稲葉さんは、「“Follow Your Own Passion”という言葉は簡単なフレーズですが、今の自分たちにすごく響く言葉です。我々もバンドを結成して、もうガムシャラに進んできたわけですが、いろいろ経験すると、選択肢が増えて、迷いが生じることがある。そういう時には、“パッションを追いかければいいじゃない?”って自分に言うと、わりと早く答えが見えるんです。パッションというと火が燃えているようなイメージがあるけど、なんとなく好きとか、なんか気持ちいいとかでもいい。そういうものをお互いに追いかけて、またいつかどこかで会えたら最高じゃないですか」と観客に語りかけました。
17.Brotherhood
MC的なこれは「濁流BOY」かな?と大好きな曲の用意を始めていましたが、本編最後の曲はなんとBrotherhood。場内からは驚きと歓喜の声が。このツアーを象徴するようなメッセージを感じました。今回の“We’ll be alright”はB’zの二人、自分たちに向けて歌っているようでした。シングルではないこの曲を知らない新しいファンも多々いたことでしょうが、超満員の“We’ll be alright”の大合唱が東京ドームに響きたりました。改めてこの曲の重要性を痛感しました。
時が経ても色褪せることのない歌詞とサウンド。そして、稲葉さんのボーカルとエモーショナルなギター。感想の「どこかで~」のフレーズも、しっかりと歌われ、涙を堪えるのがやっとでした。最後の“We’ll be alright”のボーカルの伸ばしも、全盛期を彷彿とさせるくらい長く感動的でしたね。
そろそろ、「ALONE/TIME」、「衝動」、「BLOWIN/love me I love you」はやりそう。「CHAMP/ALL- OUTATTACK」、「ARIGATO/RING」、「ONE」、「SUPER LOVE SONG」、「グローリーデイズ」は願望強めのセレクトです。チケット激戦のライブのため、チケット争奪戦に勝ったファンしか来ないでしょう。これくらい尖ったセレクトを期待しています。
2025年11月12日、約3年ぶりとなるB’zのNEW ALBUM「FYOP」が発売されました。本作の感想・レビューを書いていきたいと思います。タイトルはそのまま「エフ ワイ オーピー」と読みます。「Follow Your Own Passion」の略です。リリースから間もないですが、今の「Passion=情熱」のまま書いていきたいと思います。
★ライブのネタバレは一切ありませんので、安心してお読み下さい。
1. FMP ☆☆☆☆☆
今作のリード曲。アサヒスーパードライCMソング。曲名はサビで歌っている「Follow My Passion」の略。タイアップ先の商品である「スーパードライ」をイメージし、「渇き」と「情熱」をテーマに制作されました。B’zらしい疾走感のある楽曲ですが、イントロが中毒性のあるベースフレーズからはじまるなど、新鮮さのある曲。松本さん曰く、この曲は「兵2」としていたそうで、「兵、走る」の後継が必要になった時に出そうと決めていたのだとか。「兵、走る」と違い、この曲にはみんなでのコール&レスポンスのフレーズはありませんが、それ以上の持ち味がこの曲にはあります。歌詞も稲葉さんは「Passion=情熱」という使い古された言葉だけどと言っていましたが、さんざん聞いた言葉であろうと、「この曲のメロディーラインにはこの言葉しかない」。そんな気分にさせられる楽曲です。
シチズンの時計『UNITE with BLUE』CMソング。ほとんどが英詞で、一部「一秒ごと端々しく弾け」といった部分だけが日本語。全体的に「Blue=未知の世界に飛び込むと、新しい自分が待っている」とった趣旨のことを歌っています。最初はサビだけ英語で書いていたそうですが、しっくりこず英語を増やしたのだとか。言葉の意味はすぐには入ってきませんが(笑)、それだけに新鮮さがあります。サウンドはミディアムチューンの正統派なバラード。アメリカンな感じもします。いい曲ですが、「英詞のため、言葉が入ってこない」という個人的な理由(笑)で、☆1つ評価を下げています。
アニメ・ルパン三世の映画「LUPIN THE IIIRD THE MOVIE 不死身の血族」主題歌。今作一押しで、スピード感のあるジャジーな曲です。筆者は元来、ホーンセクションを多用した楽曲は好きなではないのですが(前作のリヴなど)、この曲は別格です。B’zらしいけど、今までになかったメロディーラインと曲展開、サウンド、もはや天才的です。松本さんはルパンの主題歌を手掛けるにあたり、「子供の頃から観ていたルパン三世の音楽を担当させて頂ける事は光栄ですし、大変嬉しく思いました。オファーを受けてまず“JAZZY”というキーワード、イメージが浮かびました。B'zのROCKとJAZZY、そしてゴージャスなホーンセクションのMIXTUREで面白い作品になったと思います」と語っています。好きなルパンの主題歌のオファーであることから、より一層、楽曲制作に熱が入ったのだと思います。
そもそも今回のアルバム制作は、2020年に開催予定だった【INABA/SALAS "the First of the Last Big Tours 2020"】がコロナで中止になり、その埋め合わせのためのライブツアーを今年やることが決まってからスタートしました。「ツアーのために1曲つくるつもりだった」という稲葉さん。昨年11月に始めた作業でしたが、みるみるうちに曲数が膨れ上り、7曲のミニアルバムになりました。元々、1曲録るスケジュールだったのに7曲仕上げたので、稲葉さんは「普段は飲まないエナジードリンクを飲んだ」といいます。その結果、勢いと年相応の渋さを感じさせるアルバムとなっています。
LiSAとのコラボ曲。曲名は「恋物語」。2021年に松本さんがLiSAに提供した楽曲「Another Great Day!!」のリアレンジ。曲冒頭に、琴の音色が追加されていて「TMG」感を感じられます。こちらもエリックの歌声とLiSAの声が上手く絡みあってます。ライブ1曲目に据えただけあって、こちらもメロディーがいいです。頭の中で何度も再生されます。
今回のリリースに合わせて、前作「TMGⅠ」も配信リリースされました。興味のある人は本作のみならず前作も一緒に聴いてみてはいかがでしょうか?ちなみに、前作の曲では、今回のライブでも演奏された、「Oh Japan ~Our Time Is Now~」、「Everything Passes Away」、 「Kings For A Day」、「Never Good-Bye」がオススメ!そして、「The Greatest Show On Earth」も聴いて欲しいです。
B'zの松本さんの邦楽カバーアルバム「THE HIT PARADEⅡ」が8月28日にリリースされました。2003年に発表された同名アルバム「THE HIT PARADE」の第2弾となります。約20年ぶりリリースとなります。前作同様、松本さんが感銘を受けた、1970〜1980年代の邦楽の名曲・ヒットソングを、豪華ゲストボーカル陣とエネギッシュかつブルージーなギターサウンドでカバー。