近年、プロ野球OBらが自身のYouTubeチャンネルや雑誌の特集で、歴代ベストナインと最強投手を公表しています。そこで、一野球ファンである私も考えてみました。今回は、私が主に野球を見始めて記憶のある2000年以降に絞り選出しています。年代が異なるので、実際にこのチームを見ることは当時でも不可能でしたが、こんなチームがみられたら野球ファンは楽しいでしょう。投手についてはWBCを想定して15人を選出。
先発、第2先発、中継ぎ、抑えを分類して記載しています。
それでは、スタメンをみてみましょう。
【歴代スタメン】
1番ライト イチロー
言わずと知れたスーパースター。オリックス時代の1994年から2010年まで打率300超。MLBデビューした2001年から2010年まで200安打以上を記録しました。特に2004年は打ちまくり、MLB歴代最多の262安打をマークしました。変化球を狙って、決め球を仕留めるスタイルで正しく侍と呼べる選手です。守備が上手いのは言わずもがな、MLBでも毎年30盗塁以上を記録しており、一番打者に適任です。opsはそうでもないのですが、warは非常に高く、中でも2004年は9.2。これは2021年に投打の二刀流でMVPを獲得した大谷の8.2を凌ぐ数字です。
〈特筆年の成績〉
2001年:打率350 本塁打8 打点69 ops838(マリナーズ)
2004年:打率372 本塁打8 打点68 ops869(マリナーズ)
2009年:打率352 本塁打11 打点46 ops851(マリナーズ)
2番センター 柳田
2015年、2020年MVP。2015年、2018年首位打者。本塁打25本以上5回のフルスイングからの長打も魅力です。2015〜2018年はパ・リーグ歴代最長の最高出塁率を記録。出塁の求められる2番にはピッタリです。足も早く2015年にはトリプルスリーを記録しました。同じセンターで守備の上手い福留と悩みましたが、ここは柳田としました。
〈特筆年の成績〉
2015年:打率363 本塁打34 打点99 ops1101(ホークス)
2018年:打率352 本塁打36 打点102 ops1092(ホークス)
2020年:打率342 本塁打29 打点86 ops1071(ホークス)
3番DH 大谷
2021年MVPにして、日本人歴代最多の46本塁打を記録。投打二刀流での成績ですが、打者だけでも高いレベルにあります。直近の2022年は、本塁打数こそ10本超減少したものの、打率を上昇させました。今年も打撃は順調です。走者を返す能力はもちろん、WBCメキシコ戦の最終回でみせたように、狙って安打を打つ出塁する能力ももあり、メジャーでシーズン26盗塁を記録するなど足が早いのも長所です。打線の中で一番良い打者は3番打者という考えの中、大谷を3番に置きたいと思います。
〈特筆年の成績〉
2016年:打率322 本塁打22 打点67 ops1004(ファイターズ)
2021年:打率257 本塁打46 打点100 ops965(エンゼルス)
2022年:打率273 本塁打34 打点95 ops875(エンゼルス)
4番ファースト 松中
2004年三冠王、2005年本塁打・打点王。2000年、2004年MVP。松中の最も特筆すべき成績はNPB史上初の3年連続120打点以上。4番打者として最も必要な得点力があります。打率も高く、三振も少ないのが特徴です。これだけの成績を残しながら、全盛期は短かったですが、彼ほどの内角打ちの名人はいません。内角のストレートに強い打者こそ4番に置きたいですし、筆者が最も好きな打者です。
〈特筆年の成績〉
2003年:打率324 本塁打30 打点123 ops1002(ホークス)
2004年:打率358 本塁打44 打点120 ops1179(ホークス)
2005年:打率315 本塁打46 打点121 ops1075(ホークス)
5番レフト 松井秀喜
ジャイアンツ時代は本塁打王、打点王3回、MVP3回。日本での成績はもはや説明不要でしょう。特筆すべきはメジャー移籍初年の2003年から2005年まで3年連続100打点以上。もちろん日本人でこの成績を残した選手は今も彼だけです。ランナーを返す役割の大きい5番が適任と判断しました。
〈特筆年の成績〉
2002年:打率333 本塁打50 打点107 ops1153(ジャイアンツ)
2004年:打率298 本塁打31 打点108 ops912(ヤンキース)
2005年:打率305 本塁打23 打点116 ops863(ヤンキース)
6番サード 村上
2022年三冠王、2021年本塁打王。2022年のシーズン56本は、NPB史上日本人最多。5打席連続本塁打など、23歳にして既に伝説的選手。2022年単年でみると、4番か5番にしたいところですが、今年はかなり苦戦。本塁打狙いで、松井の後を打つ打者として活躍して欲しいです。
〈特筆年の成績〉
2020年:打率307 本塁打28 打点86 ops1012(スワローズ)
2021年:打率278 本塁打39 打点112 ops974(スワローズ)
2022年:打率318 本塁打56 打点134 ops1168(スワローズ)
7番ショート 松井稼頭央
2002年トリプルスリー。最多安打2回、盗塁王3回、MVP1回、ゴールデングラブ4回。「ミート力」「長打力」「走力」「守備力」「肩力」の5つを、高いレベルで兼ね揃えた5ツールプレイヤーです。坂本と迷いましたが、彼の魅力はスイッチヒッターであることと、走力。最多62盗塁、2007年にメジャーで32盗塁を記録するなど、そのスピードをかいたいです。
〈特筆年の成績〉
2000年:打率322 本塁打23 打点90 ops932(ライオンズ)
2002年:打率332 本塁打36 打点87 ops1006(ライオンズ)
2003年:打率305 本塁打33 打点84 ops914(ライオンズ)
8番セカンド 山田
NPB史上初のトリプリスリー3回。2015年本塁打王、盗塁王3回。同一リーグに菊池がいるたも、守備は評価されにくいですが、守備も上手いです。山田の特徴は短期決戦での勝負強さ。日本シリーズ、WBC、オリンピックで試合の流れを変える本塁打を打っています。
〈特筆年の成績〉
2015年:打率329 本塁打38 打点100 ops1027(スワローズ)
2016年:打率304 本塁打38 打点102 ops1032(スワローズ)
2018年:打率314 本塁打34 打点89 ops1014(スワローズ)
9番キャッチャー 古田
MVP2回、首位打者1回。捕手史上最多の通算10度の打率300を記録しています。通算4度の本塁打20本以上、10度の本塁打10本以上を記録しています。そして、城島、阿部ではなく、古田を選んだのもなんと言っても守備。10度のゴールデングラブ賞もさることながら、2000年シーズンにも盗塁阻止率6割以上を記録。盗塁阻止率リーグ1位を通算10回も記録しています。加えて、数字には表れませんが、そのリードにも定評があります。セオリーを重視しつつも、果敢に相手の裏をかくリードがあれば、最強の投手陣も盤石です。
〈特筆年の成績〉
2001年:打率324 本塁打15 打点66 ops868(スワローズ)
2003年:打率287 本塁打23 打点75 ops840(スワローズ)
2004年:打率304 本塁打24 打点79 ops868(スワローズ)
そして、最強投手陣です。
【先発】
右 ダルビッシュ
2007年沢村賞、2007・2009年MVP。NPBで5年連続防御率1点台、MLBではアジア人史上2人目の最多勝利(2020年)と最多奪三振(2013年)を獲得。球種は平均153キロ、最速159 キロのフォーシーム、ツーシーム、スライダー、カットボール、カーブ、スプリット、チェンジアップなど。特にスライダーは圧巻です。本人も「変化球しか興味がない」と言うほどの変化球マニア。本人曰く、「20種類くらいある」(2023年WBC前のインタビュー)ということです。フォーシームの質もよく、2020年にはMLB先発投手のストレートの空振り率ランキングで、トップを記録しています。故・野村克也氏らが「歴代最高の投手」と評するなど、OBからの評価も高く、筆者も現役で最も好きな投手です。
〈特筆年の成績〉
2011年:18勝6敗 奪三振276 防御率1.44 WHIP0.83(ファイターズ)
2013年:13勝9敗 奪三振277 防御率2.83 WHIP1.07(レンジャース)
2022年:16勝9敗 奪三振197 防御率3.10 WHIP0.95(パドレス)
右 斉藤和巳
2003年、2006年沢村賞。2003年最多勝、最優秀防御率、2006年投手四冠。球種は平均144キロ、最速153キロのフォーシームに、スライダー、スローカーブ、2種類のフォークが軸。決め球のフォークは平均球速約139キロ、最速146キロで、奪空振り率はリーグ平均を10パーセント近く上回りました。怪我で全盛期は非常に短かったですが、ダルビッシュからライバル視されるなど、当時は圧倒的な存在でした。ホークスファンの筆者が最も好きな投手です。
〈特筆年の成績〉
2003年:20勝3敗 奪三振160 防御率2.83 WHIP1.24(ホークス)
2005年:16勝1敗 奪三振129 防御率2.92 WHIP1.12(ホークス)
2006年:18勝5敗 奪三振210 防御率1.75 WHIP0.96(ホークス)
右 大谷
2015年最優秀防御率・最多勝。2021年、投打の二刀流でメジャーMVP。2022年には打者投手の同時規定到達し、投手としては15勝を記録。防御率も高水準でした。球種は平均156キロ、最速165キロのフォーシームに、スライダー、フォーク、カットボール、カーブで、特に近年はスイーパーと呼ばれる変化量の大きい横滑りするスライダーが投球の半分以上を占めています。シンカーも習得し、威力を発揮しています。WBCのように抑えとしても面白いかもしれませんが、DHを解除しなければならないため、やはり先発が適任でしょう。
〈特筆年の成績〉
2015年:15 勝5敗 奪三振196 防御率2.24 WHIP0.91(ファイターズ)
2021年:9勝2敗 奪三振156 防御率3.18 WHIP1.09(エンゼルス)
2022年:15勝9敗 奪三振219 防御率2.33 WHIP1.01(エンゼルス)
右 佐々木朗希
2022年に史上最年少で完全試合達成。同じ試合で日本記録の13者連続三振。球種は平均158キロ、最速165キロのフォーシームに、フォーク、スライダー、カーブ。特にフォークは最速150キロを超え、手のつけようがありません。投球のほとんどがフォーシームとフォークですが、今年はWBCでダルビッシュから伝授されたスライダーが威力を発揮しています。既に完成されていますが、まだまだ伸びしろがあることから、先発の一角に入れました。
〈特筆年の成績〉
2021年:3勝2敗 奪三振68 防御率2.27
WHIP1.06(マリーンズ)
2022年:9勝4敗 奪三振173 防御率2.02 WHIP0.80(マリーンズ)
【第2先発】
右 田中
2011年・2013年沢村賞。最多勝2回、最優秀防御率2回。球団初の日本一に輝いた2013年は、前人未到の24勝無敗を達成。優勝に大きく貢献しました。球種は平均147キロ、最速157キロのフォーシームに、スライダー、スピリットで投球の8割を占めます。ヤンキース時代は5年連続で2桁勝利を記録。日本に帰ってきてからは成績の衰えが目立つものの、これまでの実績を見れば伝説的な投手であることに変わりありません。高校時代は救援、プロでも日本シリーズで抑えを経験していることから、第2先発として期待したいところです。
〈特筆年の成績〉
2011年:19勝5敗 奪三振241 防御率1.27 WHIP0.87(イーグルス)
2013年:24勝0敗 奪三振183 防御率1.27 WHIP0.94(イーグルス)
2014年:13勝5敗 奪三振141 防御率2.77
WHIP1.06(ヤンキース)
右 黒田
2005年最多勝、2006年最優秀防御率。特に2006年は、あの狭い広島市民球場での数字ですので、いかに黒田が凄いが分かります。球種は平均148キロ、最速157キロのフォーシーム、ツーシーム、フォーク、スライダー、カーブ、カットボール。メジャー移籍前はフォーシーム主体でしたが、移籍後はシーシーム主体に。右打者へのバックドア、左打者へのフロントドアで打者を翻弄しました。そして、何より黒田の魅力はその男気。メジャー5年連続で2桁勝利中にカープ復帰の決断し、結果も残しています。筆者が最も好きな投手の一人です。
〈特筆年の成績〉
2006年:13勝6敗 奪三振144 防御率1.85 WHIP1.00(カープ)
2012年:16勝11敗 奪三振167 防御率3.32 WHIP1.17(ドジャース)
2015年:11勝8敗 奪三振106 防御率2.55 WHIP1.10(カープ)
右 山本由伸
NPB史上初の2年連続、投手5冠。現在のNPBにおける最強投手です。平均152キロ、最速159キロのストレートと、スライダー、スプリット、カーブ、チェンジアップ、シュート、カットボールなど多彩。中でもカーブ(全投球の2割)、スプリット(全投球の3割)で三振の山を築きます。入団当初、頭角を表したのが、中継ぎだったことから、第2先発で選出しました。
〈特筆年の成績〉
2019年:8勝8敗6 奪三振127 防御率1.95 WHIP0.96(バファローズ)
2021年:18勝5敗 奪三振206 防御率1.39 WHIP0.85(バファローズ)
2022年:15勝5敗 奪三振205 防御率1.68 WHIP0.93(バファローズ)
右 松坂
2001年沢村賞。最多奪三振4回、最多勝3回、最優秀防御率2回。球種は148キロ、最速156キロのフォーシームに、数種類のスライダー、カットボール、数種類のチェンジアップ、スプリット、カーブ。特に真横に滑るスライダーが印象的です。国際大会で無類の強さを誇り、2006、2009年WBCでは計6試合に先発し、6勝無敗。平成の怪物たる所以をみせつけました。
〈特筆年の成績〉
2003年:16勝7敗 奪三振215 防御率2.83 WHIP1.17(ライオンズ)
2006年:17勝5敗 奪三振200 防御率2.13 WHIP0.92(ライオンズ)
2008年:18勝3敗 奪三振259 防御率2.90 WHIP1.32(レッドソックス)
【中継ぎ】
左 杉内
2005年沢村賞、MVP。球種は平均140キロ、最速150キロのフォーシームに、スライダー、チェンジアップ、カーブ。フォーシームは決して早くはないものの、球持ちが良いのが特徴です。そして、杉内の魅力は3度の奪三振王を獲得した奪三振の多さ。2009年シーズン中盤から多投しているチェンジアップを武器に、数多く三振を奪ってきました。国際大会に非常に強く、2009年のWBCでは中継ぎとして5試合に登板し、被安打なし。当然、失点も0でした。
〈特筆年の成績〉
2005年:18勝4敗 奪三振218 防御率2.36 WHIP1.09(ホークス)
2013年:15勝5敗 奪三振204 防御率2.31 WHIP1.00(ホークス)
2012年:12勝4敗 奪三振172 防御率2.04 WHIP0.98(ジャイアンツ)
左 岩瀬
左の救援投手としては間違いなく、歴代No.1です。15年連続50試合以上登板、NPB最多登板(1,002登板)、通算セーブ記録保持者(407セーブ)。最多タイ記録の最多セーブ5回。最速149キロのフォーシームに、スライダー、シュート。スライダーの切れ味は凄く、ジャイアンツ時代の松井ら左打者は手を焼いていました。
〈特筆年の成績〉
2002年:防御率1.06 WHIP0.82(ドラゴンズ)
2005年:2H46セーブ 防御率1.88 WHIP1.03(ドラゴンズ)
2013年:8H36セーブ 防御率1.86 WHIP1.26(ドラゴンズ)
右 千賀
2020年投手三冠、NPB歴代最高の奪三振率11.33を記録。球種は平均153キロ、最速164キロのフォーシームに、フォーク、カットボール、縦スライダーで打者を打ち取ります。特にフォークはお化けフォーク、メジャーではゴーストフォークと評され、まさしく消える魔球。メジャーでもその魔球の威力は存分に発揮されています。育成から一軍定着後、中継ぎで頭角を表したことから、中継ぎで選出しました。
〈昨季と特筆年の成績〉
2019年:13勝8敗 奪三振227 防御率2.79 WHIP1.16(ホークス)
2020年:11勝6敗 奪三振149 防御率2.16 WHIP1.21(ホークス)
2022年:11勝6敗 奪三振156 防御率1.94 WHIP1.06(ホークス)
右 前田健太
2010、2015年沢村賞・最多勝、2010、2012、2013年最優秀防御率。球種は147キロ、最速154キロのフォーシームに、数種類のスライダー、落差のあるカーブ、チェンジアップを投げ分けます。制球力も良く、NPBでの通算与四球率1.90と抜群です。メジャーでは救援で登板することも多いことから、中継ぎで選出しました。
〈特筆年の成績〉
2012年:14勝7敗 奪三振171 防御率1.53 WHIP0.99(カープ)
2013年:15勝7敗 奪三振158 防御率2.10 WHIP0.96(カープ)
2016年:16勝11敗 奪三振179 防御率3.48 WHIP1.14(ドジャース)
右 金子
2014年沢村賞、MVP。球種は平均球速144キロ、最速154km/hのストレート、縦のカーブ、スライダー、カットボール、ツーシーム、チェンジアップ、スプリット、シンカーワンシームと多彩な変化球を投げ分けます。特にチェンジアップは打者を翻弄しました。コントロールが良く、オリックス時代の与四球率2008年から3年連続で1個台でした。晩年、ファイターズ移籍後はイマイチでしたが、中継ぎも経験したことから、中継ぎで選出しました。
〈特筆年の成績〉
2010年:17勝8敗 奪三振190 防御率3.30 WHIP1.12(バファローズ)
2013年:15勝8敗 奪三振200 防御率2.01 WHIP1.00(バファローズ)
2014年:16勝5敗 奪三振199 防御率1.98 WHIP1.04(バファローズ)
右 斉藤隆
メジャーに行ってさらに躍進した右腕。特に2007年はドジャースのクローザーに君臨し、圧倒的な投球を披露。球種は平均152キロ、最速159キロのフォーシームに、スライダー、カーブが中心。特に横滑りするスライダーは、外角に広いメジャーのストライクゾーンに適合し、メジャー通算の奪三振率は11.0と高い数字を残しています。
〈特筆年の成績〉
2006年:2H24セーブ 防御率2.07 WHIP0.91(ドジャース)
2007年:1H39セーブ 防御率1.40 WHIP0.72(ドジャース)
2013年:4H4セーブ 防御率2.36 WHIP1.31(イーグルス)
【抑え】
右 上原
1999、2000年沢村賞。先発として、輝かしい成績を残しながら、2007年以降はクローザーに転向し、レッドソックスでワールドシリーズ胴上げ投手となりました。球種は平均142キロ、最速148キロのフォーシームに、フォークのみ。たまにカットボールなども投げますが、ほぼフォーシームとフォームです。上原の特徴は、その制球力の良さと奪三振の多さです。奪三振率は、NPB 10年間で7.8(クローザー転向の2007年は9.58)、MLB 8年間で10.7と高い値を残しています。しっかりと制球された数種類のフォークで、三振を生み出します。これまででメジャーで最も成績を残した救援投手だと思います。ぜひクローザーに据えたいです。
〈特筆年の成績〉
2007年:4H32セーブ 防御率1.74 WHIP0.82(ジャイアンツ)
2011年:22H 防御率2.35 WHIP0.72(オリオールズ)
2013年:13H21セーブ 防御率1.09 WHIP0.57(レッドソックス)
いかがでしたしょうか?こんな真のドリームチームがみられるWBCがあるといいですね・・・次回、2026年のWBCも侍ジャパンの優勝を期待したいと思います。
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