有頂天ブログ

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大谷翔平はメジャーで活躍できるのか

 昨日、元日本ハムファイターズで、米・エンゼルスに入団する大谷翔平が札幌ドームでファンに別れを告げた。約1万3000人ものファンが押し寄せ、大谷を見送った。中には涙するファンも見られ、5年間という短い期間だったがファンに愛されていたのが分かる。大谷は、メジャー挑戦に関して、「覚悟というか、気持ちは言い続けてきた。きょう実感しているのは、直接、メジャーに行くよりは、5年間を踏まえてこれだけ背中を押してくれているということは、自分にとって大きい」と話した。

 では、大谷はメージャーではどのような起用法になるのか。メジャーは中4日、5人の投手で回すのが主流だ。しかし、大谷が2刀流で出場するとなると、メジャーの1軍登録選手は25人で、NPBの1軍登録メンバーは28人。この3人の差は大きい。NPBでは、先発投手を6人で回し、1週間に一度はほぼ休みとなるため、中6日となる。大谷が中4日で、その間にDHとして出場するのは難しいだろう。まして、怪我がちな大谷がそうした出場の仕方をすれば、まず体に影響が出るだろう。

 ファイターズの栗山監督、大谷自身はメジャーでは日本でやっていたスタイルの2刀流、先発投手として週1回登板し、間にDHで出場するスタイルを目指しているのだろう。メジャー移籍を巡っては、大谷が代理人を通じてMLB全30球団に対し、「自身に対する評価」「今後の育成法」といった内容を書き記した質問状を送付したようだ。そして、その中からエンゼルスを選んだ。ダルビッシュや松坂のように過度な契約金がない今、メジャー球団が横並びで大谷アプロ―チし、大谷自身もそうした金銭的な部分を排除して移籍先を決めることができたのは大きなメリットだろう。だからこそ、日本でやっていた2刀流のスタイルを貫けるであろうエンゼルスを選んだとみられる。そうすると、エンゼルスはおそらく大谷のために、中6日のローテーションを編成するのではないか。栗山監督も大谷がメジャーに行くことを前提としていたにも関わらず、ファイターズでは中6日で回していた。とうことは、栗山監督が2刀流はまだ道半ば」と語っているように、彼らはファイターズでやっていた2刀流でやれる球団を選択したのではないか。

 では、大谷はメジャーで活躍できるのか。投球面では、野球ファンの間では160キロを超えるストレートを投げてもバットに当てられるから、「大谷のストレートの質もそこまでではないのではないか」という意見がある。だが、データで見ると、大谷のストレートの奪空振り率は高い。これまでの大谷の全投球データによると、160キロ以上のボールは16.1%の割合で空振りを記録している。NPBのストレート奪空振り率の平均値が例年6%前後であること勘案すれば、その意見も封殺される。バッターはストレートに照準を合わせて振ってくるので、当てられてしまうと、ダルビッシュは語っている。打撃面では、少ない打席数でこれだけの成績をあげていることを考えると、そこそこは打てるだろう。広い札幌ドームでしかも、103試合の出場で、22本もの本塁打を放ったシーズンがあったのだから、打撃センスは問題ないだろう。コース別の打率を見ても打ってないのは、ストライゾーンだと外角高めと真ん中くらいでそれも極端に打ってないわけではない。NPBではもはやボールゾーンで勝負するしかなくなっている。したがって、怪我さえなければかなり活躍できるだろう。ただ、「怪我さえなければ」というところがポイントになるだろう。