有頂天ブログ

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熊本地震は想定外だったのか

熊本県を中心とした地震、いわゆる「熊本地震」からおよそ10日。

震度7の揺れが2回連続で発生したとして、新聞などに見出しが踊る。

 

今回の地震でも「想定外」という言葉が並ぶ。地震前に国が示した30年以内の地震発生確率は最大で、4%とされていた。

だが、調べてみると熊本においては、1889年7月に熊本市震源としたマグニチュード6.3の直下型地震が発生している。熊本市周辺ではこれ以外に、1625年、1723年、1848年、1907年にもM5~6程度の地震が発生。今回、直近の大地震から127年が経過し、発生した。1889年に発生していることからして、全くの想定外ということはない。確かに1889年の約130年前に熊本市周辺を震源とする地震はなく、1889年より前は1625年とだいぶ前だ。このことから、今回の地震が周期的なものであると考えにくい。

 だが、ひずみを蓄積し、解消する地震のメカニズムから考えると前回の地震から100年を越えている時点で警戒が必要だっただろう。逆に今回大きなひずみが解消されたことで、向こう100年は大きな地震はないのではないかと思う。

 また、この地域には阿蘇山があり、小規模ながら地震以後、火山活動に変化が見られた。

阿蘇山が起こすカルデラ噴火は、過去に4回あったことが分かっており、火砕流が瀬戸内海を超えて中国地方にまで流れて行ったとされる。

だが、学者は「日本が世界有数の地震・火山国であるからといって、一般市民が過度に心配する必要はない。こうした活動の周期は人間の寿命よりもずっと長いから。できる備えはするべきですが、それ以上の心配をしたら心穏やかでは暮らせません」と、述べている。火山噴火規模の長周期な活動をざっくりでも予想することは難しいが、地震規模の周期ならざっくりでも予想は可能だ。その「ざっくり」とした予想を元に対策を取るべきだろう。