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有頂天ブログ

社会情勢を中心に時に、プロ野球や音楽などをつづります♪

大阪都構想に見る 橋下徹氏の目的

大阪都構想に関する住民投票が5月に否決し、先日、橋下徹大阪市長が政界を引退した。
以前の記事で、都構想は政治改革の1つとして意義があるものではないかと書いた。
 その後、インターネット動画サイトなどで橋下氏の発言を検証した。今回の政界引退もそうであるかもしれないが、橋下氏の発言や行動に一貫性がない。
 にもかかわらず、大阪市記者クラブでの対応などを見るにマスコミに非常に手厳しい。記者の質問をさえぎり、自分の論理の正当性を示す場面を何度も見た。返しも非常に早く、頭の回転が速い人物であることは確かだ。私が見るに頭の回転の速さを利用して、記者を封じ込めていたように見える。記者側の質問も曖昧だったのは確かだが、相手に対して厳しい口調で望まれるとどうしても質問する側は委縮してしまうのではないか。橋下氏はそれを分かって厳しい口調で接し、批判をかわして来たように見えた。
 確かに当初の主張通り、政治改革の1つとして、大阪都構想は意義があるものかもしれない。だが、その目的は不明瞭だった。橋下氏は何のために同構想を実現しようとしたのか。高校の授業料減免などで、知事時代に膨らませた大阪府の借金を大阪市長になり、同構想を実現することで大阪市民に負わせることとの見方や同構想実現で、維新の会が国政に進出し、自身がトップに立つとの見方などもあるが、定かではない。
 実際は、同構想の計画がとん挫し、橋下氏は政界引退。だが、また彼は時勢を見極めて政治に進出して来るのではないかと思う。私は、「大阪都構想」とは橋下氏が国に中枢に食い込むための壮大な戦略、「ゲーム」だったのではないかと思う。ゆえに、橋下氏には信念
などなく、頭の賢さで、根本的な問題を隠し、計画を実現しようとして来た。
 発言の理由は不明確だが「従軍慰安婦発言」など不必要に支持率を下げるような発言をし、僅差で住民投票に敗れた。おそらく彼はこの発言をしても「勝てる」と思っていたのだろう。結局、この発言が命取りになり、橋下氏が大切する「イメージ」のダウンにより、大阪都構想が破たんした。やはりそれは市民を甘く見ていたのではないか。