のある人は本作のみならず前作も一緒に聴いてみてはいかがでしょうか?ちなみに、前作の曲では、今回のライブでも演奏された、「Oh Japan ~Our Time Is Now~」、「Everything Passes Away」、 「Kings For A Day」、「Never Good-Bye」がオススメ!そして、「The Greatest Show On Earth」も聴いて欲しいです。

 

TMGⅠ(2004年6月23日リリース)

TMG I

TMG I

  • TMG
  • ロック
  • ¥2546

【B'z】TAKソロ 邦楽カバーアルバム「THE HIT PARADEⅡ」感想♪

 B'zの松本さんの邦楽カバーアルバム「THE HIT PARADEⅡ」が8月28日にリリースされました。2003年に発表された同名アルバム「THE HIT PARADE」の第2弾となります。約20年ぶりリリースとなります。前作同様、松本さんが感銘を受けた、1970〜1980年代の邦楽の名曲・ヒットソングを、豪華ゲストボーカル陣とエネギッシュかつブルージーなギターサウンドでカバー。

 この記事では本作の感想を書きます。原曲を知らない世代の筆者ですので、原曲との対比はできません。あくまでその曲のボーカルとギターの感想になりますが、原曲を知らない世代にも分かりやすい記述を心掛けています。

 

1. 六本木心中 (featuring LiSA)

 オススメ度:☆☆☆

 原曲:アン・ルイス「六本木心中」(1984年)

六本木心中

六本木心中

 アルバムの発売に先駆け7月25日に配信リリース。ボーカルは女性のルイスさん。ガールズロックの魅力的に感じさせてくれる曲で、アルバム1曲目を飾るに相応しい力強いLiSAさんの歌声が持ち味です。松本さんは80年代に札幌でアン・ルイスのライブを観て、打上げにも連れて行ってもらったことがあるのだとか。ボーカルは当時のルイスさんとオーバーラップしてLiSAさんにオファーした話しています。

 

2. 木蘭の涙 (featuring GRe4N BOYZ)

 オススメ度:☆☆

 原曲:スターダスト☆レビュー木蘭の涙」(1993年)

木蘭の涙

木蘭の涙

 本作で唯一平成の曲。 松本さんは90年代、沖縄でスターダスト☆レビューさんのライブでこの曲を聴いて「良い曲で感動した」と語っています。今回、 松本さんはGRe4N BOYZ(旧・GReeeeNのHIDEさんを指名したところ、メンバー4人が総出で参加。松本さんも「GRe4N BOYZ の曲?と言っても良いほどハマっている」と自賛しています。ということもあってか、GRe4N BOYZ感の強い仕上りに賛否分かれる評価となっています。

 

3. 落陽 (featuring TERU/GLAY)

 オススメ度:☆☆☆

 原曲:吉田拓郎「落陽」(1973年)

落陽

落陽

 松本さんは当時小学生で、吉田拓郎さんに憧れていた親戚が聴かせてくれた曲だったとのこと。松本さんはTERUさんに、カバーする曲の候補を数曲送りTERUさん自身がこの曲を選んだといいます。TERUさんは「松本さんから頂いたDEMOに仮歌を入れてお戻しした時、めちゃくちゃ緊張しました!」と本作でのやり取りを振り返っています。GLAY好きとしては、TERUさんの歌を松本さんのギターで聴けて新鮮です。


4. 銃爪 (featuring 稲葉浩志/B'z)

 オススメ度:☆☆☆☆

 原曲:世良公則&ツイスト「銃爪」(1978年)

銃爪

銃爪

   前作では沢田研二さんの「勝手にしやがれ」をカバーし、稲葉節全開だった稲葉さんがここで登場します。この曲のリリース当時、ツイスト、Charさん、原田真二さんのロック御三家が日本のヒットチャートに頭角を現した時代。当時の松本さんは高校生。洋楽にしか興味がなかった松本さんが、再び邦楽も聴くきっかけになった曲だったといいます。一方、稲葉さんは中学生。この曲がチャートの1位になり、毎週テレビで演奏されるのをかじりつくように見ていたといいます。その思い出そのままに、本作でも稲葉ワールド全開の歌唱を披露してくれています。


5. Yes-No (featuring 山本ピカソ/青いガーネット) 

 オススメ度:☆☆☆

 原曲:オフコース「Yes-No」(1980年)

Yes-No

Yes-No

 オフコースの曲は前作でも「時に愛は」をカバー。この曲は松本さんが 10代の終わりによく聴いたと言います。 山本ピカソさんは著名なシンガーではありませんが、哀愁漂う歌が特徴的。この曲はなんといっても原曲がいいですよね。私も唯一、元から知っていた曲でした。今回初めて知りましたが、山本ピカソのバンド、「青いガーネット」は2023年6月から活動するガーネットクロウのトリビュートバンドです。山本ピカソさんは若い女性シンガーで、これからの活躍が期待されます。

 

6. ブルーライト・ヨコハマ (featuring 倉木麻衣)

 オススメ度:☆☆☆☆

 原曲:いしだあゆみブルーライト・ヨコハマ」(1968年)

 先行配信シングル。前作では山口百恵さんの「イミテーション・ゴールド」をカバーし、艶っぽい歌唱を披露した倉木さんをここで起用。本作でも艶っぽい歌声を聴かせてくれています。松本さんの素晴らしい哀愁のギターとアレンジも良く、本作オススメ曲です。松本さんはこの曲がリリースされた当時8歳。毎日TVで観るいしだあゆみさんに憧れており、「初恋だったのかもしれない」と回顧しています。 この曲を選んだ時、「歌ってもらうのは倉木麻衣さんしかいない」と、即断だった模様。なあ、オススメ度は筆者の倉木麻衣補正が入ってますので、ご容赦ください笑

 

7. 白い冬 (featuring KEISUKE ・YUJIRO/Z)

 オススメ度:☆

 原曲:ふきのとう「白い冬」(1974年)

白い冬

白い冬

 切ないフォークソング。松本さんが10代の頃、バイト先の上司に聴かせてもらった思い出の曲。松本さんはその時既にロック少年でしたが、 「切ない歌詞とメロディに妙に感銘を受けた」と話しています。カバーしたZは、2023年にデビューした、ビーイングの主宰者、長戸大幸氏プロデュースの3人組男性ロックバンド。本作に参加しているのは、ハイトーンで個性的な歌声を武器とするYIJIROさんと、甘いルックスと、やわらかな歌声のKEISUKEさん。この楽曲では、2人の透明感のあるボーカルが味わえます。

 

8. 時の過ぎゆくままに (featuring 上原大史/WANDS)

 オススメ度:☆☆☆

 原曲:沢田研二「時の過ぎゆくままに」(1975年)

時の過ぎゆくままに

時の過ぎゆくままに

 沢田研二さんの曲を本作でも選曲。前作はアップテンポの「勝手にしやがれ」でしたが、本作ではバラードの名曲をチョイス。松本さんは、「沢田研二さんの出す曲全てがアイデアに富んでいてカッコ良かった」と語っており、沢田研二さんの曲は本作でもぜひ入れたかった様子。本作では上原さんのハスキーの歌声でこの曲が蘇ります。


9. 傷だらけのローラ (featuring 新浜レオン)

 オススメ度:☆☆☆☆☆

 原曲:西城秀樹「傷だらけのローラ」(1974年)

傷だらけのローラ

傷だらけのローラ

 先行配信シングル。本作で最も勢いがあるオススメ曲。松本さんは、西城秀樹さんについて、「当時のアイドルの中でも男も憧れる唯一無二の存在だった」といい、この曲を選曲。西城さんをリスペクトし、自身のアルバムやライブでもカバーしている男性ボーカリスト・新浜レオンさんが歌唱。力強く上手い歌声と、力強く重厚感のあるギターサウンドがこの曲を一層高めています。残念ながら、西城さんは、2018年に63歳でこの世を去ってしまいましたが、その意思を継ぐ新浜レオンさんによるカバーは感慨深いものがあります。

 

10. 俺たちの勲章テーマ(インストルメンタル

 オススメ度:☆☆☆

 原曲:トランザム「俺たちの勲章テーマ」(1977年)

俺たちの勲章テーマ

俺たちの勲章テーマ

 刑事ドラマ 「俺たちの勲章 」の主題歌で、吉田拓郎さんの楽曲「あゝ青 春」をトランザムというバンドがインストで演奏した曲。 松本さんは、当時みていたこのドラマが好きで、この曲が強く印象に残っているのだとか。アルバムのラストを飾る落ち着いた曲となっています。

 

 いかがでしたでしょうか?本作は前作にあったシングル級の「異邦人(ZARD)」や「イミテーション・ゴールド(倉木麻衣)」、「勝手にしやがれ稲葉浩志)」のような勢いのある曲は少ないように思います。ただ、歳月を経て円熟味を増した松本さんのギターの良さを活かした楽曲が多いです。前作が17曲収録と、後半にやや間延びした感が否めないのに対し、今作は10曲ということもあり全体的にまとまっている印象です。

 今回のリリースに合わせて、前作も配信リリースされました。興味のある人は本作のみならず前作も一緒に聴いてみてはいかがでしょうか?懐かしの邦楽の世界が、松本さんのギターサウンドで楽しめます。

 

THE HIT PARADE(2003年11月リリース)