ヒノトリの有頂天ブログ

B'zを中心に、たまにプロ野球、倉木麻衣についてつづります♪

【B'z】イナバサラス ニューアルバム「ATOMIC CHIHUAHUA」感想♪

 

 2月26日、B'zの稲葉浩志と、世界的なギタリスト・スティーヴィー・サラスによるコラボ、INABA/SALASの3rdアルバム『ATOMIC CHIHUAHUA』(アトミック チワワ)が発売されました。アルバムタイトルを直訳すると、「めちゃ小さいチワワ」となりますが、Atomicはスラングだと、「力強い」のようです。よって、タイトルは「力強いチワワ」ということになります。

 

 そもそも今回のアルバム制作は、2020年に開催予定だった【INABA/SALAS "the First of the Last Big Tours 2020"】がコロナで中止になり、その埋め合わせのためのライブツアーを今年やることが決まってからスタートしました。「ツアーのために1曲つくるつもりだった」という稲葉さん。昨年11月に始めた作業でしたが、みるみるうちに曲数が膨れ上り、7曲のミニアルバムになりました。元々、1曲録るスケジュールだったのに7曲仕上げたので、稲葉さんは「普段は飲まないエナジードリンクを飲んだ」といいます。その結果、勢いと年相応の渋さを感じさせるアルバムとなっています。

 

それでは個々の曲についてレビューしていきたいと思います。

 

01.YOUNG STAR」

おすすめ度☆☆

 1曲目らしい愉快な曲。曲名は稲葉さんの地元、津山市にあったレコード店から。稲葉さんは、「どこの街にも情報が集まってくる場所はあっただろうし、そこから大人になっていく過程で夢を見て、社会の荒波にのまれていく手前の勢いをこの1曲に閉じ込めたい」と、歌詞を書いたそう。

 

02. EVERYWHERE

おすすめ度☆☆☆☆☆

 今作のリード曲。ミディアムテンポです。メロウで一度聴いたら耳に残るサビが印象的。ポリスぽい楽曲ですが、稲葉さんの好きなポリスではなく、サラス曰く、ザ・サイケデリック・ファーズを意識したらしい。歌詞は人と人とのつながりを過去の何気ない日常から紐解いています。稲葉さんの「どこに居ても、必要ならつなかっている」という思想は一環しており、B'zのCallingに通じるものがあります。

 

03. Burning Love

おすすめ度☆☆☆☆

 イナサラらしいグルーヴ感が楽しめるアップテンポな曲。CDTVでも披露されました。サラスは今のローリング・ストーンズを意識して曲を書いた模様。よりグルーヴを感じられるのは、サビの「涙よ野となれ山となれ」の箇所。稲葉さんの歌唱にグルーヴ感がありました。この曲はEVERYWHEREと並んでこのアルバムの双璧をなす曲だと思います。EVERYWHEREは単純にいい曲ですが、この曲はイナサラらしい、いい曲です。

 

04. DRIFT

おすすめ度☆☆☆  

 ミディアムバラード曲。サラスは「この曲は自実験的だった。うまくいかないんじゃないかなと思っていたけど、KOSHIが歌った瞬間、ソウルみたいなものを感じた」と話しています。特にアウトロの稲葉さんのシャウトがソウルフルです。円熟味を増した今だからこそ成せる技でしょう。歌詞は2人を漂流船に見立てています。「希望の点滅」というフレーズが印象的です。

 

05. LIGHTING

おすすめ度☆☆

 今作で最初に取り掛かった曲。イナサラぽい曲で聴きやすいです。バンドアンサンブルを感じる曲ですが、パンチには欠けるかも。歌詞はサビの「ハンパじゃない〜」「あなた稲妻」が耳に残ります。ライブ映えはしそうです。

 

06. 07.ONLY HELLO part1 ONLY HELLO part2

おすすめ度☆☆

 part1はアコギのバラード。2023年に亡くなったキーボディストのアンプ・フィドラー(Amp Fiddler)さん(享年65歳)の追悼曲なので静かな曲です。フィドラーさんは前回のツアーでサポメンでした。2022年から闘病されていたようです。part1はアコギの静かな曲ですが、同じトラックでもおかしくないpart2も静かな曲。盛り上がりがあります。稲葉さんはこの曲を2曲に分けた意図について、「もともとはメインのパートがあって、色々と構想もあった中で、それなりのボリューム感というか、もう1曲独立してもよいぐらいの重みを持ってきたので、2つに分けた」と語っています。今作のコンセプトは「only hero」。アルバムの最後を飾るに相応しい曲となっています。

 

 いかがでしたでしょうか?勢いで作ったミニアルバ厶としてはまとまっています。が、やはり1stの新鮮さ、2stのギターサウンド多めのロック感には及びません。2stのレビューも書いてますので、ぜひ遡ってご確認ください。

 「自分達の年齢もあるし、イナバサラスは今回が最後になるかもしれない」と稲葉さん。今、その集大成となるツアーが開催中です。チケットはソールドアウトとなっていますが、23日のララアリーナTOKYO-BAY公演は全国の映画館でライブビューイングが開催されます。ぜひイナサラならではのグルーヴを味わってみては?

 

★ツアー概要

INABA/SALAS TOUR 2025 -Never Goodbye Only Hello-】

2025年3月10日(月)愛知・・Zepp Nagoya

2025年3月12日(水)大阪・Zepp Namba 

2025年3月15日(土)兵庫・ワールド記念ホール

2025年3月16日(日)兵庫・ワールド記念ホール

2025年3月22日(土)千葉・LaLa arena TOKYO-BAY

2025年3月23日(日)千葉・LaLa arena TOKYO-BAY

2025年3月26日(水)宮城・SENDAI GIGS

2025年3月29日(土)神奈川・横浜BUNTAI

2025年3月30日(日)神奈川・横浜BUNTAI