有頂天ブログ

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北朝鮮ICBM発射の目的

北朝鮮が4日(現地時間)発射した弾道ミサイルについて、米政府は4日(米東部時間)大陸間弾道ミサイルICBM)とみていると発表した。ティラーソン米国務長官は声明で、ICBM発射は「世界に対する脅威のエスカレーションだ」と厳しく非難。在韓米軍と韓国軍は対抗措置として北朝鮮指導部への精密攻撃が可能だという弾道ミサイルの発射訓練を合同で5日、実施したと明らかにした。【2017年7月5日 毎日新聞

 

このICBMはアラスカまで射程に収めると見られており、米国本土へ届くのも時間の問題と見られる。金正恩政権は近年、ミサイルの発射を繰り返している。なぜ、ここまでミサイルの発射にこだわるのか。

 

今回、米国本土を射程に収める可能性のあるICBMの開発に成功し、金正恩氏は「米国への独立記念日の贈り物」と挑発した。日進月歩で米国本土の可能性が見えたことで、ICBMが米国に対する抑止力になるとの見方がある。

 

金正恩氏の第一の目的は体制の維持だ。体制維持のため、国威高揚にミサイルを利用している。実際、国民もICBMの発射成功を称賛しているらしい。体制を維持するため、粛清を行ってきた。体制維持が第一の目的であるので、狙って韓国や日本、米国にミサイルを撃つことはまずない。そんなことをすれば体制が崩壊するし、ミサイルを撃ち込む意味はない。日本国内では北朝鮮のミサイルに備える動きが今年に入り報道されたが、そうした動きも意味がない。ミサイルを連発しているので、金正恩氏は「頭がおかしい」と見られがちだが、そうでないと思う。事故以外で、無意味に日米韓を攻撃することはないだろう。

 

だが、ミサイルを作るには資金がいる。資金獲得のためミサイル実験を実行することで自らのミサイルの性能を示し、外貨獲得の手段として利用しようとしている。

 

 北朝鮮は最終的には核兵器保有することで、恒久的な抑止力を獲得し、体制の恒久的な維持を目指している。金正恩政権としてはそれまでに体制が崩壊しては元も子もないので、今後も資金が続く限り、軍事的な行動は続くだろう。