ヒノトリの有頂天ブログ

B'zを中心に、たまにプロ野球、倉木麻衣についてつづります♪

【B'z】イナバサラス Maximum Huavo(マキシムウェボー) 感想♪

 

Maximum Huavo (初回限定盤・CD+Blu-ray)

Maximum Huavo (初回限定盤・CD+Blu-ray)

  • アーティスト:INABA/SALAS
  • 発売日: 2020/04/15
  • メディア: CD
 

遅ればせながら、4月15日にリリースされたイナバサラスの新作「Maximum Huavo」(マキシマムウェボー)ーをレビューしたい。今作はB'zの稲葉浩志スティーヴィー・サラスのプロジェクトの第2弾である。今作発売時のインタビューでイナバサラスはシンセを入れることを決まりとしていることが明かされている。その決まりの通り、第1弾作品「CHUBBY GROOVE」(チュビーグルーヴ)はシンセの印象が強く、ギタリスト・スティーヴィの影は薄い。その印象と打って変わって今作はギタリスト・スティーヴィの存在を感じることのできる作品となっている。実際、このアルバムにはバラード曲はなく、「必要ない」と判断したという。「ギターを強くしたい」といういうのは、稲葉氏の要望だ。スティーヴィ自身は、前作ではこれまで散々ギターを弾いてきたことから「ギターサウンドへのこだわりは薄かった」と語っている。前作はTAKのギターサウンドが好きなB'zファンにも物足りなかったものの、イナバサラス特有のシンセとグルーヴの新鮮さでファンを惹き付けた。だが、稲葉氏も同じことを続けてもファンには刺さらないと考えた部分もあるだろう。そこで今作は前作でもっていた要素にギターサウンドが加わった。これならギターサウンドが好きなB'zファンも満足できる。ギターサウンド好きな私自身も前作より今作の方が好みである。

 

それでは個々の曲についてレビューしていきたい。

 

01. Mujo Parade ~無情のパレード~

おすすめ度☆☆☆☆

「踊りましょ」のフレーズが頭に残るオープニングナンバー。ダンスがメインテーマではじまった曲で、スティービィが南米のパーティーに行った時に聴いた曲からインスピレーションを受けている。単なるEDMではなく、ギターソロが入りロック調のEDMとなっている。

 

02. U

おすすめ度☆☆☆☆☆

疾走感溢れるロックナンバー。このアルバムで一番好きな曲。随所に「千年に一回の恋愛ってあるの」というフレーズが入ってるのが印象的な楽曲。稲葉もオペラ歌手風に歌ったといい、新たな挑戦だったのようだ。ドラムはB'zの新サポートメンバーのブライアンティッシー。パワフルなドラムとギターサウンド、そしてEDMが組合わさったこのアルバムで最もおすすめな曲である。


03. KYONETSU ~狂熱の子~

おすすめ度☆☆☆☆

タイトルは「LED ZEPPLIN」のライブアルバム「永遠の詩(狂熱のライブ)」から来ている。歌詞にも「狂熱」という言葉が入っており、ハードロック好きの心をくすぶられる。こちらもダンスミュージックとロックが混ざりあった楽曲。シンセの音が重なりあって聴こえ面白い。


04. Violent Jungle

おすすめ度☆☆☆

アルバム製作の最初に作った曲。前半の3曲よりミディアムテンポの曲で、稲葉のさまざまな歌い方を楽しめる。


05. Boku No Yume Wa

おすすめ度☆☆

デビット・ボウイを意識した楽曲。稲葉自身もすごく好きな曲と語るものの、Aメロはあまり得意ではなかったらしく、結構やり直したという。スティーヴィの歌へのディレクションも細かく、イナバサラス流のデビット・ボウイ曲といったところか。


06. Demolition Girl

おすすめ度☆☆☆

今作で、はじめてミュージックビデオを公開するなど、このアルバムのプロモーションの核となった楽曲。「POP POP POP」という歌詞が入ったキャッチーなサビが印象的なダンスなナンバー。コーラスにも女性の声が入り、タイトル通り女性らしさを感じさせる。ただ、前半3曲のようなギターサウンドは薄く、物足りない感はなきにしもあらず。


07. IRODORI

おすすめ度☆☆☆☆

新型コロナによる緊急事態宣言中に自宅でのセッションがアップされた曲。曲の細工は軽微でイナバサラス感はないが、メロディと歌詞が良く「良い曲」である。Aメロのリズムが複雑だが、上手く歌詞がハマり耳の残る。


08. You Got Me So Wrong

おすすめ度☆☆

ギターの音を前に出しつつも、とにかくシンプルにしたいというコンセンサスの曲。曲名がサビになっている。稲葉は普通のロックロックロールではなくて、軽すぎず、重すぎずにしたかったという。


09. Bloodline

おすすめ度☆

Princeを意識したファンキーな曲。サビの最後で盛り上がっていく。最後に稲葉氏をはじめ、スティービィらバンドメンバーが歌ったソウルフルなコーラスが入っている。


10. Take on your love

おすすめ度☆☆☆

曲中に「Take on your love」を意識した「諦観にゃ早い」といったフレーズがあり、面白い。サウンドはスティーヴィのギターソロが入ったロックサウンドとなっている。


11. CELICA

おすすめ度☆☆

稲葉がかつてあったトヨタの自動車「セリカ」をモチーフにし、自らの体験をそのまま歌詞したミディアムテンポの楽曲。歌詞の内容は、アマチュアバンド時代にあるバンドメンバーの不可抗力で急にライブがなくなり、残った稲葉氏とドラマーだけでセリカにのってドライブした時の話である。


12. CELEBRATION ~歓喜の使者~

おすすめ度☆☆

 ラテンリズムのミディアムテンポ曲。スティービィと彼がプロディースしているコスタリカのバンドが一緒に書いた曲。流れるような感じでもう一度、最初の曲を聴きたくなる。

 

今作は前作を上回るアルバムではあるものの、前半3曲の疾走感、IRODORIまでの曲の完成度は、その後下がる印象は否めない。前作は最後にTROFYなどがあり、アルバム後半も楽しめたが、今作はやや力不足だ。稲葉がこのアルバムの制作中にツアーに向けて突貫工事でつくっていると言っていたように、突貫工事部分の完成度がアルバム後半で露呈したのかもしれない。しかし、今作は、ツアータイトル「the First of the Last Big TOUR2020」にある通り、イナバサラス最後のアルバムになるかもしれない。新型コロナウイルスの影響でライブの開催は当面難しい情勢である。ぜひアルバムを聴いてこの期間を乗り切りたい。

【B’z】おすすめDVD Blu-ray ファンじゃない人~ライトファン~ファン

  現在、B’zの公式YouTubeで「B’z LIVE-GYM At Your Home」と題して、B’zがこれまでに発表した23の映像作品が公開されている。23もの作品があるため、どれから見ていいか分からないという方も多いだろう。そこで、ファンでない方、ライトファン、ファンにと区分ごとに2007年以降の10作品を新しい順から紹介する。ほんとはすべての作品を紹介したいが、記事分量の関係もあり、10作品に留めたい。ライブで演奏している主要な曲はこの10作品で網羅しているので、まずこの10作品の中から見てみては。

 

1.B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-

 

B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE- (Blu-ray)

B'z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE- (Blu-ray)

  • アーティスト:B’z
  • 発売日: 2020/02/26
  • メディア: Blu-ray
 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、さまよえる蒼い弾丸、juice、今夜月の見える丘に

おすすめ曲:兵、走る、Still Alive、マイニューラブ

 

 最新作。2003年BIG MACHINEツアーからほぼ同じだったツアーメンバーを一新して臨んだ。ファンにとっても90年代のいわゆる「レア曲」の演奏はないものの、新しいグループを感じられる上、昨年ラグビーで話題となった「兵、走る」、未発表曲「きみとなら」が収録されており、新鮮だ。ライトファンにとっては、Still Alive、RED、有頂天といった近年のシングルを新たなメンバーで演奏している。近年は外していないultra soul、イチブトゼンブも抑えており、ファンでない人も楽しめる。何より、最新のB’zを知る入口として演奏面・歌唱とも申し分ない作品となっている。YouTubeでは日替わりの声明、OCEANなどはなく、商品のみに収録されている。なかでも声明は、新ドラムのブライアンのおかげもあって素晴らしいアンサンブルである。この声明のためだけでも作品を購入しても出来だと思う。

 

2.B’z LIVE-GYM Pleasure 2018 -HINOTORI-

 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆☆☆

ファン:☆☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、裸足の女神、BLOWIN’、ねがい など

おすすめ曲:光芒、RUN、LOVE PHANTOM~HINOTORI、ALONE、BAD COMMNICATION

 

 アルバム曲中心ではなく、過去の曲を中心にセットリストを組むPleasureツアーの最新作。30周年を記念したPleasureツアーとあって、LOVE PHANTOM、ALONEといった過去の演出のリバイバルも多く含まれている。こと、LOVE PHANTOMにおいては、1995年ツアーで初披露、2003年ツアーでリバイバルした稲葉さんのダイブを復刻。15年ぶりの再現とあって、はじめて目にしたファンも多いとみられ、会場の歓声がそれを物語っている。この曲はそれだれではなく、HINOTORIという、LOVE PHANTOMのイントロを逆再生した未発表曲(当時)を曲間に挟んで演奏。HINOTORI自体も完成度の高い楽曲で、LOVE PHANTOM~HINOTORIのブロックだけでもこの作品を見る価値がある。さらに、直近ファンクラブアンケートで2位に輝いた「光芒」は圧巻(ちなみに1位は恋心で、収録。女性ファンの人気が圧倒的で、恋心はことあるごとに1位である)。ファン~ファンでない人すべてを引き寄せる曲。全般的に闇を抱える曲であるが、最後に「光」を見出すことができる。そして、90年代は定番曲であったにも関わらず、2004年以降は演奏頻度が少ない、BAD COMMUNICATIONを一番盛り上がる位置に配置していることもポイント。このツアーの後半、稲葉さんは気管支炎のため、過去に例を見ない程不調だった。福岡では15分中断し、それ以降はキーの高い光芒、イチブトゼンブ、ギリギリchopを外した公演もあった。この作品は、最終公演である「味の素スタジアム」公演の様子を収録しているが、やはり調子が悪いのは否めない。ほとんどの曲で違和感なく聴けるものの、イチブトゼンブ、ねがい、ギリギリchopは過去の作品に劣ってしまう。これらの曲は、前回のPleasure(2013年のENDRESS SUMMER)では完璧に歌いきっているので、そちらでチェックして欲しい。

 

3.B’z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR”

 

B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR" [Blu-ray]

B'z LIVE-GYM 2017-2018 “LIVE DINOSAUR" [Blu-ray]

  • 発売日: 2018/07/04
  • メディア: Blu-ray
 

 

ファンじゃない人:☆☆

ライトファン:☆☆☆

ファン:☆☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、BANZAI

おすすめ曲:CHAMP、フキアレナサイ、赤い河

 

 2で紹介した作品と同年のライブ。そのため、ultra soul、イチブトゼンブを除いては2と重複はない。定番曲が少ないため、ファン~ライトファン向けの作品と言える。往年のファンにとっては1994年以来の演奏なった赤い河、2002年以来のFIREBALL、2008年以来の孤独のRunaway、2012年以来のMOTELといった90年代の曲を連発。一方で、当時の最新曲、声明、CHAMP、フキアレナサイといった楽曲たちが組み合わさって、ツアーの完成度は非常に高い。ファンになった後にぜひ見てもらいたい。

 

4.B’z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-

 

 

B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-【LIVE Blu-ray】

B'z LIVE-GYM 2015 -EPIC NIGHT-【LIVE Blu-ray】

  • アーティスト:B’z
  • 発売日: 2016/02/24
  • メディア: Blu-ray
 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、愛のバクダン

おすすめ曲:RED、BURN、YOU&I

 

 この作品のポイントは定番曲もあることながら、ライトファン~ファンでない人にも馴染みやすいYOU&I、HEAT、Blue Sunshine、スイマーよ!!、熱き鼓動の果てを収録していることである。その意味で、Pleasure系の作品の後にみるのに最適な作品と言えるのではないか。ファンにとっても上記の曲は人気が高い割に演奏頻度が低いため、見所がある。演出面でもREDやBURNで迫力満点である。ただ、アンコールが前回のツアー(ENDRESS SUMMER)のアンコール(ultrasoulとjuice)と同じく、定番曲の組み合わせでかつ前回も連続でやっているイチブトゼンブと愛のバクダンであったため、ファンにとってイマイチな印象が残る。

 

5.B'z LIVE-GYM Pleasure 2013 ENDLESS SUMMER -XXV BEST-

 

 

ファンじゃない人:☆☆☆

ライトファン:☆☆☆

ファン:☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、ZERO、ねがい、ギリギリchop など

おすすめ曲:Endless Summer、GOLD、Pleasure2013

 

 25周年記念ライブツアー。まず、この作品の完全版がある。完全版には大規模公演前に行ったホール公演(福島公演)の内容が収められている。夢見が丘やSurvive、デッドエンドといった映像作品初収録の楽曲、パーフェクトライフやSYAY GREENといったほぼ演奏しない良曲を収録している。ファンになってもっと奥深くまでB’zを知りたい人には商品を購入するといい。さて、本題の本作品であるが、20周年(2008年)のライブで演奏しなかったヒット曲、さまよえる蒼い弾丸太陽のKomachi Angel、LADY NAVIGATIONを収録している。ただ、大部分がこれまで過去最高とされてきた2008年の20周年ライブと被り、新鮮味は薄れている。一方で、1曲目にタイアップもなしの完全未発表曲で、ハードロック調のEndless Summerを1曲目にかまし、メーセージ性の強いC’mon、新曲の核心、Q&Aを組み込むなどの挑戦的な側面もある。そして何よりこのライブが2003年~2019年のバンドメンバーの完成系である。稲葉さんの調子も絶好調で、20周年ライブで音圧が足りない感もあったギリギリchopやZERO(映像作品としては最新)、RUN、Pleasure2013が良い。ゆえに、バンドとして最高峰のPleasureライブを見たいならこの作品だ。

 

6.B'z LIVE-GYM 2011 -C'mon-

 

B'z LIVE-GYM 2011-C'mon-(Blu-ray Disc)

B'z LIVE-GYM 2011-C'mon-(Blu-ray Disc)

  • 発売日: 2012/05/30
  • メディア: Blu-ray
 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、イチブトゼンブ、ZERO、BLOWIN‘

おすすめ曲:C’mon、Brotherhood、Calling

 

 東日本大震災と同年秋~冬のツアー。クリスマスのライブであって、「いつかのメリークリスマス」も初収録している。震災の影響もあり、過去のメッセージ性の強い楽曲、Brotherhood、Callingを演奏している。双方ともファン人気は非常に高いにも関わらず、Callingはキーが高いこともあってか演奏頻度が低いので、貴重。このライブはなんといってもC’monである。アルバム表題曲で、震災を想い、つくった唯一の楽曲である。このツアーでは、当時遺体安置場ともなった宮城県のアリーナでも公演を行っている。3.11のことに想いを巡らせるとよりこの曲への理解が深まる。ぜひこの曲だけでもみてほしい。上記の曲の他、DIVEやLiar!Liar!、BE THERE、ZEROといった取っ付きやすいシングル曲も並ぶので、ライトファン~ファンでない人にもおすすめだ。

 

7.B'z LIVE-GYM 2010 "Ain't No Magic" at TOKYO DOME

 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆

ファン:☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、愛のバクダン、OCEAN、今夜月の見える丘に

      LOVE PHANTOM

おすすめ曲:イチブトゼンブ、愛のままにわがままに~、MY LONELY TOWN

 

 20周年翌年のアルバム「MAGIC」のツアー。LOVE IS DEAD、MOVEといったファンには嬉しい曲はあるものの、OCEAN、今夜月の見える丘になど、全体的にセトリが20周年ライブと被り、新鮮味がない。一方で、ファンでない人にとっては定番曲を抑えつつ、2003年以降演奏のなかった最大のヒット曲「愛のままにわがままに~」や当時、初披露となったイチブトゼンブが並ぶ。さらに、アルバム内の曲では、シングルのDIVEやMY LONELY TOWN、アルバム曲のlong time no seaといった耳馴染みやすい楽曲が多い。演出面でははじめてフライングステージを導入しており、一見の価値がある。

 

8.B'z LIVE-GYM Pleasure 2008 -GLORY DAYS-

 

B’z LIVE-GYM Pleasure 2008-GLORY DAYS-(Blu-ray Disc)
 

 

ファンじゃない人:☆☆☆☆☆

ライトファン:☆☆☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、愛のバクダン、OCEAN、今夜月の見える丘に

      LOVE PHANTOM 等

おすすめ曲:BAD COMMUNICATION、グローリーデイズ、RUN

 

 2008年の20周年記念ライブだけあって、ヒット曲のオンパレード。2008年当時のヒット曲はほぼ網羅していると言っていい内容で、ファンでない人には最もおすすめの作品。なかでも1曲目のBAD COMMUNICATION~ultra soulは未だにB’z史上最高オープニングと言われる程、かっこよく流れも良い。ファンにとってはRUNやグローリーデイズ、Breotherhoodといった感動を与えてくれる楽曲に加え、孤独のRunaway、NATIVE DANCEといった久しぶりに演奏した曲もある。

 

9.B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION-

 

B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION- [Blu-ray]

B'z LIVE-GYM 2008 -ACTION- [Blu-ray]

  • 発売日: 2013/01/30
  • メディア: Blu-ray
 

 

ファンじゃない人:☆☆

ライトファン:☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:さまよえる蒼い弾丸

おすすめ曲:SUPER LOVE SONG、光芒、パーフェクトライフ、BURN、ミエナイチカラ

 

 20周年記念ライブ前に開催されたアルバム「ACTION」のツアー。20周年記念ライブ開催を決定していたこともあって、ultra soulをはじめとした定番曲を一切やってない。しいて言えばさまよえる蒼い弾丸くらいか。新曲(BURN)、アルバム曲を中心に構成しながらも、New Message、TONIGHT、GIMME YOUR LOVE 〜不屈のLOVE DRIVER〜といったファンから人気の高い過去の楽曲を散りばめており、ファンにはたまらない。これらの楽曲は一般の認知度は低いため、ファンでない人には必ずしもおすすめの作品とは言えない。だが、収録されている楽曲は聞きやすいものが多いので、「LIVE DINOSAUR」と並んでファンになった人にはぜひ見てもらいたい。

 

10.B'z SHOWCASE 2007 -19- at Zepp Tokyo

 

 

ファンじゃない人:☆

ライトファン:☆☆☆

ファン:☆☆☆☆

 

収録定番曲:ultra soul、愛のバクダン、BANZAI

おすすめ曲:ARIGATO、HOT FASHION、春、ALL-OUT ATTACK、ながい愛

 

 アルバムツアーでもPleasureツアーでもない、地方のホールを中心に小規模な会場を回るツアー。選曲も当時の新曲と過去のアルバム曲を中心に構成しており、当時として異例の試み。多くのファンはチケットをとれなかったことあり、多くのファンの声に応えての映像化となった。なかでも見ごろはシングルにも関わらず、ライブ初披露の「ARIGATO」、哀愁ただよう「春」、ヘビィロックのバラードチューン「ながい愛」など、見ごろ満載。このツアーで演奏された曲の多くは評判となり、翌年のファン投票によるベストアルバム「B’z The Best Ultra Treasure」に収録された。そのため、上記のアルバムを聴いたことのあるライトファン層なら比較的とっかかりやすいセットリストとなっている。会場はホール・ライブハウスであるため、演出はないものの、セトリに自由度があり、多くの作品を見た後だと新鮮な作品である。

【倉木麻衣】季節を感じる倉木麻衣の曲は?? 渡月橋・Feel fine!など

 

『Mai Kuraki Live Project 2018

『Mai Kuraki Live Project 2018"Red it be 〜君想ふ 春夏秋冬〜” 』 [Blu-ray]

 

 

   11月27日、映像作品「Red it be」をリリースした倉木麻衣。この作品は昨年行ったライブツアー「Mai Kuraki Live Project2018 Red it be ~君思う 春夏秋冬」の東京国際フォーラム公演の模様がおさめられている。さらに、この作品には千葉、大阪、名古屋公演で披露した曲も別DISCで入る。昨年は全国4箇所4公演のライブツアーで小規模だったが、公演ごとにコンセプトを設定。千葉は春、大阪は夏、東京は秋、名古屋は冬として、倉木の曲のなかで、その季節に合致する曲が披露された。ほかのアーティストに比べて、季節の名前や季節に関連する言葉が歌詞に多く入っている印象の倉木麻衣。そこで、倉木の楽曲を季節ごとに分類してみたいと思う。

 

―春―

夢が咲く春(Red it be収録)

PS♡MY SUNSHINE(Red it be収録)

Reach for the sky (Red it be収録)

Time after time ~花舞う街で~(Red it be収録)

Start in my life(Single)

きみと恋のままでいられない いつも夢のままでいられない(Single)

風のららら(Single)

ベスト オフ ヒーロー(Single)

100万回のキス(Single)

さくら さくら...(アルバム151A収録)

Like a stat in the night(Single)

 

―夏―

Feel Fine! (Red it be収録)

Delicious Way(Red it be収録)

Diamond Wave(Red it be収録)

Stay by my side(Single)

Kiss(Single)

Tell me what(アルバムFUSE OF LOVE収録)

State of mind(アルバムDIMOND WAVE収録)

Ready for love(アルバムDIMOND WAVE収録)

会いたくて。。。(アルバムDIMOND WAVE収録)

一秒ごとのLove for you(Single)

Seven Nighs(シングルGrowing of my heart収録)

 

―秋―

渡月橋 ~君想う~(Red it be収録)

花言葉(Red it be収録)

Tomorrow is the last time(Red it be収録)

Your Best Friend(Red it be収録)

SUMMER TIME GONE(Red it be収録)

真っ赤な傘 ~京都の雨~(Red it be収録)

I promise(アルバムFURTURE KISS収録)

 

―冬―

白い雪(Red it be収録)

24 Xmas time(Red it be収録)

冷たい海(Red it be収録)

Winter Bells(Single)

Silent love ~open my heart~(Single)

Light Up My Life(アルバム君想う収録)

Winter Swear(シングルGrowing of my heart収録)

All I want((シングル24 Xmas time収録)

thankful(シングルWinter Bells収録)

Loving you…(アルバムFAIRY TALE収録)

 

ざっとこれまでの曲を振りかえってみたが、季節をモチーフにした曲が多いことが分かる。漏れている曲もあると思うが。。。冬の曲で、ファンからの人気が高いthankfulとLoving youが昨年のライブで披露されなかったのが悔やまれる。

 

季節の曲を聴きたい曲に、倉木麻衣の曲を聴いてみては?

【B'z】WOWOW放送 サマソニ2019を見て

 
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   先日、WOWOWで8月に開催されたサマーソニック2019の映像が放映された。放映されたのは披露した曲のうち、RED、有頂天、ultra soul裸足の女神、イチブトゼンブ、Still Alive、兵、走るの7曲。ライブでは新しいバンドの音を細部まで聴くことが難しかったが、映像では新バンドの演奏を細部に渡って聴くことができた。

 

 新しいバンドの中でも特に、モヒーニ・デイのサウンドが新鮮だ。モヒーニはサマソニ前のツアーに入るまでスケジュールの都合で4日しかB’zのための時間が取れず、泣きながら練習したというだ。そのため、ツアー開始当初は演奏以外でパフォーマンスをする余裕はなかったという。だが、ツアー終盤に差し掛かったサマソニでは演奏のみならず、ステージ中央でのパフォーマンスや曲のノリに合わせて拳を上げたりと観客を盛り立てた。その様子を今回の放送で十分に見ることができた。

 

 B'zの二人が言うように、新バンドによって既存の曲も印象がだいぶ変わった。同じultra soulでもベースラインが異なることで、違うグルーヴが生まれていて、非常に良い。ただ、このメンバーのグルーヴが未来永劫続くことはないだろうし、このグルーヴがB’zの理想形とは言えないだろう。継続してこのグルーヴだと飽きる可能性がある。このグルーヴは、バンドメンバー一新で新たな地平に踏み出したB'zの第一歩というより、新たなB’zの一面を見せてくれるものだ。B'zの理想形はこれまでのバリー・スパークスシェーン・ガラース増田隆宣大賀好修のバンドの終盤なのかもしれないし、今後つくりあげるバンドなのかもしれない。

 

 誤解されかねないので繰り返しになるがもう一度記すと、新バンドは非常に良い。サマソニで披露した曲たちには見事にフィットし、曲の新たな側面を描き出した。

 

    そして、いよいよ来年、今年のツアーの映像作品をリリースすることが発表された。今回WOWOWで放送された曲以外も見ることができる。待ち遠し限りだ。

http://bz-vermillion.com/index2.html

 

 

【B'z】「LOVE PAHNTOM」ダイブしているのは誰?

 昨年のPleasureツアーで、15年ぶりに披露されたB'z・稲葉氏のLOVE PHANTOMでのダイブ。以前からファンの間では、この演出でダイブしているのは誰なのかが話題になっていた。

 

結論から言うと、スタントマンだと考えるのが筋だろう。何十メートルもあるステージ上部からダイブするのは、当然ながら危険がある。それを歌い手自らが危険を冒してダイブをしないだろう。

 

そもそもこの演出は、1995年のPleasureツアーで初披露された。当時未発表だったLOVE PHANTOMを印象付けたのがこの演出だ。曲の終盤デンガロンハットと、マントを着用した稲葉氏が、ステージ上に設置された鏡を通って、ステージの上部に登る。そして、曲の終わりに合わせて稲葉氏が上部から客席側にダイブするというもの。1995年に次いでは、2003年のB'z15周年を記念したPleasureツアーで復活。そして、昨年、2003年以来15年ぶりに再復活した。

 

1995年はこのツアーの映像作品にスタントマンの名前があることから、スタントマンを使ったダイブで確定

だ。だが、2003年において、稲葉氏はB'z20周年を記念したファンクラブのDVDで、「渚園でのLOVE PHANTOMのダイブは怖かった」との趣旨の発言をしている。1995年でスタントマンだと分かってしまったので、あえてこうした発言をして、ファンに喜んでもらおうとしたのか、はたまた本当は本人が飛んでいるのか。

 

真相突き詰めると、渚園の映像作品では、鏡の裏で稲葉氏とスタントマンが入れ変わったという説が有力だ。現に髪の長さや体型などが本人と違う。ゆえに、20周年DVDでの発言はファンサービスだということが分かる。

 

そして、昨年。過去2ツアーともスタントマンだったのに、年齢を経て、昔より怪我のリスクが高まっているにも関わらず、自らが飛び降りるだろうか。答えは出ている。と何だか夢のない記事になってしまったが、昨年はじめてこの演出を見た時は、あたかも本人が飛んでいると思うほど、完璧な入れ替わりだった。そして、ライブ空間では本人が飛んでいると思ってみてしまった自分がいた。自分だけでなく、多くのファンもこうした気持ちでこの演出を楽しんだことだろう。映像作品ではなく、ライブ空間でこそこの演出は映えるし、飛んでいるは本人だった思える。


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【B’z】サマソニ ~ネタバレ注意!~

※この記事は現在開催中のツアーのネタバレを多く含みます。ご注意ください。

 

 

 

 

 B'zは8月16日に東京(千葉・幕張)、18日に大阪で、サマーソニック2019にヘッドライナーとして出演した。これまでB'zは2回サマソニに出演しているが、ヘッドライナーははじめて。サマソニ側は、集客が落ちるイベントの集客回復を図ろうと、日本人初のヘッドライナーとしてB'zにオファー。B'zは二つ返事でオファーを受けた。

 

 二つ返事で受けたオファーの期待に応えるべく、B’zは無事、圧倒的な演奏と歌唱でステージを終えた。ファンとして、ファンでない人にも向けたライブでB’zが圧倒的なパフォーマンスを見せつけ、その様子に歓喜する様子をツイッターで調べることで、ファンであることの喜びを感じる人も少なくないだろう。

 

 こうした中、今回B'zが披露したのは全てツアーで演奏している曲だった。ちなみに、東京、大阪とも演奏した曲は同じだった。演奏した曲の中身を見ると、ツアーで演奏しているセトリから、サマソニのセトリを予想はできたことではあるが、サマソニでは、アルバム曲を5曲もやっている。さらに、そのチョイスにもこだわりがみられる。兵、走る、デウスは予想できたが、トワニワカク、WOLF、マジェスティックを入れてきた。初見で馴染みやすそうなマイニューラブやMRAMOURではなく、トワニワカクを入れたのが今回の最大の評価ポイントだろう。トワニワカクを入れたのは初見でトワニワカクという合唱部分を歌える上、TAKのギターを存分に楽しめるとの判断か。

 

 

 そして、ファンに注目されているのが、1、2曲目のREDではじまり声明につながるところだろう。この2曲は、世間一般にはそこまで知名度もないであろう。一方、2017年のロッキンではツアーで1曲目でやっていた声明を排除してまでも、ロッキンの主要客がB'zがはじめてベストアルバムを発売した1998年前後に馴染みが深く、ロッキン世代に浸透していそな曲をマーケティングし、さまよえる蒼い弾丸→Liar!Liar!の流れを構築した。それを鑑みると、このセトリはかなり攻めている。ロッキンではある種保守的に、マーケティングに沿った選曲をしたからだ。サマソニのセトリを見るまでは、今回はツアー中でかつ新しいメンバーのため選曲に対しての柔軟性に乏しいものの、ツアーでやっていない曲で、フェスの中核をなす定番曲(ギリギリchop、愛のバクダン、ZERO)をリハなどで演奏し、セトリに盛り込んでこないと成り立たないとみていた。

RED

RED

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

Still Alive

Still Alive

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

 

 だが実際は、アルバム5曲と近年のシングル曲を組み込んで、成立させている。セトリの中にミリオンヒットした曲はない。厳密には裸足の女神があるが、半分以上アコースティックバージョンのため、ここでは除外して考える。セトリの中でヒット曲と言えるのは、ultra soul、イチブトゼンブ、さまよえる蒼い弾丸くらいだ。それでもB'zのライブを体感したことのない多くのサマソニ来場者は十分に満足したようだ。

 

 これまでライブのセトリは、シングル曲中心で、選曲が保守的なB'zにあって、今回の経験は今後に大きな意味を与えるように思う。Mr.childrenやサザンでさえ、ライブの重要な位置でアルバム曲やそこまでヒットしなかったシングル曲をやる場面も多々見かける。B'zの場合、今回フェスで披露したRED、声明と言えどオリコン1位を獲得している。その点でほかのアーティストの2位、3位の曲より知名度は高いわけだ。ほかのアーティストは2位、3位の曲をフェスやライブでやらざるをえない。一方、これまでB'zは初期以外、全てのシングル曲で1位を獲得してきたため、知名度はほかのアーティストより優位性があるはずだが、シングル曲の中で優劣を付け、知名度が高そうな曲を選んでライブで披露している。アルバム曲でも同様に、B'zはオリコン1位を獲得し続けてきた。ゆえに、オリコン2、3位のアーティストのアルバム曲よりはB'zのアルバム曲の方が知名度が高いわけだ。したがって、過度に曲ごとに優劣をつけなくても十分に知名度はあるのではないか。

 

   そのことを証明したのが今回のサマソニのセトリだったように思う。REDや声明もファンでなくても多くの人が知っているし、知らなくとも曲の力と演奏力で場を盛り上げることができた。これはフェスより、ファンの多いライブこそセトリでもっと冒険できるはずだ。

 

   冒険の萌芽は、ツアーで演奏しながらサマソニでやらなかったヒット曲、今夜月の見える丘に、OCEANを差し置いてアルバム曲をセトリに組み入れたところにも表れている。今月月の見える丘にはツアーでテンポが合っていなかったこともあるが、思い切ってセトリから外したのは英断だったのではないか。結果、盛り上がりが重視されるフェスではアルバム曲であるトワニワカクが活きたようだ。

 

    ファンとしては、メンバーの変更という冒険だけでなく、ぜひセトリにも冒険の要素を取り入れてほしいところだ。

【倉木麻衣】NEWアルバム『Let's GOAL!~薔薇色の人生~』感想♪

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Mai Kuraki NEW ALBUM

デビュー20周年YEARの倉木麻衣。20周年YEAR記念オリジナル・アルバム『Let's GOAL!~薔薇色の人生~』が8月14日発売された。本記事ではそのレビューを書いていく。

 

  1. Let's Go! ☆☆☆☆

 タイトルからするに、底抜けに明るい人生応援ソングを予想していたが、曲の雰囲気はそこまで明るくないため、いい意味で裏切られた。これまでのアルバム1曲目、FUTURE KISS、touch Me!などに比べると弱いものの、アルバム全体への期待感を覗かせる、流れるようなメロディの楽曲。一聴するとイマイチに感じるが、曲にしつこさがないため、繰り返し聴きたくなり、ハマってくる。

  1. きみと恋のままで終われない いつも夢のままじゃいられない ☆☆☆

 シングル曲で、アニメ「名探偵コナン」主題歌。渡月橋のヒットを受けてつくられた楽曲。歌詞には、京都を感じられるよう「清水寺」や季節の移ろいを感じさせるフレーズが散りばめられている。だが、狙い過ぎた感があり不発。歌詞、メロディともに足りない印象で、吐月橋のヒットには遠く及ばなかった。

  1. Long distance ☆☆☆☆

 ここからこのアルバムの真骨頂を発揮する。ホーン、ピアノ、ギターが入り交じり、しゃれた雰囲気を醸し出し、心地よいノリの曲。

  1. Missing You ☆☆☆☆

 このアルバムで3番目に好きな曲で、ラブソング。サビの「果てしない空に望むものがあるとすれば」のメロディに透き通る声がマッチし、聴く者に極上の癒しを与えてくれる。

  1. Wishing on a.. ☆☆☆

 インタビューで、地球環境をモチーフにつくったと言っていたため、DIAMOND WAVEのようなPOPな楽曲が想定していたが、この曲はPOPとは真反対で静か。歌詞は波、潮風、砂浜など海を中心に、美しい地球環境に対して、静かに歌いかける内容。歌詞、曲調ともにDIAMOND WAVEのような陳腐さはなく、地球環境啓発系の曲にありがちな押し付けがましさがないため、自然と耳に入ってくる。

 

  1. I will ☆☆☆

ラブソングだが、別れの歌。静かな曲で、「あなたのために歌うよ。ひたすらに」と、あなたに問いかける楽曲。そして、最後には感謝を述べ、ピアノで曲が閉じる。5、6は静寂が相応しい深夜など1人静かに聴きたい。

  1. Can't stop my feeling ☆☆☆☆☆                     このアルバムで2番目に好きな曲で、R&Bベースの楽曲。サビが心地よく、自然とノリノリになれる。初期の頃のような楽曲だが、現在の倉木のノリと歌唱力で見事に昇華している。

 

  1. Body talkin’ ☆☆☆☆

 こちらもR&Bベースの楽曲。こちらも初期にありそうな楽曲だが、これまでの曲にもないビートとメロディラインで新鮮。歌詞は、付き合っていて愛しているが、体を重ねるような一歩先の関係にいきたいという、初期の彼女では歌えなかった大人な楽曲。

  1. Change ☆☆☆☆☆

 このアルバムで1番好きな曲で、こちらもR&Bベースの曲。倉木得意の人生応援ソングでかつ、歌詞も「いつでもなりなおせる」「なせばなる」「なんだかな」といった陳腐になりがちな歌詞を多用。さらに、サビを筆頭に「チェチェチェンジ」と言葉の頭を重ねる手法を多用しており、陳腐さがより一層増し兼ねなかった。

 だが、曲調、メロディ、歌唱でこれらの陳腐さをカバーするばかりか、この歌詞であるからこそ背中を押してくれるところまでもっていっている。制作では、曲ありきで、歌詞を嵌めたのだろうが、あえてストレートな言葉をもってきて曲のタイトルである「Change」に説得力を与えたのだろう。

  1. JUMP! JUMP! ☆

 得意の人生応援ソングで、THE J-POPな曲。ここまでR&B楽曲を中心とした良い流れで来ていた流れを、悪い意味でぶっ壊す曲。このアルバムには必要ない上、メロディ、歌詞ともに楽曲の完成度が低く、リリースすることをためらうレベル。だが、アルバム曲でライトなノリの曲はこの曲しかなく、ライブでは重要な位置でやりそう。

  1. 薔薇色の人生 ☆☆☆☆

 シングルで、アニメ「名探偵コナン」主題歌。20周年を記念した人生応援ソングのため、過去のコナン主題歌のタイトル「Start in my life」「一秒ごとにLove for you」「Time after time」「PUZZLE」「Glowing of my heart」を歌詞に入れ込んでいる。サビ後半の「ここに生まれた意味をつくりだして」という歌詞に強い意志を感じられ、胸をうたれる。全体的にPOPで、ライブで非常に盛り上がりそうな曲。最近では、ライブ後半で盛り上がるJ-POP調の曲はSAWAGE☆LIFEがあるが、今後とって代わりそう。ファンにも人気が出そうでライブには欠かせない曲として、多用しそうだ。

  1. 幸せの扉 ☆☆☆

 サビの耳馴染みの良い、明るい曲。サビ以外のメロディが微妙なのが残念なところ。ハウスメーカーの「クレバリーホーム」のCMソングとあって、「雨にも負けず」「笑顔溢れる」など、「家があるいいな」と思わせる歌詞。

 

BONUS TRACK:負けないで

 ZARDの名曲をカバー。自分のものにしている感はなく、原曲をなぞっている感じ。倉木のファン、ZARDのファンともにそこまで望んでいない収録であるため、売り上げに貢献したとも思えない。であるなら、Let it be、Cry me a riverなど、得意の洋楽カバーを収録した方が、私をはじめ倉木のファンは喜んだはずだ。

 

【総評】☆☆☆☆☆

 リリースから日が浅いため、正当な評価はできないが、これまでで一番良いアルバムだと思う。特に、3~9曲目について完成度が高い。これらの曲は、特別ライブで盛り上がるような曲ではないかもしれないが、20代のころのベストオブヒーローや一秒ごとにLove for youのようなJ-POP調ではなく、R&Bをベースにしているため、曲に雰囲気があり、聴きごたえがある。円熟した今の倉木だからこそできたアルバムなのだと思う。

 初期に強かったR&Bに原点回帰を図りつつも、単に原点に回帰するだけでなく、現在の倉木にFITするよう曲のアレンジ、メロディを進化させている。その大きな要因と言えるのが新しい多様な作曲家の起用だろう。初期に多かった大野愛果氏の楽曲はなく、レディー・ガガに関わった作曲家(8曲目)を含む、幅広い作曲家、アレンジャーの楽曲を並べている。倉木本人もアルバム全体のバランスを考える上で、曲の選定に試行錯誤を重ねたとしている。その試行錯誤が功を奏し、これまでになかった曲調、アレンジの楽曲が多く、新鮮さを与えてくれる。倉木麻衣のNEWアルバム『Let's GOAL!~薔薇色の人生~』は、ダサさ満載のタイトルとは裏腹に、デビュー20年にして辿り着いた一つの境地なのではないだろうか。

【B'z】おすすめアルバムランキング

新サポートメンバーを迎え、全国ツアー中のB'z。31年間で21作のオリジナルアルバムをリリースしてきた。曲のごとのランキングは書いたが、アルバム単位でのおすすめランキングは書いていなかったので、ここで紹介する。

 

5位 Brotherhood / 1999年

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Brotherhood

【収録曲】

  1. F・E・A・R
  2. ギリギリchop (Version 51)
  3. Brotherhood
  4. ながい愛
  5. 夢のような日々
  6. 銀の翼で翔べ
  7. その手で触れてごらん
  8. 流れゆく日々
  9. SKIN
  10. イカせておくれ!
  11. SHINE

収録シングル:ギリギリchop

おすすめ曲:Brotherhood、SHINE、ながい愛

 

 1998年、爆発的なヒットを記録したB’z初のBESTアルバム、B’z THE BEST Pleasure/B’z THE BEST Treasureの翌年にリリースしたアルバム。バンドサウンドにこだわり、ハードロックを超えて、ヘビィロックが主体のアルバムで、B‘z最大のターニングポイントとも言えるアルバム。これまでのミリヒット曲主体のBESTアルバムにリリースによって獲得したファンに迎合せず、純粋にその時自分たちのやりたいことを追及した結果がこのアルバムのように思う。特に、「ながい愛」「SKIN」はその傾向がサウンドに表れており、ライト層を狙ってギターの音圧を下げたり、ホーンを入れたりといったことは一切していないのも潔い。ある音楽評論家はこのアルバムがリリースされたことで、「もう洋楽のHR/HMを聴かなくてもいいんだ」と思った人も多いのではと言っている、それくらい、それまでのB’zのイメージをぶっ壊したアルバム。

こうした中にあって、ファン、仲間との絆を歌った表題曲「Brotherhood」は今もファンに非常に人気が高い。B’zが新たな一歩を踏み出す中、ファンや仲間との関係は大事にしていきたいという思いが歌詞に表れており、リリースから20年経った今でも多くのファンから共感をよんでいる。

 

4位 MAGIC / 2009年

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MAGIC

【収録曲】

  1. Introduction
  2. DIVE
  3. Time Flies
  4. MY LONELY TOWN
  5. long time no see
  6. イチブトゼンブ
  7. PRAY
  8. MAGIC
  9. Mayday!
  10. TINY DROPS
  11. だれにも言えねぇ
  12. 夢の中で逢いましょう
  13. Freedom Train

収録シングル:イチブトゼンブ、DIVE、MY LONELY TOWN

おすすめ曲:Time Flies、MAGIC、long time no sea

 

 2008年の20周年イヤーの後に、ソロ活動に入らず、リリースされたアルバム。メロディは全般的な歌謡曲をモチーフにしており、耳に馴染みやすい。全体を通して、前半にDIVE、MY LONLEY TOWN、イチブトゼンブといったシングルを固めているにも関わらず、後半にも、MAGIC、誰にも言えねえ、Freedom Trainといった曲があり、全体を通してだれないばかりか、繰り返し聴きたくなる。ファンから人気は決して高いとは言えないが、DIVEの次に来るTime Fliesがアルバムの曲の中でも一番勢いがあり、ハードロックだ。それに続く、MY LONLEY TOWNはリリース当時、「会心の一撃」」と言っており、1~4曲目までが圧巻。ただ、ここで勢いが止まらないのが、このアルバムでノリの良いlong time no sea、大ヒット曲のイチブトゼンブと駆け抜ける。

 

 

 

3位 DINOSAUR /2017年

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DINOSAUR

【収録曲】

  1. Dinosaur
  2. CHAMP
  3. Still Alive
  4. ハルカ
  5. それでもやっぱり
  6. 声明
  7. Queen Of The Night
  8. SKYROCKET
  9. ルーフトップ
  10. 弱い男
  11. 愛しき幽霊
  12. King Of The Street
  13. Purple Pink Orange

 

収録シングル:Still Alive、声明

おすすめ曲:Dinosaur、CHAMP、Purple Pink Orange

 

 約4年ぶりにリリースしたアルバム「EPIC DAY /2015年」から2年弱。時間を空けてリリースしたアルバムにも関わらず、10曲入りかつ、オマージュを全面に出した楽曲が表題曲とあって少しがっかりした。

そんな中、このアルバムの制作中、B’z自身が、国内で唯一生き残っているハードロックバンドと認識し、制作を進めたアルバム。ハードロックバンドであるという自負が随所に現れている。その最たる楽曲が表題曲の「Dinosaur」だ。ライブでこの曲を聴くと、「遂にB‘zも洋楽ハードロックそのものになったか」と思うくらいロックしている。そして、この曲に続くCHAMPも他の追随を許さない。Dinosaurをはじめ、自身を揶揄する歌詞が多い稲葉氏だが、このCAHMPではその影はない。タイアップ先のセブンーイレブンをモチーフに書いた歌詞であることもあるが、ここまで圧倒的に他を振り切る歌詞は過去になく、新鮮であるとともに、その分聴く人に勇気を与えてくれる。そのCHAMPに続くのが、非常に完成度の高く、ライブでも盛り上がるStill Aliveだ。言うまでもなく、1~3曲目までがアルバムの核である。だが、それだけではない、Deep Purpleを思わせるリフが印象的な声明や、ジャジーQueen of the night、抒情的なPurple Pink Orangeとバラエティ豊かな楽曲たちが、1~3曲目までを支える。

 

2位 THE CIRCLE / 2005年

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THE CIRCLE

【収録曲】

  1. THE CIRCLE
  2. X
  3. パルス
  4. 愛のバクダン
  5. Fly The Flag
  6. アクアブルー
  7. 睡蓮
  8. Sanctuary
  9. Fever
  10. 白い火花
  11. イカロス
  12. BLACK AND WHITE
  13. Brighter Day

収録シングル:愛のバクダン

おすすめ曲:X、Sanctuary、BLACK&WHITE

 

 2004年の1年間のソロ活動を経てリリースされたアルバム。バンドで録音したということで、バンドサウンドが存分に感じられる。TAKはいつもアルバムのコンセプトはない、その都度ごとに曲をつくってまとめるといった趣旨の発言をしているが、このアルバムでは全体を通して、世界感が一貫しており、アルバム全体としてのまとまりを感じる。多くの人に愛されるようなキラーチューンはないものの、パルス、睡蓮、イカロスなど、おすすめに挙げた曲以外でもアルバム全体として映える曲が多い。このアルバムがリリースされた2005年、高校1年生だった私は、このアルバムのもつ世界観が分からず一度聞いたきり、しまい込んでしまった。その後、B’zをきかっけに洋楽ハードロックに出会った後、このアルバムを繰り返し聞いていると良さが分かるようになってきた。このアルバムは時を経てこそ真価を発揮すると思う。

 

1位 ACTION /2007年

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ACTION

【収録曲】

  1. 純情ACTION
  2. 黒い青春
  3. SUPER LOVE SONG
  4. 満月よ照らせ
  5. パーフェクトライフ
  6. 一心不乱
  7. FRICTION -LAP 2-
  8. ONE ON ONE
  9. 僕には君がいる
  10. なんという幸せ
  11. わるいゆめ
  12. HOMETOWN BOYS' MARCH
  13. 光芒
  14. トラベリンメンのテーマ
  15. オレとオマエの新しい季節
  16. 永遠の翼
  17. BUDDY

収録シングル:SUPER LOVE SONG永遠の翼

おすすめ曲:純情ACTION、パーフェクトライフ、光芒、黒い青春、FRICTION

 

 このアルバムの制作中に過去にない、ひどいスランプに見舞われたという2人。もがき苦しんだことが、曲の雰囲気やサウンド、歌詞にも如実に反映されている楽曲が多い。だが、そうやってもがき苦しんだ分だけ、1つ1つの楽曲の完成度が高く、それまでになかった楽曲構成やメロディラインの曲を生み出し、新鮮さに溢れている。17曲と、ボリュームあるアルバムであるが、収録されている楽曲の1つ1つが捨てがたい。2人もこのアルバムの楽曲に思い入れがあるようで、アルバムツアー後でも、パーフェクトライフや黒い青春、ONE ON ONEを演奏した。

さらに、全般的に暗い雰囲気、サウンドの曲ながらも昨年のHINOTORIツアーのリクエストで、2位に輝いた光芒も控える。このアルバムは、幅広い曲調の曲が収録されていながらも、光芒に象徴されるよいに、サウンドであったり、歌詞であったり、もがき苦しんだ影を見ることができ、そしてその中から2人がこのアルバムのテーマとした「光」を見つけることができる点で、一貫している。現在のところ、このアルバムを越える光を放つアルバムはない。

 

番外編:NEW LOVE /2019年

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NEW LOVE

【収録曲】

  1. マイニューラブ
  2. 兵、走る
  3. WOLF
  4. デウス
  5. マジェスティック
  6. MR. ARMOUR
  7. Da La Da Da
  8. 恋鴉
  9. Rain & Dream
  10. 俺よカルマを生きろ
  11. ゴールデンルーキー
  12. SICK
  13. トワニワカク

収録シングル:なし(タイアップ曲:兵、走る、マジェスティック、WOLF、デウス

おすすめ曲:俺よカルマを生きろ、トワニワカク、マイニューラブ

 

 現在のところ、ACTIONに次ぐ2位と非常に好きなアルバムであるが、リリースから日が浅いことから正当な評価ができないし、5枚より1枚多くアルバムを紹介したいという思いからこのアルバムは番外編とした。アルバムのレビューについては、リリース後に書いたので割愛するが、ライブで聞いてさらに、このアルバムが好きになった。なかなか新しいことに挑戦するのが億劫な年齢に差し掛かっている2人にも関わらず、長く付き合ってきたバンドメンバーを解体して新たなサウンドに挑戦した、その姿勢こそ評価できるし、その姿勢が実際に音として表れているのがこのアルバムだ。

【B’z】ネタバレ注意!!B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE- ライブレポート

 新メンバーになって、はじめて迎えたB’zのライブに行った。セトリは、ハードロック基調なアルバム曲にこれまでの曲が織り交ぜながら披露された。残念ながら、私が望んでいた「SUPER LOVE SONG」や「ARIGATO」、「パーフェクトライフ」といった曲や、「傷心」や「HOT FAISTION」などファンが望むあっと驚くような、いわゆるレア曲の選曲はなかった。ただ、披露した曲は、「さまよえる蒼い弾丸」「裸足の女神」以外は2000年以降の楽曲で、昨年のPleasureツアーとの一応の差別化が図られている。

 

 こうした中、既存曲の中で目を惹いたのが、有頂天、Still Alive、声明/REDの日替わりだ。Still Alive/声明は2017年、有頂天・REDは2015年にリリースされたシングルだ。B’zの近年リリースしたシングル曲への自信を覗かせているとともに、新バンドにこれらの楽曲たちがFITするとの判断だろう。実際、有頂天はバンドに息があってないのか、以前バンドほどのグルーブは感じられなかったが、そのほかの2曲(声明は聴いていない)では、新バンドのグルーブを存分に発揮していたように思う。

 

 一方で、「今夜月の見える丘に」「マジェスティック」といったバラード曲では、テンポが遅く違和感があった、これまでのバンドでここまでテンポに違和感を抱いたことはなかった。いかにこれまでバンドが安定していたのか気付かされた一幕だった。こうしたバラード曲に違和感があると、なおさら感情移入できない。ツアーも半分以上が終わっているが、改善ポイントだ。

 

 既存曲に対して心残りなライブだったが、アルバム曲は概ねよかった。特に、1曲目の「マイニューラブ」から5曲目の「トワニワカク」までの流れは圧巻。ハードロック全開のステージで、私をはじめ、少なくないファンが「これがやりたかったのか!」と納得したことだろう。また、音源ではエアロスミスジョーペリーとの掛け合いがある「Rain&Dream」も披露された。掛け合いがあるため、ライブでは披露しないと予想していたが、YTが見事にジョーのパートを務め上げた。そして、本編の最後のブロックではアルバムから、「デウス」「兵、走る」を立て続けに披露。ブライアンの高鳴るドラムに乗せられたデウスは爽快ながらも重厚感があり、満足度は高い。雰囲気のあるTAKのギターから入る兵、走るでは、観客が大合唱。同じ合唱パートがあるREDとはよりさらに盛り上がった。

 

 今回のライブ参戦後、新メンバーに対するネットの反応を見ると好意的なものが多かった。だが、今夜月の見える丘に、有頂天でのズレなど、これまでのバンドを凌駕するまでには至っていないというのが私見だ。2008年以降、シェーン、バリーで固めてきたリズム隊の完成形をそう簡単には破れない。ただ、今回のメンバー今後長期にわたって続くとは考えられないため、日本にいながらにして、ブライアンやモニーニ、個人の技巧を存分に堪能できるという「新鮮さ」を味わうことのできる貴重なツアーになっている。

こうした中、何よりも昨年の喉不調で今年の超過密日程が心配されていた稲葉氏の調子が安定していたこと、テンポが遅い曲でも必死に自らのギターで建て直そうとするTAKが健在であること、そんな去年まで当たり前だったことが嬉しく、希望を与えてくれた。

 

B’z LIVE-GYM 2019 -Whole Lotta NEW LOVE-

特設サイトhttp://bz-vermillion.com/livegym2019/


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【B'z】好きな曲ランキングBEST30改

前回、Still Alive/声明発表後にランキングを書いた。だが、それから2年弱立ち、DINOSAUR、NEW LOVEの曲が増えたり、ライブで聴いたことで評価が上がったたりした曲もあるため、改めて曲ランキングベスト30を綴る。

 

30~21位

30.Brotherhood

29.ALL-OUT ATTACK

28.HINOTORI

27.ユートピア

26.OCEAN  2006ver

25.声明

24.いつかまたここで

23.DIVE

22.juice  english ver

21.兵、走る

新しくHINOTORI、兵、走るがランクイン。

HINOTORIは、昨年のライブのLOVE PHANTOMと合わせた形が印象的だが、単体でも十分に良い曲。1曲でのリリースのため、普段はNEW LOVEの最後に入れて聴いているが、雰囲気が合わないため今後の対応を検討中。

 

 

 

20~11位

20.Pleasure2008

19.純情ACTION

18.有頂天

17.LOVE PHANTOM

16.DINOSAUR

15.Still Alive

14.BURN -フメツノフェイス-

13.Calling

12.CHAMP

11.BAD COMMUNCATION 2008

新しくDINOSAUR、CHAMPがランクイン。DINOSAURは至高のハードロックと言え、リフが堪らない。CHAMPは近年の曲としては、最高位。リフありメロデイアスなメロデイラインもあり、B'zらしさが全面に出た楽曲。ぜひまたライブでやっほしい。

Dinosaur

Dinosaur

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

CHAMP

CHAMP

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

 

10~6位

10.パーフェクトライフ

パーフェクトライフ

パーフェクトライフ

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

9.RUN  

RUN

RUN

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

8.MY LONELY TOWN

MY LONELY TOWN

MY LONELY TOWN

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

7.ENDRESS SUMMER

Endless Summer

Endless Summer

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

6.光芒

光芒

光芒

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

ここはほぼ変わらず。ENDRESS SUMMERを5位から順位を落とした。

 

5~1位

5.グローリーデイズ

グローリーデイズ

グローリーデイズ

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

4.さよなら傷だらけの日々よ

さよなら傷だらけの日々よ

さよなら傷だらけの日々よ

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

3.SUPER LOVE SONG 

SUPER LOVE SONG

SUPER LOVE SONG

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

2.ARIGATO 

ARIGATO

ARIGATO

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

1.Cmon

C'mon

C'mon

  • B'z
  • ロック
  • ¥250

ここも変わらず。だが、5位をグローリーデイズとした。情景が浮かぶ歌詞が胸を打つことから、ENDRESS SUMMERより順位を上げた。

 

これら私の好きな曲の多くはライブで演奏することは少ない。こうやって好きな曲を可視化することで、さらに好きな曲が意識づけらているため、このランキング以外の曲をやると満足できない部分も出てきている。ただ、逆にこのランキングに入れた曲が演奏されるとあれば喜びもひとしおだ。

今後のライブで一縷の望みに期待して待ちたい。