有頂天ブログ

社会情勢を中心に時に、プロ野球や音楽などをつづります♪

飯舘村に見る復興の兆し

今年、1月、新潟県福島第一原子力発電所事故が住民生活に与えた影響に関する調査報告書案によると、事故で国の避難指示が出ていない地域から福島県外に避難した住民の約8割が福島に帰還していないことが判明したという。

 

また、報告書では、避難対象となった後に指示が解除された区域を含む自治体の場合、大部分で75~98%が帰還していないという。


帰還した住民もスーパーなど生活のため商店がなく、郡山市等近郊の街に出てまとめ買いをしている。帰還している人は少数で、震災後、配偶者をなくした高齢者が帰還しているケースもあり、起きてもすることがない住民もいる。地域のコミュニティが崩壊していることから、こうした状況を変えるのは容易ではない。


一方で、飯舘村で花を村の基幹産業にしよういう動きがある。昨年8月、復興の拠点としてオープンした、いいたて村のまでい館は、生活必需品販売施設やコンビニなどがあるほか、村の基幹産業である農業の復興のため、花の栽培施設、展示販売ホールを備え、基幹産業に育てようとしている。放射性物質が食品から検出されなくなったといっても、多くの一般の消費者は値段が手頃でも、忌避しているのが実情だ。花であれば、人の口に入るものではなく、内部被爆も防げる。そして、花は人の日常を華やかにしてくれる。花をテコに農業の復興をというのは実現は難しいが、村の花を基幹産業にという動きは実現可能な現実だ。